写真:結月 ここあ
地図を見る山口県岩国は、藩主吉川(きっかわ)氏六万石で栄えた城下町。武家文化の面影が残るところで、遠く右手の山の頂上に、岩国城も小さく見えています。
この錦川に架かる錦帯橋は、東京の日本橋、長崎の眼鏡橋と並び、日本の三名橋と呼ばれています。(諸説あり)
山の上のお城と城下町を結ぶ、まさに岩国のシンボル的存在といえるでしょう。
写真:結月 ここあ
地図を見るこの見事なアーチ型を描く橋の橋。歩いて渡るには急こう配なのかな?と、どのように歩けるのか気になる方も多いでしょう。実は写真のように階段になっているのです。階段のある橋はとても珍しいもの、橋の上からの景色、吹く風も輝いて見えます。
時代劇などでもたびたび使用されるロケ地としても知られ、日本の風情を感じられるスポットです。
写真:結月 ここあ
地図を見る全長193.3メートル、幅5メートル。橋脚の高さが約7メートルの、アーチの美しい5連の反り橋です。
どこから見ても美しいライン。流れる川の水も澄んでいて、季節によっては、鵜飼も行われます。錦帯橋を渡ると、佐々木小次郎の厳流ゆかりの柳、槍倒しの松や吉香公園があり、公園内には重要文化財の旧目加田家住宅、家老香川家長屋門など、歴史的建造物も残っています。歴史散策が楽しいエリアです。
写真:結月 ここあ
地図を見る錦川は暴れ川で、昔は何度も洪水で橋が流されていました。流されない橋を架けたいと、この木組み技法を考えて、水の圧力を軽減するために、独特な流線型になりました。
1673年に完成、その後何度か架け替えられています。現在の橋は平成になって架け替えられた四代目ですが、昔ながらの技法は変わっていません。
見事な木組みで、匠の技が光ります。
写真:結月 ここあ
地図を見る錦帯橋のある岩国はれんこんが名産なので、れんこんチップスやれんこん天、コロッケなどもお土産で売られていますが、一番の有名なものはこれでしょう。
テレビ番組の「ナニコレ珍百景」にも登場した「むさし」では、何と100種類のソフトクリームが食べられるのです。錦帯橋を訪れる旅行者がたくさん立ち寄ります。風情ある景色を眺めながら、珍しい味のソフトクリームに挑戦するもいいですね。
錦帯橋は四季折々、違った日本の美を見せてくれます。どの季節も美しく、魅了されること間違いなしです。
住所:山口県岩国市岩国1丁目
アクセス:JR岩徳線川西駅から徒歩15分
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(2024/3/19更新)
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