鳥取砂丘の砂で作った巨大な像に圧巻、横浜「砂の彫刻展」

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鳥取砂丘の砂で作った巨大な像に圧巻、横浜「砂の彫刻展」

鳥取砂丘の砂で作った巨大な像に圧巻、横浜「砂の彫刻展」

更新日:2014/10/02 17:49

ヒロコのプロフィール写真 ヒロコ フリーライター

世界各地の砂のアーティストが横浜に集結して作った、迫力満点の砂の芸術品が期間限定で見られます。作品は、中国、韓国、日本を代表するあの、有名な名所をモチーフにした「砂と水だけで作られた彫刻」です。2014年11月3日の閉館まであとわずか。まだ間に合う、間近で「砂の彫刻展」の迫力を体感してみてください。

中国の象徴、万里の長城が砂で再現された!

中国の象徴、万里の長城が砂で再現された!

写真:ヒロコ

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会場を入ると、お迎えするのが、2メートルは優に超える竜と鳳凰の砂像2対。そして、竜門を越えると、目の前に飛び込んでくるのが、巨大な彫刻の「万里の長城と秦の始皇帝の物語」です。

中国ゾーンでは、高さ約3メートル、横約6メートルの規模で、中国を象徴する世界遺産が砂で作られ展示されています。作品は、万里の長城の前に座る始皇帝、そして始皇帝の墓を守るために墓の周囲に置いた兵馬俑、紫禁城や天壇など。

作品は、砂と水しか使わないで作ったというのが不思議なくらい、見た目は、木や金属で作った彫刻と同じなのです。砂の塊を水を使って固めながら、彫り上げていってできたのが、今回の作品なのだとか。使った砂の量は、約700トンというのにも驚きです。

中国ゾーンで注目したいのは、万里の長城の階段です。うねりながら頂上に行くにしたがって小さくなっていく階段の彫り込みは、圧巻です。また、始皇帝はじめ7人の兵馬俑の表情も目を凝らして見てください。誰一人同じ顔はなく、さすがに始皇帝だけは、中国を統一した王らしい、恐ろしく凄みを入れた顔つきに作られています。スケール感の中に、繊細な技が見え隠れしているのが、見どころです。
竹藪も見落とさないで。小さなパンダが見えますよ。

大王の衣服の模様から指の先まで細かな彫り込みに注目

大王の衣服の模様から指の先まで細かな彫り込みに注目

写真:ヒロコ

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韓国ゾーンは、「世宗大王とハングルの始まりの物語」の世界が楽しめます。ハングル文字を生み出した李氏朝鮮の4代国王、世宗大王や、通貨「朝鮮通宝」、南大門や城門が、高さ3メートル、横5メートルの空間に展開しています。
大王の衣服の細かな刺繍模様や、大王の微笑む表情、大王の指の爪、王妃(?)の髪型など1、2センチの細かなレベルまで彫り込まれていて、そのすご技に感動すら覚えるはずです。均一に彫り込まれた南大門の屋根瓦や、外壁の凹凸など、流れるような立体的な美しさが表現されているので、ぜひ、細かな部分を見逃さないでくださいね。

教科書で見た黒船とペリー提督そっくりの作品

教科書で見た黒船とペリー提督そっくりの作品

写真:ヒロコ

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韓国の反対側が日本ゾーンの「ペリー来航と開国の物語」です。世界遺産の富士山をバックに、左に日本開国時代の黒船とペリー提督、右に開港当時の横浜の様子が一つの作品に収められています。教科書で見たペリーにそっくりの顔が、砂像に再現されているのには驚きです。ペリーと乗組員全員の顔を見ると、皆、西洋人の彫の深さになっていることに気が付くはずです。
また、富士山の裾野に広がる風景だと思っていたものが、よく目をこらして見ると、小さな民家の集まりなのです。
作品をさっと見て回ると、「何だたったの3作品だけ」と感動は薄いかもしれませんが、細部の技に見る価値があることをお忘れなく。驚きの連続ですよ。

ミニ鳥取砂丘のコーナーで砂像制作の体験も

3つの作品の制作に携わったアーティストは9人いるのだそうです。物足りない感がある人はぜひ会場に流れるメーキングを見てみると、アーティストのあくなき探求心と果てしない労力に、感動を覚えるはず。
会場にはミニ鳥取砂丘のコーナーもあって、砂像制作が体験できますよ。夜のライトアップもおススメです。
チケットは当日券で大人(高校生以上)1200円、子供(中学生以下)600円です。最寄り駅は、みなとみらい線馬車道駅です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/30 訪問

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