木は気に通じる!いわき市の知られざるご神木パワースポット

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木は気に通じる!いわき市の知られざるご神木パワースポット

木は気に通じる!いわき市の知られざるご神木パワースポット

更新日:2014/10/14 14:28

Naoyuki 金井のプロフィール写真 Naoyuki 金井 武蔵国ナビゲーター、歴史探索ブロガー

パワースポットとは霊的な力が満ちているとされる場所で、そのなかでも特にご神木は「木は気に通じる」と言われて大人気です。
今回は、福島県いわき市の数あるご神木の中から、貴重で特徴のあるご神木をご紹介します。
どのような気を感じるかは、あなた次第ですが、運気上昇・開運祈願に復興著しい東北の地で、元気パワーをいただくのはいかがでしょうか。

龍の住む、ご神木パワースポット

龍の住む、ご神木パワースポット

写真:Naoyuki 金井

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いわき市の名港・小名浜地区にある「住吉神社」は、全国に約600社ある住吉社とは異なり、祭神は同じながら大阪の住吉本社から分社したものではなく独立した神社で、全国住吉七社の一社といわれています。
それ故、由緒も正しく、西暦100年前後に東北の総鎮守として創建され、延喜式内では東北一社と記載されており、朝廷や幕府から手厚く保護を受けてきたのもその現われです。祭神は住吉三神といわれた「海の神」で、交通安全、厄払いなどのご利益がいただけます。

その社殿の前に祀られているのが、ご神木「臥龍銀杏」で、龍が伏せたように見えることからこう呼ばれています。
樹齢は600〜1000年と言われる老木です。現在、幹は空洞で表皮だけで生きているので、これ以上大きくなることはありませんが、毎年春から秋に沢山の葉をつけるので、その重みで倒れないよう枝打ちをしているのです。
老木ながら生命力のシンボルのような「臥龍銀杏」の気を受け止めてみてください。

アクセス
所在地:福島県いわき市小名浜住吉字住吉1
最寄駅:JR常磐線泉駅から徒歩43分(3.5km)

永久に誓う、ご神木パワースポット

永久に誓う、ご神木パワースポット

写真:Naoyuki 金井

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いわき市の中心地・平地区にあるのが「出羽神社」で、鎌倉時代初期の1207年に大物忌神を主神とし、月山・湯殿山・羽黒山の出羽三山の神々を祀っているという、これだけでも恐るべし山形パワースポットです。
江戸時代には、正一位羽黒大権現の神階を受け、明治期には郷社に列格する由緒正しき神社で、大物忌神は倉稲魂命と同一視されていることから、穀物の神として開運、商売繁昌などのご利益があります。

この境内にあるのが、ご神木「相生の柏槙」です。
柏槙(ビャクシン)とは、ヒノキ科の常緑針葉樹で、1つの根本から2本の幹が生まれ育っている非常に珍しい姿から、夫婦が寄り添い共に長生きする様を象徴しているのです。
ご夫婦は勿論のこと、カップルにも参拝していただき、永遠なる気をいただいてください。
ただし、老木になると幹がねじれる性質も持っていますので、くれぐれもひねくれた性格にだけには、ならないようご注意ください。

アクセス
所在地:福島県いわき市平中神谷字石脇197
最寄駅:JR常磐線草野駅から徒歩22分(1.8km)

自然の誇る、ご神木パワースポット

自然の誇る、ご神木パワースポット

写真:Naoyuki 金井

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もう一社、平地区にあるのが「佐麻久嶺神社」で、社殿によれば704年に創建されていますが、正式には延喜式内の磐城七社の一社と記載されている、こちらも由緒ある名刹です。
祭神は五十猛神で、林業の神として信仰されています。また土の船を作り海を渡ったことから、造船、航海安全、大漁の神とも言われ、現在は、商売繁盛、開運招福としてご利益があります。

