日本一古い砂糖屋の絶品奈良土産!老舗「砂糖傳増尾商店」のお菓子

| 奈良県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

日本一古い砂糖屋の絶品奈良土産!老舗「砂糖傳増尾商店」のお菓子

日本一古い砂糖屋の絶品奈良土産!老舗「砂糖傳増尾商店」のお菓子

更新日:2014/12/26 09:43

いずみ ゆかのプロフィール写真 いずみ ゆか ライター

”老舗”と聞いて京都をイメージする方は多いはず。しかし、日本一古い砂糖屋の老舗は実は奈良にあるのです!近年、町屋を利用した可愛いカフェ等が増えて人気の「ならまち」は、中世から商業で栄えた地域。そのため老舗が多いのです。今回は、安政元年(1854年)創業「砂糖傳増尾商店本店」の「御門米飴」「奈良こんふぇいと」という絶品お菓子をご紹介。これぞ、奈良の老舗の底力!一味違う奈良土産としてお勧めです。

本来の「ならまち」の魅力を持つ老舗「砂糖傳増尾商店本店」

本来の「ならまち」の魅力を持つ老舗「砂糖傳増尾商店本店」

写真:いずみ ゆか

地図を見る

中世から社寺と結びついて手工業・商業が発達した「ならまち」。現在も町屋が多く残り、趣深い界隈です。「砂糖傳増尾商店本店」はそんな風情ある町並みに溶け込むように佇むお店。

創業者の増尾傳次郎が安政元年(1854年)に現在の地で大和茶のお店を開き、木津川を下って大阪・堺へ卸に行った帰りに船が空っぽでは勿体ないと、当時貴重品であった沖縄の黒糖・阿波の白下や和三盆を積んで帰って商うようになったことが始まり。
奈良は社寺と縁が深い和菓子屋が多いため上質な砂糖の需要も高く、いつしか「砂糖屋の傳次郎で砂糖傳」と呼ばれた事が由来で屋号「砂糖傳」が定まり、今も地元に愛され続けています。

実は現在の「ならまち」は、女性に人気の町屋カフェ・雑貨屋が多い、奈良屈指のお洒落エリア。しかし、あまり雑誌等には取り上げられませんが、小洒落たお店の中で老舗が底力を発揮している場所でもあるのです。
「砂糖傳増尾商店」の絶品お菓子には、そんな本来の「ならまち」が持つ魅力が詰まっています!

これぞ奈良!東大寺長老、故・清水公照師ゆかりの名物「御門米飴」

これぞ奈良!東大寺長老、故・清水公照師ゆかりの名物「御門米飴」

写真:いずみ ゆか

地図を見る

「砂糖傳増尾商店」の名物はなんと、「今良寛」と親しまれ「泥仏」や独特の書画で著名な東大寺の長老、故・清水公照(しみずこうしょう)師ゆかりの「御門米飴(みかどこめあめ)」。ご年配の方には懐かしい壺入りのとろ〜とした飴で、お土産で渡したら、意外とインパクト大!!

清水公照師は子供の頃から水飴が大好き。近頃、うまい飴が無くなったなぁとおっしゃったので米飴を持って行ったところ、大変気に入って「こんなうまい飴を壺に詰めて売ってみたらどうや。奈良らしい良い土産になるで」と傍らの紙に「米飴」そして昔、奈良の都に7つの御門があった事に因んで「御門米飴」とお書きになった事が由来なのだとか。

壺に入った飴が大好きなお坊様だなんて、落語でお馴染みのお話を思い出しますね!元々社寺と関係が深い「ならまち」の老舗ならではのエピソードです。壺に書かれた文字はその時の直筆を転写したもの。黒壺(写真参照)と赤壺入りの2タイプあります。

「御門米飴」は米と麦芽のみで作られ、人口甘味料・防腐剤・漂白剤などは一切含まない豊かな甘みが絶品!舌触り滑らかで、まるでみたらし団子のたれを更に上品にした様な旨味があります。
実は、栄養価が高く赤ちゃんでも安心して食べられるので、健康的と砂糖の代わりに調味料として使うのが人気!親子丼や煮物で使うのが特にお勧めです。お値段も 1,191円(税別)と意外にお手頃。

