驚きの連続!ブエノスアイレス市民に愛される素敵な"日本"

驚きの連続!ブエノスアイレス市民に愛される素敵な"日本"

更新日:2014/10/12 13:14

市川 芽久美のプロフィール写真 市川 芽久美 南米現地旅行会社 代表
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは、南米のヨーロッパと呼ばれ、欧米系の人々、中世ヨーロッパの建築物、緑が多い素敵な街です。街中に公園も多く、中でも広大なパレルモ公園は、世界でも美しい公園として有名です。園内には、博物館や植物園、著名なアーティストのオブジェなどがあり、どれも一流でセンスが良い。そして何より、一角にある『日本庭園(Jardín Japonés)』が訪れる人々を驚かせています。

愛される日本文化の発信地

愛される日本文化の発信地

写真:市川 芽久美

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日本人がアルゼンチンを旅していると、時折ブエノスアイレスの『日本庭園(Jardín Japonés)』の話をしてくるアルゼンチン人に出会います。
「日本の文化は素晴らしい、是非一度日本へ行ってみたい」
「日本庭園を見て、日本人の落ち着きと礼儀正しさがわかった」
と言う様な内容の話です。

確かに、この日本庭園は、日本文化を感じさせる要素が詰まっていて、手入れが細部にまで行き届いている事に驚きます。
団体で来ている学生や、家族連れ、カップルなど、地元の人が多く訪れ、日本の文化を伝えるイベントも開催されています。

本格的な日本庭園

本格的な日本庭園

写真:市川 芽久美

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日系人がそれほど多くないアルゼンチンで、ここまで本格的な日本庭園が出来、日本人の繊細な工夫や手入れが、今でも行き届いて居る事に感動さえ覚えます。
開園は1967年、当時の皇太子夫妻(現在の天皇と皇后)がアルゼンチンを訪問するのに合わせて作られた庭園で、この素敵な日本的バランスのとれた日本庭園の設計者は、岩手・釜石出身の名士、猪又康夫氏。

旅の合間にほっとする場所

旅の合間にほっとする場所

写真:市川 芽久美

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この庭園は、日本の植物、茶室や鐘付き堂、太鼓橋、鯉が泳ぐ池など、日本の美的センスを感じさせる配置で構成されています。
日本人なら尚更、異国の地で落ち着きを感じる事でしょう。

日本文化の拠点

日本文化の拠点

写真:市川 芽久美

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庭園の敷地内には、日本の書籍が置かれた図書館や、文化センター、日本食レストラン、温室、売店などが併設されています。
温室には、庭師が手がけた数々の盆栽コレクションもあり、南米の盆栽愛好家も買い付けに来るほど。
日本食レストランには、日本風のお座敷テーブルまであり、大人気で常に満席です。

異国でおみくじに挑戦

異国でおみくじに挑戦

写真:市川 芽久美

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ここでは、おみくじも引く事ができます。
スペイン語で記載されていますが、異国で日本文化が素敵に伝えられている事の思い出に、是非!

嬉しい気持ちになる庭園へ是非足を運んでみてください!

ブエノス・アイレスにあるアエロパルケ空港(国内線、近距離国際線の離発着空港で、国際空港であるエセイサ国際空港とは異なります)から車で5分程で行く事が出来るので、乗り継ぎ便の待ち時間等にも立寄る事が可能です。
日本人としての誇りを再確認するとともに、アルゼンチン人の日本への憧れも同時に感じる事ができる、素敵な庭園です。

『日本庭園(Jardín Japonés)』
開園時間:年中無休 10:00-18:00
*レストランは、年中無休 10:00-18:00/19:30-00:00
入園料:A$32
*12歳以下は無料

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/17 訪問

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