日本一の鉄塔!三重「御在所ロープウエイ」でスリル満点の空中散歩

日本一の鉄塔!三重「御在所ロープウエイ」でスリル満点の空中散歩

更新日:2015/03/15 15:05

大宮 つるのプロフィール写真 大宮 つる 開運ライター、台湾愛好ライター
三重県三重郡菰野町にある『御在所ロープウエイ』をご存じでしょうか?
ロープウエイ『湯の山温泉駅』から、標高1,212mの御在所岳『山上公園駅』までを結ぶものとなりますが、6番目の白い鉄塔が61mの高さがあり、なんと日本一なのです。季節におうじてロープウエイから見える景色は圧巻!
巨石・奇岩もたくさんあり、上り下りの最中には、パワースポットの地蔵岩を眺めることもできますよ。

湯の山温泉駅から御在所岳の山頂目指してGO!

湯の山温泉駅から御在所岳の山頂目指してGO!

写真:大宮 つる

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『御在所ロープウエイ』は、今から60年以上前の1959年(昭和34年)4月29日に完成しました。傾斜が急で険しい地形と過酷な気象条件のなか工事が行われ、完成まで2年にも及んだそうです。
一番の目玉は、なんといっても6番目にそびえたつ白い鉄塔!完成当時は、世界一の高さを誇っていたのだとか。

当初は、ほかの鉄塔と同じように緑色の鉄塔でしたが、“遠くからでも目立つように”と、5年後の昭和39年に“白色”に塗り替えられ、御在所ロープウエイのシンボル的存在になっています。
ロープウエイ『湯の山温泉駅』から見ても、日本一の“白い鉄塔”目立っています!

ロープウエイから「湯の山温泉街」を眺める!

ロープウエイ『湯の山温泉駅』と『山上公園駅』間まで全長約2.1キロ。時間にして12分の空中散歩を楽しみます。
春は満開のツツジ、夏は目にも鮮やかな樹木とアキアカネ(トンボ)、秋は美しい紅葉、冬はシルバーに輝く樹氷などが見どころです。季節によってイロイロな表情を見せてくれるので、来るたびごとに新しい発見があることでしょう。

ロープウエイから下を見ると、『湯の山温泉街』があります。さらに遠くを見渡せば、伊勢湾をのぞむこともできます。

こちらのロープウエイは、湯の山温泉街から車を少し走らせたところにあります。湯の山温泉に宿泊される場合には、ぜひとも御在所ロープウエイにも足を運んでみてくださいね。

ロープウエイから「湯の山温泉街」を眺める!

写真:大宮 つる

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圧巻!白い「6号鉄塔」は日本一

いよいよ6番目の鉄塔が近づいてきます。
正式名は「6号鉄塔」と呼ばれており、建設当時は世界一の高さ(61メートル)だったそうです。現在は世界一ではありませんが、それでも日本一の高さを誇っています。

標高1004メートルの位置に、61メートルの鉄塔を建てるってものすごいことですよね。6号鉄塔の基礎工事は、完成まで9か月かかったとのこと。鉄塔の足元を見ると、険しい山肌に建っているのがわかります……!

圧巻!白い「6号鉄塔」は日本一

写真:大宮 つる

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パワースポットの地蔵岩も必見!

御在所岳には、巨石や奇岩も多くあります。
パワースポットとして有名なのが「地蔵岩」です。石の上に石が絶妙なバランスで乗っており、“落ちない”ことから、“合格祈願の岩”とも呼ばれています。
写真からですと、小さくてわかりにくいかもしれませんが、中央あたりに、石の上に乗っている石があります!上りのロープウエイから見ると、右側にあります。

そのほかにも、パワー巨石・奇岩があり、“鷹見岩”は家内安全、“おばれ岩”は商売繁盛、“大黒岩”は金運招福、“立岩”は無病息災といわれています。

こちらの山は登山をする方も多く、岩のうえで絶景を眺めている人をロープウエイから見ることもできますよ。

パワースポットの地蔵岩も必見!

写真:大宮 つる

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『朝陽台広場』から絶景をのぞもう!

ロープウエイ『山上公園駅』に到着すると、駅のなかに『ロープウエイ博物館』があります。無料で観賞することができますので、ぜひともお立ち寄りください。ロープウエイの仕組み、歴史などを学ぶことができます。
10名以上のグループで見学をされる方は、普段入ることのできないバックヤード部分にも入場できる特典などがありますよ(要予約)。

『山上公園駅』から一番近い展望台が『朝陽台広場』です。
近くには『気象レーダー』があったり、少し歩くと『富士見岩展望台』もあったりします。
『富士見岩展望台』からは、天気がよく空気が澄んでいると、富士山を見ることができるそうです!

『朝陽台広場』から絶景をのぞもう!

写真:大宮 つる

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おわりに

三重県「御在所ロープウエイ」の魅力についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

アンケートに答えると、往復乗車券が1割引きになるクーポンがありますので、印刷して事前に記入のうえ、持参されると良いかと思います(1枚で5名まで)。また、何度も訪れたい方は年間パスポートもありますので、ご利用頻度におうじて検討されてみてもいいかもしれませんね。

さらに頂上を目指す場合には、『山上公園駅』から観光リフトを使うか、または徒歩で、標高1,212mの一等三角点を目指すこともできます。記事下のMEMOに、関連記事を掲載していますのでよろしければご参考ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/22 訪問

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