「シュトゥルム」で乾杯!秋限定・究極の飲みモノ(東オーストリア)

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「シュトゥルム」で乾杯!秋限定・究極の飲みモノ(東オーストリア)

「シュトゥルム」で乾杯!秋限定・究極の飲みモノ(東オーストリア)

更新日:2014/10/03 12:41

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

良くも悪くも日本では世界中の逸品が手に入ります。旅先でその土地ならではのモノ、日本未上陸のモノを探すことが困難になってきた昨今、「シュトゥルム」は貴重な飲みモノといえます。季節と土地がピンポイントで限定されるからです。

「シュトゥルム始めました。」この看板を見たら注意です!

「シュトゥルム始めました。」この看板を見たら注意です!

写真:小谷 雅緒

少し大げさですが、イメージとしては「冷やし中華始めました。」あるいは「ヱ○スあります。」

東オーストリア一帯はワイン生産が盛んで、そのワインのほとんどが白ワインです。

8月下旬から10月下旬にかけて、東オーストリアのワイン居酒屋(ホイリゲやブーシェンシャンクというジャンル)、カジュアルなレストラン、カフェなどの飲食店では「シュトゥルム××euro」という看板や張り紙が現れます。

これが出始めると、秋が来たということを実感します。

魅惑の飲みモノ「シュトゥルム」の味は・・・

魅惑の飲みモノ「シュトゥルム」の味は・・・

写真:小谷 雅緒

ブドウを絞り、ブドウジュースが発酵を始める直前のモノをMostと呼び、そこから発酵が進むとSturmと呼びます。要はブドウジュースとワインの中間、シュトゥルムは濁り酒です。

オーストリアのワインのほとんどが白であるため、シュトゥルムも何も注意書きがなければ白ですが、シュタイヤーマルク州ではロゼワイン「シルヒャー」が名物で、ロゼのシュトゥルムもあります。

半発酵状態なので、アルコール度はビール程度かビール以下、炭酸も多少含み、さわやかな甘さが魅力です。たいへん飲みやすいので、ついつい2杯、3杯となりますが、飲みすぎは禁物です。特に、旅行中では・・・。

必読!シュトゥルムをおいしく楽しむための注意

必読!シュトゥルムをおいしく楽しむための注意

写真:小谷 雅緒

現地でしか手に入らない究極の飲みモノであるシュトゥルムは、旅(長距離移動)ができない特徴があります。それは、ワイン完成に向けて、常に発酵し続けているからです。その威力は恐ろしく、シュトゥルムが入ったビンの蓋やコルクを押し上げるほどです。きつく栓をすると、ガスがたまり、ビン自体が爆発する可能性があります。

つまり、たくさん飲むと、おなかの中でも発酵が続き・・・おわかりですね?せいぜい1日2杯までに収めておくことをお勧めします。(※筆者も未知なる領域にトライしたことはありません。旅先ではこわいもの・・・。)

写真のようなワイン販売所(飲食部門はない)でも、持ち帰り用のシュトゥルムを販売してくれますが、持ち運びはせいぜい90分が限度です。(※筆者の実体験に基づく情報。)

何物にも代えがたい味!一度飲んだら味の虜に・・・

お酒が苦手な人でも、シュトゥルムは人気で、毎年この時期を楽しみにする、魅力的な飲みモノです。

シュトルムは刻々とその味を変えていくので、同じものに出会うことは難しいでしょう。店や場所によって少しずつ味の異なるシュトゥルムを飲むことは楽しいものです。

シュトゥルムを販売できるのは、ワイン生産地区周辺と限定されます。幸いにも首都ウィーン市もワイン生産地区です。だから、都市にいながらシュトゥルムを楽しむことがでいます。

秋の東オーストリアを訪問するなら、ぜひ試してください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/22 訪問

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