猫博物館はアムステルダム中心部にある古い建物の1・2階を使っています。
着いてみると、「えっ、ここ…?誰かのお家なんじゃないの?」と思ってしまうほどこぢんまりとしています。
ヨーロッパでは古い建物に改築を繰り返し何百年と住み続けますが、ここの博物館の建物も17世紀のもの。現在のオーナーも、同じ建物内に住んでいます。
入り口の看板は出ていますが、通りすぎてしまわないように注意!
こちらにシッポを向けて歩く黒猫のマークが目印です。
6ユーロ(日本円で約800円)を払っていざ入館。写真は博物館の中です。
17世紀のヨーロッパらしい装飾が施されている内装のお部屋の壁には猫のポスターがたくさん。
現代的アート作品もあれば、ピカソやレンブラントのような有名画家の作品もあり、特に時代や様式の統一はなくとにかく猫がテーマとなっている作品が展示されています。
ポスターや絵画、彫刻、ガラス細工、さらにはアニメ放映などまであり、子供から大人まで楽しむことができます。
アメリカの1ドル札に印刷されているこちらの猫ちゃん。
モルガンくんという名前で、博物館の創設者マイヤーさんのかつて飼っていた猫です。
彼の15歳の誕生日にマイヤーさんがプレゼントとして作ったこちらの「お札」は、数多くの展示物の中でも一際目立っています。
ちなみにモルガンという名前はアメリカの大統領のJ.P.モルガンからとっているそう。
そして本物のお札には「In God We Trust(我らは神を信ずる)」と書いてありますが、こちらには「We Trust No Dog(我らは犬を信じない)」に変わっています…猫の犬嫌いは全世界共通なんですね。
猫の絵、写真、彫刻だけではありません。本物の猫もいます!
一匹ではなく数匹いるようですが、このように博物館の中を自由に散歩している時もあれば、棚の上に座っていたり、椅子の上で寝ていたり。
猫はきまぐれ。たまに一日中寝ていて全く起きない日もあるそうです。
特に冬は、窓際の暖房の上で丸まり暖を取っている時が多いとか。
そのような時は起こしたりせず、「作品」として静かに見守ってあげましょうね。
出口には小さいミュージアムショップもあり、おみやげを買うことができます。
博物館オリジナルのグッズはあまり置いていませんが、猫に関連する本や、博物館に展示してある作品のポストカードやポスターをゲットすることができます。
おしゃれなデザインのポスターを家に飾れば、常にヨーロッパ気分?!
ちなみに、写真の猫ちゃんは非売品ですのでご注意を(笑)。
いかがでしたでしょうか。
ご紹介した1ドル札の猫のようなユニークな作品もあれば、有名画家の絵なども展示されているので、老若男女問わず猫好きでない人でも十分に楽しむことができます。
世界中の旅行者だけでなく、地元の人も癒されに訪れる猫博物館。
アムステルダムに行った際には是非立ち寄ってみてください!
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(2025/2/10更新)
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