スペイン・バレンシアの極楽温泉!「バルネアリオ・ラ・アラメダ」

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スペイン・バレンシアの極楽温泉!「バルネアリオ・ラ・アラメダ」

スペイン・バレンシアの極楽温泉!「バルネアリオ・ラ・アラメダ」

更新日:2016/04/19 18:28

小林 理沙のプロフィール写真 小林 理沙 日本語教師、翻訳家

日本を離れて恋しくなることのひとつは、「たっぷりのお湯につかること」ではないでしょうか。銭湯や温泉が身近にある日本と違い、ヨーロッパでは湯治場やスパに行くことは、金額的にも高く贅沢です。
しかしながら探せば、日本で温泉に入れるぐらいの料金で温泉を楽しむことができます。
そんな毎日でも通いたい温泉、スペイン・バレンシアにある「バルネアリオ・ラ・アラメダ」をお勧めします!

位置するのは芸術的歴史地区

位置するのは芸術的歴史地区

写真:小林 理沙

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「バルネアリオ・ラ・アラメダ(Balneario la Alameda)」は、1909年に開催された「バレンシア博覧会」の会場になった地区にあります。博覧会開催に合わせて開発、整備されました。

現在でも、この近くには、その当時に建てられた美しい建造物が残っています。この温泉の建物もその例外ではなく、1909年にレンガ工場内に建てられました。

建築についてですが、スペインには「ムデハル様式」という建築様式があります。
これはキリスト教徒によるレコンキスタ後も、スペインに残留したイスラム教徒が建築に用いた様式です。装飾に「幾何学模様」が用いられたりし、アラビア風なことが特徴です。
ラモン・ルチーニによる「ネオ(新)・ムデハル様式」の建物です。「ネオ・ムデハル様式」は、「ムデハル様式」をもとに19世紀末から20世紀初頭にスペインで発展しました。

元「保育所」をリフォームした温泉

元「保育所」をリフォームした温泉

写真:小林 理沙

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この建物は、初めから温泉だったわけでなく、以前は「ラ・カサ・デ・ラクタンシア(La casa de lactancia)」という施設でした。直訳すれば「授乳の家」。

写真で見られる建物は、「バルネアリオ・ラ・アラメダ」の向かいある警察署です。これも以前は「タバコ工場」でした。当時2千名以上もの女工が働いていました。

タバコ工場での勤務中は乳飲み子や幼子を「カサ・デ・ラクタンシア」に預け、授乳のためなどに利用していたそうです。
このように、昔は保育所のような役割を果たしていたところだったのです。

日本とスペインの温泉の違いとは

日本とスペインの温泉の違いとは

写真:小林 理沙

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まず、第一に挙げられる大きな違いは、水着着用ということです。
「プールに行く」イメージで、水着、スイムキャップ、ビーチサンダル、タオル等を持参しましょう。

「バルネアリオ・ラ・アラメダ」の水温は42度に保たれており、1時間ほどリラックスして過ごすには快適な水温です。

また、水着を着用するため、男女混浴です。ロッカールームも男女共有ですが、着替えは個室がありますからプライバシーが保てます。シャワーとトイレは男女別になっています。

様々なプランあり

様々なプランあり

写真:小林 理沙

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施設の利用法ですが、直接現地へ行き、プランを選んで利用することもできますが、オンライン限定の平日特別価格もあるので、公式サイトは要チェックです!

写真で見られるのは、施設内にある中庭です。入浴後に長椅子で休憩することもできます。写真左中央に若干写っているのは、天窓です。大きな天窓の下には、施設内で一番大きなプール(浴槽)があります。天井が高いため開放感があり、また、天窓から差し込む自然光の中でリラックスできるのは、まさに天国にいる気分!

プランですが、このプールのような大浴場で、様々な水圧によるマッサージを楽しめるものや、施設内のエステサロンでマッサージを受けられるものなどがあります。選択肢がいくつもありますから、それぞれの要望や都合によって選べるのはうれしいですね。

また、お風呂もプールのようなところだけでなく、「ローマ風呂」もあったり、上階にはヨガルームもあります。

温泉の後はレストランへ

温泉の後はレストランへ

写真:小林 理沙

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温泉でリラックスすると、なぜかお腹がペコペコになったりするものですね。そんな時の強い味方!「バルネアリオ・ラ・アラメダ」には併設するレストラン「レスタウランテ・ラス・ヘルマナス(Restaurante las Hermanas)」があり、クリエイティブな料理を楽しむことができます。気持ちのよいテラス席もありますから、天気がよい時は、ぜひテラス席をお勧めします。

おわりに、

「バルネアリオ・ラ・アラメダ」は、スペインでは都市にできた初めての温泉です。温水はバレンシア中心部の地下663mからくみ出されています。
塩化ナトリウムやマグネシウム、カルシウムなどを含み、リラックス効果はもちろんですが、薬効という面でもリウマチへの効能があるとされています。こんなに気軽に羽を伸ばせるところなのに、スペイン人には温泉に行く習慣がないため、「穴場スポット」となっています。バレンシアにいらっしゃる際は、気持ちのよい静寂の中で、旅や日頃の疲れを癒しましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/26 訪問

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