写真:東郷 カオル
地図を見る登別温泉で最も有名な観光名所は地獄谷と言っても過言ではないでしょう。山肌には多数の湧出口や噴気孔があり、硫黄の香りが漂います。大地のパワーを直接感じることのできるこの場所は、外国からの団体客に大人気のスポット。日本語よりも中国語や韓国語が多く飛び交い、平日でも大変な賑わいを見せています。
少ないながらも日本人観光客もちらほら。彼らはあまり地獄谷には長居せず、散策路を奥へと進んでいきます。地獄谷周辺は何本もの散策路が整備されており、大正地獄や大湯沼・奥の湯などの見どころを、森林浴を楽しみながらのんびりと巡ることができます。
ちなみにこの地獄谷の入口は温泉街から歩いてアクセスできる距離にあります。車で行くと駐車料金が500円かかりますので、温泉街にお泊りの方は歩いてアクセスするといいでしょう。
写真:東郷 カオル
地図を見る地獄谷入口の案内所「登別パークサービスセンター」で散策マップがもらえますので、散策するつもりの人は入手しておくと便利です。もしマップがなくてもあちらこちらに案内板や立札がありますので、その都度案内板で確認しながら歩くこともできます。
散策路奥には天然の足湯があり、誰でも自由に利用できます。写真のように本来は水が流れているはずの川を流れているものは、天然の温泉。この川は大湯沼から流れ出た源泉で、季節や天候によってお湯の温度がかわることがあるので利用する際は熱すぎないか注意しましょう。
写真:東郷 カオル
地図を見る大湯沼川天然足湯は人が腰かけられるように整備されていますので、川の縁に座るとちょうど良い具合に足を浸すことができます。一部整備されきっていないエリアもありますが、混雑した時は気にせず皆そこに座って足湯を楽しみます。
ビニールや新聞などお尻の下に敷くものを持参するのがおすすめですが、お尻の下に敷くマットも用意されています。数が少ないのでおそらく早い者勝ちな感じです。タオルは必ず持参しましょう。
この天然足湯には、地獄谷で見かけた団体客は全くおらず、ほぼ日本人の個人旅行者。集合時間があって散策時間が制限されている団体客はここまで入っては来られないようです。ゆっくり登別を楽しみたい方にはおすすめの場所です。
写真:東郷 カオル
地図を見るこの大湯沼川天然足湯から3〜4分ほど進むと、一般道に出ます。来た散策路を引き返すのではなく、一般道から温泉街に歩いて帰るのも一つの方法です。一般道への道の途中にある川では、先ほどの温泉の川と普通の水の川とが合流していますので、色の違いを見ることができます。
人気の温泉地はどこでも、団体客がつきもの。時間をずらしたり名所の中心地を外すと、意外とゆっくりと楽しむことができることも。登別温泉はまさにそんな観光地です。大型バスの駐車場に近い地獄谷は混雑していても、散策路奥は比較的空いていますので、時間の許す方は散策路奥の大湯沼川天然足湯をお楽しみください。
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(2024/9/16更新)
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