台湾の中部、台中市内から車で30分程山の方へあがった所に位置する「新社」。この地域にある「薫衣草森林」は、ラベンダー畑がある山の上のカフェ。「薫衣草」は日本語で「ラベンダー」という意味です。ハーブやラベンダーグッズも販売されています。
「薫衣草森林」では、11月、12月からラベンダーが開花し始め、翌年の2月から5月までの間楽しむことができるんです。見ごろは1月〜2月とのことですが、約半年の間楽しめるのは、暖かい台湾ならではのこと。ラベンダー好きには嬉しいですよね。
入り口近くではラベンダーミストを浴びることができます。ラベンダーミストで浄化するという趣旨のものですが、アロマミストには、空気などを浄化する効果があるだけでなく、肌の保湿やリラックス効果もありますよ。横にあるボタンを押すと細かいラベンダーミストがシューッと出てきて、カメラのレンズもぬれるほどです。こちらで是非体験してみてください!
「薫衣草森林」内のカフェでは、ラベンダーミルクティーをはじめハーブティなども味わえます。ケーキも数種類ショーケースに入っています。特におすすめはラベンダーアイス(50元)。こちらのオリジナル商品で、しっかりラベンダーを味わうことができます。この他にも、レモンバームやローズなどアイスもあります(時期によってメニューは変わりますので、店員さんに確認して下さい)。森林というのにふさわしい景色の中でゆったりとしたカフェタイムを楽しんでください。
「薫衣草森林」は、女性二人が造ったお店というストーリーがあります。台北の銀行で働いていた・慧君さん(病気でご逝去)と高雄でピアノの先生をしていた林庭妃さん。この二人が偶然出会い、「山の上にラベンダーをテーマにしたカフェを造る」という夢を実現させたのがこのカフェです。開店した当初はまわりから「だれが山の上なんかにコーヒーを飲みに行くものか」と言われたそうですが、うわさは広まり、今ではたくさんの観光客が訪れています。
ラベンダー色のオリジナルTシャツを身につけている林庭妃さんは、創始者とは思えないほど気さくで明るい方。ハーブやお茶、コーヒーに詳しいのはもちろんのこと、現在有機農法を「薫衣草森林」内で行っています。自然に対しての関心の高さと常に試みる姿勢を「薫衣草森林」で感じることができます。
お土産の一番人気は写真のラベンダーソープ(250元)。2番目はハーブ入り手作りクッキー。3番目はラベンダーの香りなどがする香水です。ラベンダーソープには二種類あり、特におすすめなのがヘチマで包まれたタイプの石けんです。ヘチマは側面を使って角質をとることができます。グラムによって値段が違いますが、300元前後です。顔には使わないほうがよいそうですので、体専用としてお使いください。
ラベンダー好きの方も、そうでない方にもおすすめな日ごろの疲れをいやすことができる場所です。寒い日本を飛び出して台湾へラベンダーを見に行きませんか。
梭゚草森林 台中市新社区中和里中興街20号 (04)2593-1066
入場料 100元
月曜日から金曜日 10:30〜18:30
土曜日、日曜日 10:00〜18:00
■梭゚草森林がある「新社」地域へのアクセス
台鉄台中駅からバス(豊原客運270、271、276、277)に乗り「中興嶺」下車。
梭゚草森林までは「中興嶺」からタクシーで行くことができます。
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