一度は渡ってみたい!日本の三名橋の一つ「錦帯橋」

一度は渡ってみたい!日本の三名橋の一つ「錦帯橋」

更新日:2019/03/18 16:20

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー
山口県岩国市にある「錦帯橋」。諸説ありますが、長崎県の「眼鏡橋」、東京の「日本橋」と並び“日本三名橋”の一つに数えられます。木造五連のアーチが印象的な錦帯橋。橋の周辺には、岩国城などの史跡もあり歴史散策も楽しめます。

城下町に似合う優美な橋

城下町に似合う優美な橋

写真:結月 ここあ

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山口県岩国は、藩主吉川(きっかわ)氏六万石で栄えた城下町。武家文化の面影が残るところで、遠く右手の山の頂上に、岩国城も小さく見えています。

この錦川に架かる錦帯橋は、東京の日本橋、長崎の眼鏡橋と並び、日本の三名橋と呼ばれています。(諸説あり)
山の上のお城と城下町を結ぶ、まさに岩国のシンボル的存在といえるでしょう。

このアーチ橋どうなっているのでしょうか?

このアーチ橋どうなっているのでしょうか?

写真:結月 ここあ

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この見事なアーチ型を描く橋の橋。歩いて渡るには急こう配なのかな?と、どのように歩けるのか気になる方も多いでしょう。実は写真のように階段になっているのです。階段のある橋はとても珍しいもの、橋の上からの景色、吹く風も輝いて見えます。

時代劇などでもたびたび使用されるロケ地としても知られ、日本の風情を感じられるスポットです。

橋を渡って、対岸からの景色も美しい

橋を渡って、対岸からの景色も美しい

写真:結月 ここあ

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全長193.3メートル、幅5メートル。橋脚の高さが約7メートルの、アーチの美しい5連の反り橋です。

どこから見ても美しいライン。流れる川の水も澄んでいて、季節によっては、鵜飼も行われます。錦帯橋を渡ると、佐々木小次郎の厳流ゆかりの柳、槍倒しの松や吉香公園があり、公園内には重要文化財の旧目加田家住宅、家老香川家長屋門など、歴史的建造物も残っています。歴史散策が楽しいエリアです。

流されない橋

流されない橋

写真:結月 ここあ

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錦川は暴れ川で、昔は何度も洪水で橋が流されていました。流されない橋を架けたいと、この木組み技法を考えて、水の圧力を軽減するために、独特な流線型になりました。

1673年に完成、その後何度か架け替えられています。現在の橋は平成になって架け替えられた四代目ですが、昔ながらの技法は変わっていません。

見事な木組みで、匠の技が光ります。

日本一!?100種類のソフトクリーム

日本一!?100種類のソフトクリーム

写真:結月 ここあ

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錦帯橋のある岩国はれんこんが名産なので、れんこんチップスやれんこん天、コロッケなどもお土産で売られていますが、一番の有名なものはこれでしょう。
テレビ番組の「ナニコレ珍百景」にも登場した「むさし」では、何と100種類のソフトクリームが食べられるのです。錦帯橋を訪れる旅行者がたくさん立ち寄ります。風情ある景色を眺めながら、珍しい味のソフトクリームに挑戦するもいいですね。

錦帯橋は四季折々、違った日本の美を見せてくれます。どの季節も美しく、魅了されること間違いなしです。

錦帯橋の基本情報

住所:山口県岩国市岩国1丁目
アクセス:JR岩徳線川西駅から徒歩15分

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掲載内容は執筆時点のものです。 2012/11/12 訪問

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