「奈良らしい」&「実用的」&「旨い」と三拍子そろった底力を持つ実力派の奈良土産です。

老舗だからこそ!女性やお子様にも大人気商品も

老舗だからこそ!女性やお子様にも大人気商品も

写真:いずみ ゆか

地図を見る

そうは言っても、お土産には適度なお洒落感&手軽さも重要とお考えの皆様、大丈夫です!
老舗とはいえ、奈良で一番のお洒落エリアにお店を構えているだけあって女性やお子様に大人気の可愛いお菓子もあるのです。

「こんふぇいと」はポルトガル語で金平糖の事。色々な味がある「奈良こんふぇいと」(一袋400円(税別) 詳しくは記事後半に記載)は、+100円でカラフル&可愛い箱に入れる事が出来てお土産に大人気!(写真右上参照)

【1】ならまち(水色)【2】あしゅら(桃色)【3】鹿(緑)【4】五重塔(黄)【5】大仏(赤)【6】傳(藍)【7】二月堂(紫)【8】若草山(黒)
計8種類の箱は奈良らしいデザインが魅力です。

他にも、「信長こんふぇいと」(写真右下)は大人の女性にお勧め。1569年にポルトガル人宣教師のルイス・フロイスが信長に献上したものを復刻した最後にアニスの香りが広がる粋なお土産です。700円(税別)

金平糖ではなく・・・こんふぇいと♪「奈良こんふぇいと」は絶品!

金平糖ではなく・・・こんふぇいと♪「奈良こんふぇいと」は絶品!

写真:いずみ ゆか

地図を見る

金平糖というと京都の老舗金平糖屋さんが美味しくて有名ですが、実は奈良も負けてはいません。
「奈良こんふぇいと」は、とにかく素材の味がしっかり効いた美味しさで、奈良らしい味やちょっと珍しい味の種類が大人気!

お勧めは先ほどご紹介した「御門米飴」味のこんふぇいと。他にも大和茶(ほうじ味・玄米味・煎茶味の3種あり)味や、老舗砂糖屋さんらしく黒糖味もあります。

中でも、人気商品は塩味。小粒のブルーが可愛らしく塩気と甘みのバランスが絶妙!夏場の塩分補給やお酒のあてにピッタリとの声も。他にもお子様に人気のブルーベリー味や大人にお勧めのワイン味・珈琲味などがあり、季節限定の味も人気です。

「御門米飴」と「奈良こんふぇいと」は試食OKなので、好みの味を探してみて下さい。

老舗の魅力はここにあり!

老舗の魅力はここにあり!

写真:いずみ ゆか

地図を見る

老舗の魅力はやはり積み重ねてきた歴史にあります。地元の名士で前社長でもある増尾正子さんは、奈良の歴史にとても詳しい方。

先ほどの故・清水公照師はもちろんの事、薬師寺の名物管主だった故・高田好胤師、奈良とゆかりが深い平山郁夫画伯とも親しく交流があり、「奈良の昔話」という本を出しておられます。店頭販売もされており、特に「奈良町(ならまち)」の本来の魅力を知りたい方にお勧めです。
正子さんの奈良の歴史を語り継ぐ姿、まさに老舗の魅力はここにあり!

店内には故・清水公照師のお手による直筆の「御門米飴」の展示もありますので、是非、ご覧下さい。

■砂糖傳増尾商店本店
<電話番号>0742-26-2307
<営業日>年中無休(年末年始を除く)営業時間9:00〜18:00

無料が嬉しい!“本来のならまち”が分かる観光スポット

商業の町であった「ならまち」の魅力が更に分かるお勧め観光スポットがお店の近くにあるので併せて訪れてみましょう。嬉しい事に無料!しかも見応えがあります。

■ならまち格子の家
「砂糖傳増尾商店本店」の斜め前にある伝統的な町家を再現した施設。「みせの間」「中の間」「奥の間」と続く部屋や美しい中庭は必見。
<開館時間>9:00〜17:00
<休館日>月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始

■奈良町資料館
奈良町の町屋軒下にぶら下がっている庚申さんの身代わり申や昔の看板・美術品・民俗資料などを展示。奈良町の歴史を学べる私設資料館。
<開館時間>10:00〜16:00 無休

「ならまち」には他にも酒・奈良晒し・墨・大和茶などを扱う老舗があります。効率良く散策するために、奈良町情報館・奈良市観光案内所・宿泊施設で入手可能な『奈良町おさんぽガイドMAP』があると便利です。

奈良散策で是非、老舗の底力を感じるお土産を求めて「砂糖傳増尾商店」に立ち寄ってみて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/10/16 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルjp 旅行ガイド

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