ホノルル動物園では、ゾウ、ライオン、キリン、シマウマなどの哺乳類のほか、爬虫類、鳥類など905種類もの動物を飼育しています。
園内はとても広いので、歩きが得意でない小さなお子様は、必ずベビーカーを持参した方がよいでしょう。日よけの帽子や日焼け止めもお忘れなく。エントランスでは、2〜3人乗りの幼児用カートやストローラーのレンタルも可能です。
また園内にはスナックや飲み物を販売するマーケットがあり、軽食なら手に入りますが、外からの飲食物の持ち込みもOKです。
設置されているパラソル付のテーブルや、広い芝生、たくさんある巨木の木陰でお弁当を食べるのも素敵ですね。
但し、ゴミは持ち帰るのと、動物に勝手にエサをやったりしないのはお約束です。
芝生の近くには子供のためのプレイグラウンドもあるので、小さなお子様も飽きずに過ごすことができます。
園内には、ハワイの固有種や南国特性の植物がたくさんあります。レフアやククイなどフラダンスの用語で聞くような花々が咲き乱れ、見たこともない奇怪な樹木があちらこちらに生えています。
最初のフラミンゴの池を越えて道なりに進むと、右手に見えるのが写真のミンダナオ・ガムの木です。
フィリピンのミンダナオ島で最初に発見されたこの木は、北半球に生息する唯一のユーカリで、またの名をレインボー・ユーカリといい、幹が七色に輝いています。
人が絵の具で塗ったかと思うほどの見事な色合いは、樹皮が時期を異にしてむけることで変化するそうで、日本にはない珍しい木です。
他にも、中央の広場には、季節になると巨大な実がぶらさがるソーセージの木や、色鮮やかなシャワーツリーなど、植物園かと思うほど素晴らしいトロピカルな大自然が広がっています。
2011年に新しくなったゾウのエリアは、わずか数頭のゾウにはもったいないくらい広々としたスペースが確保されています。
そのせいか、自由に走り回ったり、水浴びをしたり、ゾウ同士がじゃれ合ったりする貴重な姿も見られますが、ちょっと見るには遠すぎる!という人には、「エレファント・エンカウンター」というショーがおすすめです。ショーの中には、子どもたちがゾウにエサをやることのできるアトラクションもあります。
時間は日によって変更する場合もありますので、入園した際に入り口横の掲示板で確認しておきましょう。
動物園の最奥には、アフリカの草原をイメージして作られた赤土の「アフリカン・サバンナ」があります。ここにはキリン、シマウマ、ライオンなど、動物園を代表する生き物が多数棲息しており、自然に近い状態で生活する様子を見ることができます。
背景にそびえるダイアモンドヘッドも迫力満点。のんびり草原を歩くキリンを見ていたら、アフリカのサファリツアーに参加しているかのような気分になれます。
今回紹介しきれませんでしたが、子供たちがヤギなどの動物と触れ合えるケイキ・ズーがあったり、他にも週末に行われるトワイライトツアー、園内でのキャンプなど教育プログラムも盛りだくさん。是非、時間に余裕があれば事前予約して参加されるのも面白いでしょう。
自然に近い状態での展示のため、出てこない動物もいるとは思いますが、それもご愛嬌。日本では味わえない動物園の楽しみ方がここにはあります。
■ホノルル動物園■
151 Kapahulu Ave, Honolulu, Hawai‘i 96815
TEL(808) 971-7171
入場料:大人(13歳以上)$14 子供$6(3歳以下は無料)
開園時間:9時00分〜16時30分
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(2024/4/20更新)
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