写真:下川 尚子
地図を見る「太閤の湯」は、有馬最大の温泉テーマパーク。有馬は豊臣秀吉が愛した温泉街ということで有名ですが、それにちなんだ名を持つこの施設は、「手ぶらで温泉が楽しめるように」と、着替えやタオルが完備された大型の温泉です。
そして「太閤の湯」の正面玄関前に位置する「紅葉の棚田」は、約80本の紅葉が立ち並ぶスポット。木々の間を抜けて、あたりを観賞しながら歩ける道も整備されています。そして、紅葉のきれいな季節には、「太閤の湯」や隣の「有馬ビューホテル」の利用者以外も、無料で通り抜けができるようになっています。
「紅葉灯花」はそんな「紅葉の棚田」で行われるイベント。有馬の紅葉といえば「瑞宝寺公園」が有名ですが、ロケーションが住宅地のため、夜間の観賞はできません。そのため、この規模の紅葉のライトアップは、有馬温泉ではここだけになります。
写真:下川 尚子
地図を見る午後17時、まだ空に明るさが残っている時間に、ライトアップは始まります。ライトアップ時間は、23時まで。
「紅葉灯花」は、約80本のカエデの木を30基の照明でライトアップするイベント。規模的には決して大きくはありませんが、闇が深くなるにつれて紅葉があざやかに浮かび上がってくる姿に、少しずつ歓声が上がり始めます。
写真:下川 尚子
地図を見る青空に映える紅葉ももちろんきれいですが、ライトアップされて暗闇に浮かび上がる紅葉は、また格別の美しさ。透明感のある紅が素敵です。
せっかく訪れるなら、「太閤の湯」正面玄関前から観賞するだけでなく、ぜひ、通り抜けられる小道を歩いてみてください!通り抜けの道は、約数十メートル。気楽に歩ける小道です。照らされていっそう美しくなった紅葉のアーチを下から眺めていると、知らず知らずのうちにため息をついてしまうほどの美しさです。
写真:下川 尚子
地図を見る歩いていると、ちょっと座れる休憩スポットもあります。小休憩しながら、ライトアップの中で紅葉観賞をするのもオススメです。
なお、太閤の湯の露天風呂ではイルミネーションもあります。温泉に浸かりながら楽しめるイルミネーションは、また貴重。お時間のある方は、そちらもぜひ、観賞してみてください。
写真:下川 尚子
地図を見る有馬温泉街は、昔ながらの情緒を残した、こじんまりとした温泉街。その空気感と秋の紅葉はぴったりで、風情ある秋の景色を楽しめます。
ここでご紹介したライトアップイベント意外にも、「ねね橋」や「瑞宝寺公園」など紅葉観賞スポットがいくつかあります。ぜひ、さまざまなスポットを巡って、美しい有馬の秋を堪能してください。
写真は、有馬温泉街のマンホール。描かれているのは、紅葉とロープウェイと川。どれも、有馬の名物といえる存在です。
有馬温泉は神戸市の北部に位置し、神戸の中心地よりは2〜3度、気温が下がります。特にライトアップイベントが行われる夜は気温がぐっと落ちますので、温かくしてお出かけ下さい。真っ赤な紅葉とライトアップは、この季節ならではの美しさ。新しい有馬の魅力を発見してくださいね!
また、別記事にて有馬温泉の紅葉の名所・瑞宝寺公園の紅葉鑑賞や、有馬温泉の近くで開催されるイルミネーションイベント「神戸イルミナージュ」についてもガイドしています。どちらも、11月〜12月に有馬温泉を訪れるならオススメのスポット。関連MEMOにリンクを掲載していますので、そちらもぜひご覧ください。
この記事を書いたナビゲーター
下川 尚子
兵庫県出身。2013年より2年間群馬に住み、現在は横浜在住。趣味は、食べ歩きとスポーツ観戦。小さな夢は、家族で北海道スノーボードに行くこと。そして、老後の目標は、四国八十八か所踏破です。夫が転勤族のた…
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