写真:舟津 カナ
地図を見る「昭和ロマン蔵」は、野村財閥が昭和時代に米蔵として使用していた農業倉庫を再利用してオープンした施設です。建物自体も昭和の雰囲気がありますが、一歩中に入ると「懐かしい♪」と声が出てしまうほど。昭和の香りがプンプンします。
この施設は男心をくすぐる、駄菓子やおもちゃがぎっしり並ぶ「駄菓子屋の夢博物館」、ほっこりする温かい絵本が展示されている「昭和の絵本美術館」、“ALWAYS 三丁目の夕日”のような昭和の世界を体感できる「昭和の夢町三丁目館」に分かれています。
写真:舟津 カナ
地図を見る所狭しと並ぶ駄菓子屋のおもちゃ。その数は5万点を超えるとのこと。入り口には鉄人28号が出迎えます。博物館の中はオート三輪やミゼット、レトロなポスターが貼られ、昭和そのもの。奥に進むとカラフルでかわいい駄菓子のおもちゃがずらり。ショーウィンドに並ぶ姿は圧巻です。
おもちゃだけでなく、昭和の時代の居間を再現したコーナーもあり、テレビやちゃぶ台が置いてあります。ここで記念写真を撮り、白黒にすれば昭和風レトロ写真の出来上がりです。
写真:舟津 カナ
地図を見るここは室内に民家、商店、教室が再現された「ミニ昭和の町」です。
有料の民家ゾーンは体感しながら楽しめるさまざまな仕掛けが施してあります。
たとえば、井戸のポンプを押すと水が出てきたり、五右衛門風呂に入れば鼻歌が聞こえてきたりと。いろいろな仕掛けを探しながら見ると楽しいですよ。
そのほか、車屋や洋装館がある商店ゾーンや、昭和の教室を再現した教室ゾーンもあります。
写真:舟津 カナ
地図を見る商店街の「昭和の町」通りはタイプスリップしたかのような、昔懐かしい商店がずらり。
商店の看板ひとつにしても昔風に右から左にかかれたものがあったり、縦書き看板があったりと歩くだけでも楽しめます。駄菓子屋もあり、10円や20円で買っていたなつかしいお菓子やくじ引きなどに再会できます。
「昭和の町」の中にあるレストランのひとつ「ブルヴァールBOULE VARD」では学校給食メニューを提供しています。アルミの容器と牛乳ビンは学生時代を思い出させてくれます。
そのほか、ソバ処として知られる国東半島。おいしいソバのお店も多いですよ。
週末には昭和32年式のボンネットバスが運行しており、ミニ周遊を楽しめます。
豊後高田市観光協会のウエブサイトで「昭和の町」散策マップがダウンロードできます。
訪問する前に見ておくと一層昭和の町並みを楽しめるでしょう。
そのほか、国東半島には富貴寺や熊野磨崖仏など見所がたくさん。
ドライブコースとしてもおすすめの場所です。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
舟津 カナ
10年間、旅行会社に勤務。その後、そのノウハウを活かし編集プロダクションで日本旅行協会の会報誌、政府観光局のパンフレットやウエブの編集、執筆を担当。取材先を選定し、一眼レフカメラを片手に取材をしていま…
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