ペトラ遺跡は、アンマンより南に190キロの場所に位置しており、アンマンからはジェットバスというツーリストバスで3時間程度で行くことができます。
ぺトラ遺跡はナバテア人の偉大な王の墳墓として 1 世紀初頭に造られたもので、砂に埋もれたこの遺跡が発見されたのは19世紀になってから。それまでは地元の商人だけに知られる秘密の場所でした。
ぺトラとはギリシャ語で「岩」を意味し、その名の通りこの遺跡群は柔らかい岩を削って作られています。
一日歩き回っても回りきれないほどの広大な土地に巨大な砂岩がそびえ立ち、その中に岩をくりぬいて造った多くの建物群がぽつぽつと存在しています。
遺跡の入り口から10分ほど進むとシークという狭い岩の裂け目が見えてきます。狭い道の両側の切り立った崖の高さは60〜100mにも達し、左右の岩壁に押しつぶされてしまいそうな圧迫感!!
道幅も狭く、馬車が一台通れるくらいの幅の場所もあります。約1.5qの狭いこの通路を通ってすべての遺跡群の中に入っていきます。
シークの出口に到着すると、目の前に宝物殿「エルカズネ」が姿を現します。
映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」に聖杯の隠された遺跡として登場するのがここ。
自然の岩をそのまま掘ってできた大規模な建造物の姿に圧倒されること間違いなし!
「エルカズネ」はペトラ遺跡の中でも一番有名で、ピンク色の切り立つ岩壁を削って造られた神殿は微妙な光の加減によって1日に50色ものバラ色を見せるとも言われています。
「エルハズネ」を越えて進むととたくさんの遺跡群が目に飛び込んできます。ペトラ遺跡の岩は柔らかく、砂岩で容易に彫れるので神殿が600もあると言われています。大きさは様々ですが何気なく目を向けた先にちょっとした神殿や人を象った偶像を見ることができます。
広大な遺跡は一日歩き回ってもすべてを見ることはできません。それだけ広大な土地にあるとされているぺトラ遺跡ですが、公開されているのは全体の1パーセントほどだとか!!
ペトラ遺跡内への電動車両の乗り入れは基本的に禁止されていますが、高齢者や身体が不自由な人は、遺跡入口付近にある観光案内所で許可書を発行してもらうと馬車でペトラ内部を観光することができます。
また観光客用に遺跡の内部のいたるところにロバやラクダの乗馬ポイントがあるので疲れた時にはラクダやロバを使って観光するのもおすすめです。岩場も楽々と登ってくれるロバは、時間のない観光客のとても人気です。
その圧倒的なスケールと迫力は写真だけではお伝えできないのが残念です!
一度は直接見てみたい!と思わせてくれる大遺跡群。
きっとそのスケール感に驚くこと間違いないでしょう!!
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(2024/12/14更新)
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