港町・酒田で豪商気分!夢二や舞娘さんに出会える「相馬樓」

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港町・酒田で豪商気分!夢二や舞娘さんに出会える「相馬樓」

港町・酒田で豪商気分!夢二や舞娘さんに出会える「相馬樓」

更新日:2014/10/24 12:54

たまや 瑞のプロフィール写真 たまや 瑞 セラピスト

江戸時代、米や紅花などの北前船交易により、山形県の酒田は豪商たちが名を連ね賑わいをみせていました。当時の豪商たちが贅の限りを尽くして取り入れた上方の文化、芸術など、今なおその面影を街のあちらこちらに見ることができます。今回は、その贅の限りの文化をそのまま残したともいえる「相馬樓」をご紹介します。可愛い舞娘さんの踊りを見て、夢二も見て、入樓料「1000円」!行かなきゃ損ですよ!

多くの文芸人に愛された高級料亭「相馬屋」

多くの文芸人に愛された高級料亭「相馬屋」

写真:たまや 瑞

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もとは「相馬屋」という名前で、江戸時代より酒田を代表とする料亭として使われており、多くの政治家、文芸人に愛されておりました。残念ながら、明治27年に火災で焼失し、残った土蔵を取り囲んだ形で建てなおされております。平成8年に国の登録文化財建造物に指定されましたが、一旦、料亭としての歴史は幕を閉じます。その後、新田嘉一氏が樓主となり、改修が行われ、平成12年「舞娘茶屋 雛蔵畫廊 相馬樓」として、気軽に立ち寄れる観光施設として蘇りました。

建物も調度品も全てが芸術品!

建物も調度品も全てが芸術品!

写真:たまや 瑞

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平成12年、戯遊詩画人”泉椿魚(いずみ ちんぎょ)”氏により、修復工事のプロデュースがなされ、新しい息吹が吹きこまれました。改修後は、山形が誇る紅花を彷彿とさせる赤色を基調として、なお一層、古き建物のよさを引き立てています。

前身の料亭時代に使用されていた調度品は、今なお、この建物内に惜しげもなく飾ってあります。特に、3月のお雛様の時期は、蔵にしまわれている北前船交易でもたらされた京都の享保雛や御所人形などが展示され、一層華やかになります。他にも、犬飼毅が相馬屋あてに書いた書画など、聞けば驚くような芸術品がさりげなく飾ってあるので、見落としのないようご覧になってくださいね。

ここでしか見られない竹久夢二がある!

ここでしか見られない竹久夢二がある!

写真:たまや 瑞

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相馬樓の敷地内には『竹久夢二美術館』が併設されていて、夢二の肉筆画や版画などの作品を展示してあります。竹久夢二は明治から大正にかけ東北地方を訪れ、特に酒田は気に入った様子で3度の滞在をしています。その時に、夢二が相馬屋を訪れた時に贈ったという、ゆかり深き作品の肉筆画「からふねや」をはじめ、ここには他では見ることのできない夢二の世界があります。

夢二が撮影した美人写真とそれを基に描かれた美人画!これは、この美術館の名誉館長を夢二のお孫さんがされていらっしゃることで、代々受け継いでこられた夢二の作品を展示することができたのですね。写真を基に忠実に、女性の内面を写真以上に描き出している夢二の世界を堪能してください。

目の前で舞娘さんが舞う姿に酔いしれるひととき

目の前で舞娘さんが舞う姿に酔いしれるひととき

写真:たまや 瑞

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北前船により、京の文化が酒田に入り、今なお残り続けているのが舞娘さんです。相馬樓の舞娘さんは、’その場を華やかにする舞う娘’という意味合いで「舞娘」と書きます。酒田舞娘は現在4名。この貴重な存在の舞娘さんに、相馬樓では、時間が合えば玄関をくぐった瞬間からお目にかかれますよ。

何と言っても、1000円の入樓券付き舞娘演舞観賞券で、樓内と夢二美術館を観覧した上に、大広間で舞娘さんの踊りを見ることができる”太っ腹な相馬樓のおもてなし”には驚きの連続です!

毎日、14時からの舞娘さんの演舞は酒田甚句など、3つで20分程度。演舞鑑賞のあと、酒田舞娘との記念撮影ができるというサービスには嬉しい限り!
休樓日を除く毎日午後2時より舞娘演舞観賞ができます。

※原則として、館内は一切撮影禁止です。

お茶を飲みながら豪商気分にひたってみる

お茶を飲みながら豪商気分にひたってみる

写真:たまや 瑞

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受付の隣の部屋がくつろぎ処となっていて、珈琲やお抹茶などをいただくことができます。舞娘さんの時間がある時は、お抹茶を舞娘さん自らがたてて運んできてくださるので、美味しさが倍増。こんなに間近に舞娘さんを見られるなんて感動ものですね!
また、このくつろぎ処に面している中庭を通して、以前の料亭の造りを見ることができます。往時の豪商や文化人になったつもりで、是非、こちらで寛いでみてくださいね。

建物随所に粋な計らい

酒田にはかつての繁栄を偲ばせる場所がたくさんあります。しかし、この相馬樓は偲ぶというより、現代においても、かつての賑わいを体感できる唯一の場所。まるで、歴史の産物の玉手箱のようです。これは、相馬樓に行ってみないとわからないですよ。
是非、酒田観光の一つに入れてくださいませ。

セラピスト たまや 瑞の*旅の薫香*
 舞娘さんの艶やかな出で立ち、相馬樓の佇まいを精油で表現すると

*ネロリ・シダーウッド*

それぞれ1滴ずつ、ディフューザー等に垂らしてお楽しみくださいね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/22 訪問

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