この神社の特徴は、樹林で覆われていることで、常緑広葉樹が大部分を占める中、針葉樹や落葉樹も混じっている貴重な林であるだけでなく、植林されたものではなく太古から自然に茂っていた樹林であることから「佐麻久嶺神社社叢」として市指定天然記念物に指定されています。
その中で一際存在感を示しているのが、ご神木「御神木大杉」です。
樹齢1000年で、樹高21メートルを誇る市内最大の巨木です。勿論、植樹されたものではありませんので、太古から宿る気を存分に享受していただけるものと思います。

アクセス
所在地:福島県いわき市平中山宮下81
最寄駅:JR常磐線いわき駅から徒歩38分(3km)

4倍の気が溢れる、ご神木パワースポット

4倍の気が溢れる、ご神木パワースポット

写真:Naoyuki 金井

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いわき市の海岸沿いの勿来地区にあるのが「中田八坂神社」で、社殿によれば大同元(806)年、征夷大将軍坂上田村麻呂が戦勝祈願のため勧請したと言われています。
江戸時代には、祭神が素箋鳴尊であったことから、神仏習合により牛頭天王宮となりますが、明治期になり「中田八坂神社」と改称されました。
したがってご利益は、八坂神社同様、厄除け・疫病退散・商売繁盛と言ったところです。
現在は、勿来八景の一つになっていますので、秋月を愛でながらの参拝も風情のあるところです。

その社殿の裏手に祀られているのが、ご神木「夫婦杉」です。
出羽神社の「相生の柏槙」と同様、根は1本ながら途中から2つに分かれているのですが、驚きなのはそれが2本(2セット)あるということです。
変異ともいえる形態が隣合わせに存在すること自体、神秘的な力のパワースポットと言えるでしょう。
どちらもご神木ですので、ここではカップルやご夫妻で、是非4倍の運気上昇の気を感じていただきたいものです。

アクセス
所在地:福島県いわき市錦町宮の前2
最寄駅:JR常磐線勿来駅から徒歩17分(1.3km)

歴史を受け継ぐ、ご神木パワースポット

歴史を受け継ぐ、ご神木パワースポット

写真:Naoyuki 金井

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最後は同じ勿来地区の「御宝殿熊野神社」。何か特別な熊野神社のように思われますが、“御宝殿”と言うのは単なる地名にすぎません。しかしそれだけでパワースポットの様相を感じさせます。
かつて霊験あらたかなることから菊田庄司という人が刀剣を鋳造して熊野神社に奉献して以来、御宝刀殿大権現として崇敬されたことに由来し、「御宝刀殿」→「御宝殿」となったのです。
由緒は、中田八坂神社とほぼ同様、大同2(807)年、紀州熊野の新宮より分霊され、その後、810年に現在の地に遷座しました。
特に重要無形民俗文化財の指定されている例祭での稚児田楽は必見です。

境内にあった、ご神木「市指定天然記念物 熊野神社の大ケヤキ」は推定樹齢800年の大樹でしたが、昭和50年の火災で枯れたため伐採され、そのご神木を売った財源は社殿の造営・境内整備に当てられたのです。
したがって現在そのご神木はありませんが、辛うじて残ったもう一本の市指定天然記念物・樹齢300年の大ケヤキが、ご神木として受け継いでいます。
往時のご神木パワーを偲び、伝統の気をたっぷりいただきましょう。

アクセス
所在地:福島県いわき市錦町御宝殿81
最寄駅:JR常磐線植田駅 から徒歩15分(1.2km)

最後に

いわき市のご神木パワースポットはいかがでしたか。
今回は、風雪に耐えた歴史、自然のままの環境、珍しく貴重な姿、そして受け継がれた力といった曰くつきのご神木をご紹介いたしました。
まだまだ面積の広いいわき市には様々なパワースポットが存在しますが、いわき市の復興パワーと共に、まずは「木は気に通じる」ご神木パワーを感じてみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/01/14−2014/09/20 訪問

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