ユトレヒトという街は、オランダの首都アムステルダムから電車で約30分ほどと、日帰り旅行にぴったりの小さな街。
街の真ん中には運河が流れていて、川沿いにカフェやお花屋さんが並ぶとてもおしゃれな街です。
これからご紹介する「ディック・ブルーナ・ハウス」の他にも、街で一番高い建物である13世紀の大聖堂や古い駅舎を使った鉄道博物館、運河クルーズなど見どころたっぷり。
ディック・ブルーナ・ハウスは、中心部から15分ほど歩いた街の外れにあります。
入場料は一人7.5ユーロ(日本円で約900円)。隣接する中央博物館とリートフェルト・シュレーダー美術館との共通チケットです。
写真は美術館の入口。19世紀に建てられたこちらの建物は歴史的建造物として市に登録をされています。もちろん入り口にはミッフィーが!
美術館に入ると、まず壁一面の絵本のお部屋に驚かされるでしょう。ディック・ブルーナの絵本は約50ヶ国語に翻訳されており、その世界中の絵本が飾られています。
原語のオランダ語はもちろんのこと、英語、日本語、韓国語、チェコ語、ドイツ語…と膨大な数の絵本を眺めていると、ディック・ブルーナがいかに世界中で愛されているかがわかります。
更に奥に進むと絵本に登場するような小さなお家があったりアニメが放映されていたりする部屋に続きます。小さい子供に大人気のスポットです。
アニメ放映の横では、ディック・ブルーナの絵本制作の様子やインタビューが放映されているので、大人でも楽しむことができますよ。
ちなみに「ミッフィー(miffy)」という名前は英語に翻訳されるときに付けられた名前。
オランダ語では「ナインチェ(nijntje)」と言う名前で、今でもオランダではそのような名前で親しまれています。
「ナインチェ」は、日本語に訳すと「小さなウサギちゃん」という意味。日本の絵本では「うさこちゃん」という名前でも親しまれています。
美術館の最後にはミュージアムショップも。定番のポストカードの他、ディック・ブルーナの作品集や文房具などたくさんのグッズであふれています。
特に多いのは子供や赤ちゃん用のおもちゃ。小さい子供がいる人に喜ばれるおみやげがたくさん揃っています。
ちなみに日本でもディック・ブルーナグッズの専門ショップがあります。オランダをテーマにした長崎県のハウステンボス内に、「ナインチェ」という名前のお店がありそちらにも豊富な品ぞろえが。
また「miffy style」という専門店も4店舗(吉祥寺・東京駅・梅田・神戸)あります。是非チェックしてみてくださいね!
現在もユトレヒトに住んでいるディック・ブルーナ。彼のお気に入りのお店が「Theo Blom」という町中にある小さなお菓子屋さんです。
ここではミッフィーがデザインされたスイーツを購入することができ、こちら目当ての観光客だけでなく地元の人にも愛される有名店です。
お店の人もとても気さくで優しく、おみやげ選びを一緒に考えてくれますよ。
写真はボールで遊ぶミッフィーのチョコ。すこし口元が怖いですが…記念にゲットしてみてはいかがでしょうか。
こちらはミッフィーの信号!世界に一箇所しかなく、ユトレヒトの町中でもこの場所だけです。
美術館のような展示物ではなく、歩行者用に実際に使用されているので、毎日この信号を見ながら通勤や通学をする地元の人もいるのです。この街ならではで羨ましいですね。
写真は青のミッフィーですが、もちろん止まれの赤もあります。見とれてしまい、車にひかれないようにくれぐれも気をつけてくださいね!
地元を愛するディック・ブルーナと、地元に愛される彼のシンプルで愛らしいキャラクター達。
ブルーナは今年で御年87歳。これからも末永くこの関係が続いていって欲しいですね。
街全体が可愛いキャラクターで彩られるユトレヒトは、特に家族旅行や女子旅におすすめ!
町中のいたるところに潜むミッフィーとその仲間たちを探す旅に出てみませんか?
Illustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2014 www.miffy.com
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(2023/11/29更新)
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