写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る5位は、宮古島の砂山ビーチ。その名の通り、小高い砂山を抜けたところにビーチがあります。
すぐに海が見えるのではなく、白い砂の道を歩くにつれ、緑の木々越しに徐々に見えてくる独特の光景がなんだかワクワクさせてくれます。碧い海と真っ白な砂浜が見えた瞬間、「うわ〜、キレイ〜、絵葉書で見たのと同じだぁ〜」と思わず声をあげてしまいました。そう、この光景はガイドブックや絵葉書でもよく取り上げられているんですよね。いつも写真で見ていた光景が目の前に広がるとほんとに感動しますよ。
ビーチの左手にある天然の岩のアーチは絶好の撮影ポイント。岩場も多く散策するのも楽しいビーチです。駐車場から砂山ビーチへ向かう途中にある移動式のパーラーで売られている冷たいマンゴージュースもお勧めですよ!(パーラーはいつもいるわけではありません。)
宮古島の絶景ポイントとしては、一番北にある池間島や伊良部島を一望することができる西平安名崎、そして、右に太平洋、左に東シナ海を望むことができる東平安名崎も外せません。特に、東平安名崎灯台からの360度の大パノラマは是非見ておきたい絶景。ここを訪れるならテッポウユリが一面に咲き乱れる春がお勧めです。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る4位は、西表島の星砂の浜。星砂の浜というと竹富島のカイジ浜が有名ですが、西表島にも星砂が採れる浜があります。
星砂が目的の人が殆どで、採られ過ぎて探すのが困難になっている竹富島のカイジ浜とは違い、こちらは比較的簡単に星砂を見つけることができる穴場。竹富島よりも広くて変化に富んだ光景も魅力です。目の前にある緑の無人島とサンゴ礁のグラデーション、遠くの紺碧の海のコントラストが美しく、のんびりと眺めているだけで癒されます。
星砂を採った後は、岩の割れ目や陰に隠れて生息している小さな魚たちを探してみましょう。少し海に入るだけで熱帯魚が泳いでいるのが見えます。シュノーケリングにもお勧めのビーチですよ。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る3位は、石垣島の川平湾。ミシュランガイドで三ツ星に輝いた、石垣島を代表する風光明媚なところです。
時間によって刻々と変化する海の色と周辺の小島が造り出す絶景は、故岡本太郎氏が「いかなる画人のいかなる詩情をもってしても、その表現が困難である」と評したほど。海の青さが微妙に変化していく様はずっと眺めていても飽きません。
意外にも潮の流れが速く遊泳禁止になっているので、ここでの楽しみ方はグラスボートがお勧め。ボートで少し沖に出るだけで珊瑚礁と色とりどりの美しい熱帯魚を間近に見ることができます。沖縄本島にもグラスボートはありますが、私が今まで経験した中では川平湾のグラスボートが間違いなく一番ですね!
実は私、沖縄には何度も訪れてますが、マリンスポーツは苦手なのでダイビングはしたことありません。シーウォークで海に潜ったのが唯一の海中体験。私のように、沖縄が好きでも海に潜るのは苦手という方も多いと思いますが、そういう方には是非川平湾でのグラスボートを体験して欲しいです。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る2位は、久米島のはての浜。東洋一の砂浜だけで出来ている無人島です。メーヌ浜、ナカノ浜、はての浜の3つの砂州が全長7kmも連なっていて、その中のはての浜へボートで渡ることができます。
仲里村の泊港より約20分。島に着くとそこは白い砂浜と海だけの世界。360度の視界を遮るものはなにもありません。唯一トイレがぽつんと建つだけ。海の透明度も抜群。どこまでも透明で、餌を撒くと魚がたくさん寄ってきます。
ここは是非、なんにもせずに、ただぼ〜んやりと海を眺めながら過ごして欲しいですね。これ以上の贅沢はありません。夏は海水浴に来ている人も多いので、砂浜を独り占めして至福のひとときを過ごすならシーズンオフがお勧め。私は12月に一人で訪れましたが、一緒にボートで渡った親子連れ2名以外は誰もいませんでした。
久米島では、県指定天然記念物の畳石がある海も面白いですよ。カメの甲羅のような形の岩が広がる不思議な光景は必見。すぐ近くにある、「バーデハウス久米島」は人気の温浴施設。海洋深層水を100%使ったプールに浸かると体の奥まで癒されます。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る堂々の1位は、宮古島の南西1.5kmに浮かぶ来間島の竜宮展望台から見た光景。
高台にあるところで海のそばでもありません。えっ?ここが1位?とちょっと意外に思われたかもしれませんが、この展望台から望むエメラルドグリーンの海は、今まで私が見てきたどの沖縄の海よりも美しく、間違いなくベストワン!手前の透明な部分から、奥にいくにしたがって深い蒼色に変化していくグラデーションは息を呑む美しさですよ!
来間島は宮古島とは来間大橋で結ばれています。ここを訪れる人は竜宮展望台だけ見て帰る人が大半ですが、それだけでは勿体無いです。来間島の西側には、観光客が訪れることのない静かな隠れビーチがいくつかあります。ちょっと狭い道ではありますが、行かれた方は是非西側のほうまで足を延ばしてみてください。
あ、それと「楽園の果実」という名の小さなカフェもお勧めです。無農薬のマンゴー農園を営んでいるご夫婦が2003年に開店したカフェなんですが、マンゴーを丸々一個使ったマンゴーパフェが絶品!とにかく凄いボリュームで、マンゴーだけでなく自家製のドラゴンフルーツのジャムにヨーグルト、生クリームが合わさっていて、スイーツ好きの私も大満足の一品です。1つ注文して二人で食べるとちょうどいい量ですよ。
来間島からのパノラマを楽しんだ後は、対岸の"東洋一の白い砂浜"と称される与那覇前浜も是非訪れてみましょう。延々と7kmものパウダーサンドの砂浜が続く素晴らしい光景は必見。この与那覇前浜に建っているのが「宮古島東急リゾート」(写真の真ん中辺り)。宮古島の絶景スポットを堪能するならこのホテルがお勧めです。
沖縄離島の海をランキング形式でご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
沖縄本島と離島。どちらの海がより綺麗かというと、やっぱり離島のほうですね。なにより綺麗な海が見てみたい!という方には離島への旅がお勧め。沖縄の離島はたくさんあるけど、どこに行けばいいのか迷ってしまうという方も、この5箇所なら絶対外すことはありませんよ!
さらに、石垣島と宮古島ならどっち?と聞かれると、とにかく海が目的なら宮古島、海以外の楽しみも!ということなら石垣島ですね。
是非、このランキングをご参考に沖縄の離島へ旅してみてください。日本にもこんなに綺麗な海があったのか!と再認識すると思います。
沖縄本島の海については、[MEMO]のリンクにある「隠れビーチにハート!沖縄本島で見つけた絶景の海ベスト5 とっておきの穴場も!」でご紹介していますので、そちらも是非お読みいただければと思います。
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(2025/2/14更新)
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