ジェラールメの町はバロン・デ・ヴォージュ自然公園の中にある有名な避暑地なので、湖畔にはホテルやレストランがずらり。その中でも、大型バスも駐車できる湖観光の駐車場の目の前にあるのが、この「ホテル・ドゥ・ラ・ぺ」。見逃す方が難しいくらい便利な位置にあるので、雨の日でも安心です。
ジェラールメ湖に面した通り沿いには、ミシュラン・ガイド掲載のレストラン「ブラッセリー・ドゥ・ラ・ペ」を併設しています。こちらは宿泊客でなくとも気軽に利用できる、郷土料理を扱うレストランなのでご安心を。スタッフもとてもフレンドリーに対応してくれます。また利用客であれば、清潔な化粧室も無料で利用できます。
フランスは第一次産業が盛んであることから、それに伴いチーズなどの加工品が美味しいことで名高いグルメの国。それぞれの土地では、地域の特性を活かしたチーズ作りが行われています。ジェラールメはヴォージュ山脈のある高地。涼やかな気候ならではの花の香りを感じるアルザスの山のチーズには、カレー粉の香りのするフェンネルシードを添えて召し上がれ。
ラテン気質のフランス語圏でレストランと名のつく所に入るとなると、空席があっても要予約、また時間も2〜3時間は余裕を持ってみておかなければなりません。ここは観光地でブラッセリー&レストランという、より気軽な雰囲気も手伝って、突然立ち寄っても空席があれば気軽に席に案内してくれます。メニューにも地元の人にも馴染み深いフランスの家庭料理が並んでおり、単品での注文も大丈夫です。
(写真はフランス式コーヒーと、塩漬け豚のレンズ豆煮込み。)
ヴォージュ地方の伝統デザートのひとつに数えられるビルベリータルト。ここはヴォージュ山脈中の高地のため、栽培も輸送も難しく市場に出回ることのない、地元の人達手摘みの希少な野生のビルベリーが味わえる、世界でも数少ない地域です。
観光地だけに、地元を代表するデザート家庭料理のような感覚で各施設でビルベリータルトを味わうことができるが、ここまで丁寧に調理されたビルベリーのデザートはそう出会えません。
ビルベリーはアントシアニン等のフラボノイド類をたっぷり含んだ、抗酸化作用のある果実。新鮮な山の空気を胸いっぱいに吸ったら、心と身体のデトックスにも良さそうですね。
ここジェラールメはバロン・デ・ヴォージュ自然公園内にあり、夏は保養客、また冬はスキー客に人気のヴォージュ山脈観光の中心地です。自転車ロードレースのツール・ド・フランスの山間部コースにも度々選定されており、自転車やハイキングなどのアクティビティにも、もってこいの目的地です。近隣のコルマー空港から車での移動であれば、モミの木に覆われた神秘的な山の風景も楽しめます。この「ホテル・ドゥ・ラ・ぺ」での滞在であれば、フランスで最も美しい村のひとつであり、世界遺産でもあるリクヴィールの村をはじめ、近隣のコミュニティーへの移動もスムーズです。
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