モスクワの街を歩いていると、たくさんのカフェやファーストフード、ファミレスのようなお店を見かけます。
日本食のお店も大人気で、気軽に食べられるスタイルなのも、ロシア人にとっては魅力的なのかもしれません。ただ、寿司と中華料理と韓国料理がいっしょくたになっていて、ププっと笑ってしまいます。
チェーン店のカフェはモスクワの至る所で、ロゴを見かけます。
その多くが深夜まで営業していたり、中には24時間営業というお店も少なくありません。
写真はその中のひとつ、「コーフェハウス」です。こちらはモスクワの繁華街・アルバート通りの店舗ですが、モスクワの中心部だけでも100店舗近くの店舗がありますので、気軽に使えますね。
ガラス張りの壁からは、若者たちがたわいないおしゃべりをしているのが伺えます。きっと仲間内で夜を明かして、早朝の地下鉄で家へ帰って行くのでしょう。
そんな中でも特に有名なカフェレストランと言えば…!
その名も、「ムームー」です!
ロシア語では「My-My」と表記します。
店頭に飾られた牛がトレードマーク。
どうやら「ムームー」というのは、ロシア語で牛の鳴き声「モーモー」を意味するようで、牛柄をモチーフにしたお皿などが使われています。
こちらはドモジェドヴォ空港にある店舗の写真ですが、モスクワの繁華街に当たるアルバート通りなどにも店舗を構え、気軽に利用できます。
日本人がイメージするカフェと言うより、レストランの方が近いかもしれません。
ロシアの方は残念ながら、英語があまり通じない方が多く…。
郷に入れば郷に従えとは言いますが、日本人がロシアへの個人旅行に二の足を踏んでしまうのも、ロシア語がわからないから…という理由もあるのではないでしょうか?
しかし、ご安心を!ロシア語がわからなくても大丈夫!
このお店ではずらっとカウンターに料理が並べてあり、それをトレイに乗せていくだけなんです。ロシア語が話せなくても、キリル文字が読めなくても、指差しで注文出来ちゃいます!
そして最後にカウンターでお会計。おまけにキャラメルをくれるのですが、これがまたおいしいのです。
ロシア料理と言えば、有名なスープ・ボルシチ。クリームチーズを落として食べるのが、ロシア人スタイル。
パンの中にお肉や甘いリンゴなどのフィリングを挟んだ、ピロシキ。
日本でピロシキと言えば、揚げたパンを思い浮かべますが、こちらのピロシキはそうではありません。どうやら、揚げないピロシキはモスクワ風だそうです。
他にも、クレープのようなブリヌイも美味です。
こちらもマッシュルームを挟んだおかずスタイルのものや、ジャムを挟んだデザートスタイルのものもあります。
また、ロシア風餃子とも呼ばれているペリメニなど、日本人の口に合うものが多いのではないでしょうか。
「ムームー」ではロシア語以外は通じないと言っても、店員さんは一生懸命お料理のことを伝えようとしてくれます。お一人様でも気軽に入れるお店なので、一人旅の方にもおすすめ。
お財布にも優しいお値段設定になっていますので、モスクワっ子に混ざって、ロシア料理を楽しんでみてくださいね。
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(2024/12/14更新)
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