写真:やま かづ
地図を見る個人旅行の場合、空港へ向かうには、一般的にはエアポートエクスプレス(空港快速鉄道)かエアポートバスを使うことになります。
しかし、MTR(地下鉄)東涌線の終点「東涌駅」まで行って、そこからエアポートバスに乗るという方法もあります。これなら、市街地の渋滞に巻き込まれることはないので、バスは約10分で空港に到着しますし、何より格段に安い運賃で移動することができます。
そんな便利でお得な方法で空港に向かう際、さらに使える存在なのが、MTR「東涌駅」の目の前、エアポートバス乗り場に直結している「シティゲートアウトレット」です。
写真:やま かづ
地図を見るこの「シティゲートアウトレット」は香港初の大型アウトレットモールで、世界的なブランドから香港ブランドまで約80店舗のアウトレットショップが営業しています。
アウトレットモールって日本にもたくさんありますが、このモールには日本では見かけることのないショップもたくさん入っています。
特に、香港発の世界ブランド、高級服飾雑貨の「上海灘(シャンハイタン)」は、帰国前には立ち寄っておきたいショップです。
写真:やま かづ
地図を見る「シティゲートアウトレット」の地下には巨大な売り場のスーパーマーケット「テイスト(Taste)」があります。
生鮮食品から惣菜、加工品、家庭雑貨まで品ぞろえが豊富なことはもちろんですが、ここで最大に力を発揮するのは、買い忘れのバラマキ土産をお安くゲットできることです。クッキーでもお茶でも、たくさんのブランドから選ぶことができますよ。
また、入り口の右手には惣菜コーナーも充実していますから、日本へ持ち帰ってもう一度味わいたい点心など、パッキングされたものを持って帰ることもできます。
さらに、午前8時から営業しているのも使い勝手がいいですね。
写真:やま かづ
地図を見るほとんど知られていないのが、地下2階と3階に香港では珍しいコインロッカーがあることです。スーツケースも収納可能な大き目サイズもあるので、手ぶらでショッピングが楽しめますよ。
使用可能な時間帯は8時から23時です。
写真:やま かづ
地図を見る「フードリバプリック(大食代)」というシンガポール発のフードコートがレベル2にはあります。
ここでは、香港のみならず、台湾、タイ、ベトナムと、アジア各地のイチオシのローカルフードの店舗が営業しています。
<注>
2019年6月現在、大規模改修工事のため営業していません。
この「フードリバプリック」のおもしろいところは、段差を利用したり、わざといびつな店舗配置にすることで、アジアの雑踏にある屋台街の雰囲気をつくり出していることです。
これなら、知らない間に、おいしそうなものを求めてグルグルと回遊してしまいますね。
<注>
2018年11月現在、大規模改修工事のため営業していません。
写真:やま かづ
地図を見る帰国前に最後の本格飲茶はいかがですか?
この「シティーゲートアウトレット」では、本格中華レストラン「聯邦皇宮(フェデラルパレス)」が営業しています。
オーダーは、メニューが書かれた注文用紙に数を書き込むだけなので、旅行者でも安心ですね。
<注>
2019年6月現在、大規模改修工事のため営業していません。
写真:やま かづ
地図を見るこの飲茶レストラン「聯邦皇宮」には早朝割引のシステムがありますので、午前11時30分までにお勘定を済ませると、点心メニューが定価より10%程度お安くなるんです。
なお、営業時間は午前7時30分から午後11時30分となっています。
帰国の日はちょっと早めにホテルをチェックアウトして、お得な飲茶で香港最後のグルメを楽しむのはいかがですか?
香港国際空港へのアクセスとしてMTR「東涌駅」を経由する方法は、安く移動できますし、なおかつ時間が読みやすいということで、香港リピーターの間では周知の事実です。
しかし、そのアクセスが便利な余り、この「シティゲートアウトレット」の存在に気づかない方が多いようで、「東涌駅」が単なる通過点になっています。
実はとっても使えるアウトレットモールだということがわかれば、絶対に外せない帰国前のスポットになることは間違いありません!
注)2019年6月現在、大規模改修を行っているため、一部店舗が休業しています。詳細は「関連MEMO」にてご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
やま かづ
プライベートでの渡航歴は、東南アジアを中心に200回以上、渡航国はのべ350カ国を数えます。海外旅行の趣味が高じて機内食会社に勤務、航空会社のさまざまな機内食に接し、世界各国の食習慣や食文化を学びまし…
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