写真:bow
地図を見る2014年は「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されて20周年!それを記念して開催されるのが、アートアクアリウムアーティスト・木下英智がプロデュースした「アートアクアリウム城 〜京都・金魚の舞〜」です。
気付きましたでしょうか、”城”の文字!全国各地で開催され話題となっている「アートアクアリウム」、実は今回の会場はなんとユネスコ世界文化遺産・二条城なのです!
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地図を見る過去最大規模で繰り広げられる『アートアクアリウム城』。そのテーマは“REAL JAPAN の再興と発信”!金魚や鯉を中心とした「和の世界のアートアクアリウム」は通常非公開の夜の時間帯と、国宝でもある元離宮二条城内、そして一般非公開エリアの二の丸御殿中庭などを舞台とした初めての屋外展示と、夜間に限定した展示というまさに特別企画の目白押し!
また、今回は金魚だけでなく、着物など京都が誇る日本の伝統産業を現代アートとして甦らせた「江戸桜ルネッサンス」を融合させた世界が繰り広げられるのです。
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地図を見る日本独自の『金魚』という観賞魚。人の手で生み出され、改良が重ねられてきたという特異な歴史を持つ金魚をアートとして魅せる工夫が随所に施されています。日本全国を感動の渦に巻き込んだ「アートアクアリウム」。その真髄をまずは存分に堪能してみましょう。
地球をイメージした直径1.5mの球体水槽の中を錦鯉が泳ぐ「アースアクアリウム・ジャポニズム」をはじめ、水槽に京都の伝統工芸品「京友禅」の着物を埋め込み、3Dプロジェクションマッピングで着物の柄を投影する「キモノリウム」など、見ているだけでため息の出る仕掛けのオンパレードです!
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地図を見る見過ごしてしまいがちなのですが、そのハイレベルな水質管理や金魚たちの健康管理が当たり前のようにされている点も注目してみたいポイントです。5000匹を超えるというの数の金魚たちがいるにもかかわらず、調子の悪そうな金魚が見当たらないというのは凄いことだと思います。
これに関してはプロデューサーの木村英智氏も「発想や表現に注目が集まりがちなアートアクアリウムだが、その前にある魚を生かす知識と技術が自慢」と語っています。
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地図を見るそして、今回の「アートアクアリウム城」の一番の見どころといえば、アートアクアリウムの代表作品である「花魁」の前で毎夜繰り広げられる『アートアクアリウム城 特別公演 “京都・金魚の舞”』です!
メイン会場となる中庭に、今回のために朱塗りの大やぐらを建設するほどの力の入り様!その特設会場で劇団荒城(こうじょう)の花形・荒城蘭太郎が狂おしく、妖艶な舞を披露するのです!『花魁』の前で『花魁』が舞う!その姿には『究極的な日本の美意識が感じられる極上の時間を提供する』という主催者の意図を痛いほど感じることでしょう。
なお、この舞は会期中毎夜18:00・19:00・20:00・21:00の1時間ごとの上映となっています。上映前は中庭舞台前は混み合います。いい場所で見たいなら早めに行っておきましょう。
そんな見どころいっぱいの「アートアクアリウム城」ですが、開場から早い時間帯は混み合う傾向があるようです。比較的長い開催時間が設定されているので、遅い目の入場の方がゆっくりと楽しめるようです。
また、夜間限定で開催される「アートアクアリウム城」は会場を出たところで京都の酒蔵が日本酒バーを展開!毎夜日替わりで蔵元も来ていますので日本酒ファンにはぜひ立ち寄って欲しいポイントです。その他、京都の老舗がコラボしたお茶席など、展示を見終わった後もお楽しみがいっぱい!ぜひ最後まで堪能してみて下さい。
アートアクアリウム城〜京都・金魚の舞〜
■期間 2014年10月24日(金)〜12月14日(日)
■時間 17:00〜22:00(最終入場21:30)
■料金 一般1500円 子供(小学生以下)1000円 3歳以下無料
■問い合わせ 050-5542-8600
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この記事を書いたナビゲーター
bow
京都生まれ、京都育ちの生粋の京都人です。仕事で全国を飛び回り、京都の良さを再認識したため、京都の観光に携わる仕事をしています。全国を旅した経験と、観光業界に生きる人間としての視点、更には京都人ならでは…
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