雲林禅寺は、萩市街から離れた県道13号線沿いにあります。お寺の門の前から可愛い木彫りの猫の像がお出迎え!このお寺、実は猫にまつわる伝説が残っています。
萩のお殿様であった毛利輝元に仕える長井元房という家臣は、毛利輝元の死に、悲しみのあまり自害。長井元房が可愛がっていた猫も飼い主の死を悲しみ、自ら舌を噛み切り自害しました。それからというもの萩の町には夜な夜な猫の亡霊が現れるので、この雲林禅寺が猫を弔らったところ、町に猫の亡霊が現れることはなくなったそうです。
ちなみに、萩市のゆるキャラ「萩にゃん」が猫のキャラクターなのもこの雲林禅寺の伝説からきているそうです。
猫のお寺だけあってお札や御朱印も猫が描かれており、あまりの愛らしさに集めたりしてなくてもついつい頂いてしまいます。写真のお札は迷子の猫がお家に帰ってくる「帰猫符」というお札。実際にこのお寺の飼い猫も一週間迷子だったのですが、このお札のおかげでケガも無く、無事に帰ってきたという逸話があります。迷い猫でお困りの方はぜひ、頂いてみてはどうでしょうか?
お寺の中には住職の猫コレクションがいっぱい!レトロな招き猫から最新アニメに出てくる猫のフィギュアまである猫コレクションには驚嘆します。
中には古い映画の「怪猫 呪いの沼」といった、猫コレクションなの?と首を傾げてしまうようなものもございます。
山口県出身のチェーンソーアーティストの林隆雄さんによる木の猫の作品が間近で見られます。チェーンソーのみを使い丸太から木の彫刻を作るチェーンソーアート全米のコンテストで2012年、2013年連続優勝してしまう絶技を持ってして生まれた木の猫は、まるで生命が宿っているかのように活き活きとした表情を見せてくれます。
筆者は二度目の訪問だったのですが、前回訪れた時よりも作品が増えていました!机の下や梁の上をふと見ると木の猫が眠っていたりと、見る人の心を和ませてくれます。
山口県の猫寺「雲林禅寺」、ご住職さんも優しい方で温かく出迎えてくれます。これから萩市に旅行に来る予定の方はやや市街地から離れていますが、ちょっと足を延ばして行く価値有りのお寺です。
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(2024/10/14更新)
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