数寄屋カフェも素敵です!名古屋財界人の邸宅「爲三郎記念館」

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数寄屋カフェも素敵です!名古屋財界人の邸宅「爲三郎記念館」

数寄屋カフェも素敵です!名古屋財界人の邸宅「爲三郎記念館」

更新日:2014/10/27 17:34

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー

古川美術館分館・爲三郎記念館は、映画配給などで知られるヘラルドグループの創業者、古川爲三郎(1890年〜1993年)が長年住んだ邸宅です。アメリカ経済誌で世界最高齢の富豪としてとりあげられた事もあり、100歳を超えてなお名誉会長として生涯現役であったという爲三郎氏の素敵な屋敷をご紹介します。

地下鉄東山線・池下駅から徒歩5分

地下鉄東山線・池下駅から徒歩5分

写真:古都の U助

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近年は高層マンションなどが増えてきた池下地区ですが、こちら名古屋市千種区池下地区の古川美術館分館「爲三郎記念館」は一歩入っていただくと、都会の喧騒をしばし忘れてしまう事ができます。
通常は古川美術館が開館する際に、分館である爲三郎記念館も同時に公開されます。

爲三郎氏は1964年、名古屋大学の東山キャンパスの現・名古屋大学博物館の建設費を寄付したことから、当初はその建物は古川図書館と呼ばれたそうです。
また1989年、名古屋市政100周年を記念した世界デザイン博覧会の開催時にも、3億円という大金を寄付したという人物です。

記念館の中心「為春亭」

記念館の中心「為春亭」

写真:古都の U助

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爲三郎記念館の数寄屋造りの母屋、「為春亭」の内部です。
写真のひょうたんを漆で型押しした襖のあるひさごの間や、桐の模様の襖のある大桐の間、名古屋出身の女流画家・田村能里子氏の桜吹雪の天井画のある桜の間など多くの部屋があり、うっかりすると迷ってしまいそうな規模です。
母屋の中から中庭や、日本庭園を観賞する事もできます。

猿投温泉の源泉水を使用する、数奇屋カフェ

猿投温泉の源泉水を使用する、数奇屋カフェ

写真:古都の U助

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為春亭の多くの部屋にはテーブルに「呼」と書かれた木箱が置かれ、その木箱のボタンを押すと、係りの方が注文を聞きにきてくれるので、お好きな席でお茶を楽しむ事ができます。
どの部屋も素敵で、どこに座るか迷ってしまいます。

メニューにはお菓子付きのジュースやコーヒー、お抹茶や抹茶ぜんざい等のセットがありますが、それらの飲み物には「医者がすすめる奇跡の温泉」に選ばれた猿投温泉の源泉が使われています。
猿投温泉は全国でも希少な天然ラドン温泉で、愛知県ではじめて飲泉許可を受けたという温泉です。

分館・爲三郎記念館への入館は、古川美術館との共通券(1000円)が必要です。
また、分館でイベントが開催されていない時には、呈茶券付き分館入館券(700円)で分館・爲三郎記念館のみご覧いただく事ができます。

四季折々に素晴らしい日本庭園

四季折々に素晴らしい日本庭園

写真:古都の U助

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記念館の日本庭園からみた「為春亭」です。もともとは昭和9年に料亭の別館として建てられたもので、戦後間もなく爲三郎氏が買い取り、満103才で亡くなるまでここに住んだそうです。
他に庭園には織田有楽斎好みの茶室、国宝「如庵」を参考にした「知足庵」もあります。
利休の教え「足ることを知る」とういうことから名づけられたそうです。

古川美術館

古川美術館

写真:古都の U助

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近くにある古川美術館です。
こちらは平成3年、古川爲三郎氏が収集したコレクションを寄付しオープンした美術館です。
川合玉堂、前田青邨、横山大観等の日本画の他、陶磁器、工芸品など2800点を収蔵しています。
こちらもぜひご覧下さい。

その他の情報

古川美術館、分館爲三郎記念館ともに月曜休みの他、年末年始と年間何度か行われる展示替えの際に休館日が発生します。

名古屋大学大学院教授の天野博士、元名古屋大学教授であった赤ア博士が2014年度のノーベル賞を受賞された事でも話題の名古屋大学ですが、爲三郎氏の心意気・名古屋大学博物館は無料で見学していただくことができますので、機会があればぜひ立ち寄ってみて下さい。

また、ここから徒歩10分ほどの名古屋市覚王山エリアにある「揚輝荘(ようきそう)」も見どころの多い邸宅。詳しくは本文下の関連MEMO『【たびねす】庭園も美しい!名古屋屈指の財界人の元邸宅「揚輝荘」』をご覧ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/21 訪問

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