写真:那須 マッキー
地図を見る那須の清らかな清流と澄んだ空気の環境で栽培した蕎麦の実を、巨大な水車の石臼で挽きあげ、打ち方やつなぎなどにこだわり、職人の技を生かす――。これが『道の駅東山道、そば処水車館』の自慢の逸品です。水車の音を聞きながら、都会では味わえない趣のある味と空間を楽しむことができます。
写真:那須 マッキー
地図を見る「道の駅東山道」は、『関東道の駅アワード30』に選出された有名スポットでもあります。「関東道の駅アワード」とは、一都八県(山梨・長野も含む)149の道の駅の中から特徴のある道の駅を、人気投票によって30箇所選ぶというもの。
中でも大人気なのが蕎麦処『水車館』で、日曜・祝日はもちろんのこと、平日でも午前中から行列ができます。食券を買うのにも、平均15〜30分待ちの覚悟が必要なほど。
お勧めのメニューとしては、毎日数量限定の3品『伊王野水車天ざるそば』1070円、『水車ざるそば』860円、『水車もりそば』810円。この味を求めて一週間に一度は必ず訪れる人がいるほどの人気です。その他にも『ざるそば』650円、『もりそば』600円『そばがき』430円など、暖かい蕎麦には『かけそば』600円も好評です。
写真:那須 マッキー
地図を見る興味のある方は、一人からでもそば打ちを体験することが可能です。『水車館」の隣には「そば打ち体験館」があり、大人数のグループや少人数でも、そば打ち体験することができます。熟練の技をもつ「そば打ち職人」さんの指導のもとで、初めての方でも、蕎麦粉の状態から完成まで親切丁寧に指導していただけます。できあがったら自分で打った蕎麦を頂くことができますよ。自分で打つ蕎麦の味はまた格別でしょうね。
写真:那須 マッキー
地図を見る『道の駅東山道』には、「蕎麦処水車館」と「そば打ち体験館」「おまつり伝承館」、新鮮野菜などやお土産を販売する「物産センター」「東山道伊王野茶屋」の各ショップがあり、周辺には「親水公園」が整備されていて、食後の散策にはもってこいの場所になっています。『道の駅東山道』周辺には、義経伝説や芭蕉の足跡が数多く残っている地域で、歴史ファンにも興味深いスポットでもあります。
物産センターには、朝8時30分の開店と同時に、近辺の農家で採れた新鮮な野菜を求め、多くの行列ができます。お値段もかなりのリーズナブルで、首都圏の半額程度という価格が魅力となっており、遠方からも大勢訪れる那須地方の穴場の一つになっています。お土産品も那須ならではの地元特産品が豊富に取り揃えてあり、「そばっ娘せんべい」「東山道チーズケーキ」「かぼちゃ饅頭」がお勧め。
お休み処「東山道伊王野茶屋」では、この土地ならではの大人気「そばソフト」が一押しの品。その他地元食材を使った軽食が好評です。
「おまつり伝承館」にはこの地方で伝統的に開催されている、祭り山車が常設展示されてあり、その雰囲気をモニターで見ることもできます。
道の駅施設内は電気自動車用のEV急速充電設備も設置してあり、EV車の方でも安心です。
写真:那須 マッキー
地図を見る栃木県那須町伊王野地区は、関東と奥州の境に位置しており、坂上田村麻呂をはじめ源頼義、義家など多くの武将が奥州を目指した街道筋でもあります。治承4年(1180年)に兄・頼朝の挙兵に呼応して、奥州平泉をたった義経一行もここを通って鎌倉へと向かっています。「弁慶下駄掛石」の伝説はこの時に由来して今も語り継がれています。
その伝説とは、鎌倉へ向かう義経一行がこの地に差し掛かった時、弁慶が道の傍らにある大きな石を指差し「おいみんな!この石はおれが那須山で修行三昧をしている時に、下駄の歯に引っかかって挟まった石よ。取ろうとして軽くひとふりしたところ、ここまで飛んできたのよ」と言うと、義経をはじめ一同が腹をかかえて大笑いをしたそうです。
その他、御夫婦であるいは恋人同士でこの「弁慶下駄掛石」に手を触れて祈ると『浮気封じ』に効果があると言われています。効果があるか、どうか一度この石に触れてみては如何でしょうか?
那須高原は非常に広大で『道の駅東山道』の「義経街道」を東に進むと、戊辰戦争でも有名な「白河の関」があります。美味しいお蕎麦だけでなく、のどかな田園風景の中にも様々な歴史があります。あなたも義経や芭蕉のたどった「義経街道」で悠久の味を楽しんでみては、如何でしょうか!
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(2024/11/9更新)
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