「秋山堂」は、台中の国立美術館の地下にあります。地下にあることもあり、地元の方もなかなか気づかないため、落ち着いてゆっくりできる穴場のスポットとなっています。こちらは、パールミルクティー発祥のお店「春水堂」の系列です。オーナーが手軽に楽しめるパールミルクティーなどだけではなく、本格的な中国茶芸を楽しんでもらいたいとこのお店を造ったそうです。「春水堂」は「春」という文字が入っていますが、「春」があれば「秋」もあるという趣向で「秋山堂」と名付けられたそうです。
お店は古典的な中国スタイル。店内には、茶器がたくさん飾られているだけではなく古典的な家具やインテリアがたくさんあり、見ているだけでも楽しめますが、茶器は購入できるものもあります。ただ、値段は表示されていませんので、お気に入りの物をみつけたらお店の方に聞いてくださいね。
中国茶芸を学ぶには、香道、書道、そして生け花の三つの芸を学ばなければならないと言われているそうです。以前はお店に飾られている書道の作品はオーナーが購入していたそうですが、今はオーナー自らの手によって書かれたものが飾られています。書道のものはもちろんのこと、香道の道具の展示もあり、生け花が各所に置かれ、気品高い雰囲気がただよっています。
お店に入ったらまず茶葉を購入します。茶葉は150元(約450円)からいろいろな種類がそろっていますが、一番人気は阿里山茶!茶葉を購入したら席でお茶を入れてもらいながら茶芸のレクチャーを受けることができます。茶葉代の他に茶水代140元(約420円)とサービス料10パーセントが必要ですが、心ゆくまで茶芸を楽しむことができます。茶芸というと多くの人と楽しむというイメージがありますが、こちらのお店ではお一人でも可能というところが、気軽に茶芸に親しむことができて嬉しいところです。
こちらは時間制限がないので、ゆっくりと茶芸を楽しむことができます。お茶はまず「聞香杯」で香りを楽しみます。そして、「茶杯」は小さいカップですが、それにつがれたお茶も一気に飲まず、3回に分けて飲みます。こうすることで、深い味わいを楽しむことができます。時間に追われる毎日を忘れさせてくれるひとときです。
本格的な中国茶芸を楽しむと、ゆたかな香りと味わいにいやされ、リフレッシュすることができます。
お店の方は簡単な日本語なら少し分かるそうです。英語は大丈夫とのことですので、是非本場で茶芸にチャレンジしてみてください。
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(2023/11/29更新)
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