写真:市川 芽久美
地図を見るロッジの造りは、モダンでシンプル。床を少し上げて、湿地帯にうまく建てられています。
オーナー夫婦は、奥様がスイス人で、旦那様はこの地方出身のアルゼンチン人。旦那様がスイスで旅行業の仕事をしている間に出会い、二人で、「周辺のコミュニティーを大切にしながら、この素敵な自然を、多くの人に楽しんでもらいたい」と、10年前にこのロッジを建てたのだそう。
このロッジでの滞在やアクティビティを体験すると、2人がこの地を惚れ込んだ理由がきっと解る事でしょう。
写真:市川 芽久美
地図を見るとにかく、至るところに鳥がいます。カラフルな鳥、頭だけ赤い鳥、大きな鳥、小さな鳥、様々な鳥に遭遇します。この辺りには400種類以上の鳥がいるそうで、バードウォッチング用に、しっかり湿地帯の中に歩道も整っています。
鳥だけでなく、動物もあちらこちらでウロウロしています。
子育てするカピバラ、泳ぐカピバラ、湿地帯の草を倒して寝床にするカピバラ、団体で移動するカピバラ軍団…特にカピバラが多く生息しているエリアです。
他にも、鹿や猿など、本当に、身近に多くの動物を感じる事の出来る場所に建てられているロッジです。
写真:市川 芽久美
地図を見るそして、ロッジの前にある大きな沼には、カピバラと同じく多数生息しているカイマン。暑い日には、口を大きく開けて、中に風を取り込み涼んでいるんだとか。
人を食べたという報告は今まで一度もないのでご安心を!
ボートで沼池を探検していると、様々な浮き草やピラニア等にも遭遇します。
写真:市川 芽久美
地図を見るイベラ湿地を案内するガイド、ロッジのドライバーをしている元ガウチョ(カウボーイ)など、ここで働く人達は、ほとんどが地元のコミュニティーの人達。
コミュニティーの人達が、ロッジまで手作り小物を売り込みにくるのも、このロッジでは、共存の一貫です。夕食時にも、コミュニティーの音楽家族が、地元の歌を披露するなど、地元の方々からも歓迎されるロッジで、アットホームな雰囲気。
料理も極力地元のものを使っています。シェフも何とこのコミュニティーで育った女性で、ヨーロッパのシェフから学んだ技術と、郷土料理の知識を活かした、このロッジ自慢の料理を提供しています。
写真:市川 芽久美
地図を見る周囲のコミュニティーを訪ねるアクティビティもあり、ガウチョ(カウボーイ)体験が出来ます。乗馬で、カピバラやバッファローの群衆を横目に見ながら、湿原の中を散歩し、実際のガウチョの家にも訪問します。
湿地帯の豊かな自然を、思う存分楽しめる様に設計されたロッジで、原住民の今の生活を垣間みながら、動植物に出会える素敵な滞在。イグアスから少し足を延ばして、体験したいイベラ湿原のロッジ滞在です。
こちらのロッジ滞在を組み込んだ最短お勧めコースは、イグアス(アルゼンチン)空港から入り、ポサダス空港から出る2泊3日コース。
<行程>
アルゼンチン・イグアス空港→(車:15分)→*プエルト・イグアス周辺のロッジで1泊→(車:15分)→イグアスの滝観光→(車:30分)→ミネラ・ワンダ観光→(車:2時間)→サン・イグナシオ・ミニ観光→(車:4時間)→『イルペ・ロッジ(Irupé Lodge)』→(車:2時間30分)→ポサダス空港
*プエルト・イグアスでは、郊外にあるイグアス・ジャングルロッジ『ラ・カンテラロッジ』での滞在がお勧め。自然にとけ込んだ快適なロッジで、しかもリーズナブル。
各観光ポイントの詳細は、関連メモにリンクがありますので、ご参照ください。
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(2024/10/10更新)
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