写真:渡部 洋一
地図を見る地下鉄ベイカールー線のベイカー・ストリート駅の地上出口では、シャーロック・ホームズの銅像が旅人を出迎えてくれます。この像を見るだけで、「これからホームズの街を歩くんだ」というワクワク感が掻き立てられます。地下鉄出口でパイプ片手に立っているこのホームズの銅像は、「ホームズの街」ベイカー街の顔です。
写真:渡部 洋一
地図を見るコナン・ドイルが生み出した名作中の名作、「シャーロック・ホームズ」。作中でホームズが助手ワトソンとともに下宿していたと言われる、ベイカー街221B番地は現在「シャーロック・ホームズ博物館」として、多くのホームズファンの聖地となっています。内部にはホームズの下宿部屋が再現され、小説にちなんだ展示も充実する、シャーロキアン必見のスポットです。
ホームズの活躍した時代、ベイカーストリートには85番地までしか存在せず、「221B番地」は架空のものでしたが、現在は番地が増え、「221B番地」宛ての手紙はこの博物館に届くそうです。
19世紀末、小説の中で生まれた架空の番地に、21世紀の今手紙が届くというのは、ロマンのある話ですね。
写真:渡部 洋一
地図を見るベイカー街は、まさにホームズの街。カフェの看板にもホームズの顔が描かれています。世界一有名な名探偵シャーロック・ホームズの存在は、この街に暮らす人々のアイデンティティとなっているのかもしれません。
ホームズとは直接関係ありませんが、イギリスの朝食の定番をご紹介します。
その名も、「イングリッシュ・ブレックファスト」。トースト、卵、ベーコン、ソーセージ、豆を煮たもの、ポテト等が大皿に盛りつけられ、店によってそのバリエーションは様々です。日本人の胃袋には、朝食としてはなかなか厳しいボリュームですが、イギリス人は細身の女性でも朝からこのイングリッシュ・ブレックファストをペロリとたいらげます。
美食のイメージの少ないイギリスで、このイングリッシュ・ブレックファストは庶民的な価格で非常に美味しいです。
ロンドンを訪れた際には、早起きし早朝散歩でお腹を空かせてからイングリッシュ・ブレックファストで優雅な朝食を楽しむのもオススメです。
写真:渡部 洋一
地図を見るさすがホームズの街!カフェの店内にも、ホームズがいました。
ホームズに見守られながら、イングリッシュ・ブレックファストを食べ、コーヒーを飲む。窓の外に目を向ければ、ロンドン名物の赤い二階建てバスが通っている。ロンドンのベイカー街でなければ味わえない至福の時です。
今や、「シャーロック・ホームズ」といえば名探偵の代名詞。数々の映画にもなり、原作のみならずホームズから派生した数多くの作品も大変な人気を博しています。その後の推理小説界に計り知れない影響を与えた「シャーロック・ホームズ」が生まれたこのベイカー街は、シャーロキアンのみならず、世界中の推理小説(映画、アニメ、ゲーム等も含めて)ファンにとって、まさに必見の街と言えます。
街中で目にする、「Holmes」の文字と顔。
ホームズは過去の、架空の人物ですが、ベイカー街では現在に、現実に存在しているような、ホームズの影をあちらこちらに見ることができるのです。
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(2024/11/3更新)
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