写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る平安神宮の裏手の小高い丘の上にある金戒光明寺は、浄土宗四箇本山の一つに数えられる寺院です。比叡山を下りた法然上人が草庵を結んだのが始まりで、朝廷や幕府の保護を受けながら伽藍を多数建築していきました。
紅葉スポットは、通称「黒谷さん」とも呼ばれるゆえんの重厚な山門と真っ赤に燃えるもみじのコントラスト!また、広い境内のいたるところに赤や黄色のもみじが点在し、紅葉を満喫することができます。
境内にある庭園「紫雲の庭」も秋には特別公開されるので必見です!
境内無料、御影堂・方丈・紫雲庭園は600円の拝観料が必要
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る広い境内には、平敦盛、春日局などが眠る墓地もあります。また、徳川秀忠の菩提を弔うために建立された三重塔もあり静かにのんびり散策を楽しむことができます。この風情あるたたずまいのため、映画やドラマのロケにも使用されているので、歴史ドラマ好きの人であれば「あれ、ここ見たことあるかも?」という場所が見つかるかも?
多くの塔頭が並ぶ金戒光明寺の中で特に紅葉の時期におススメしたいのが栄攝院です。場所は、金戒光明寺から真如堂方面、北門に行く手前右側にあります。赤い門の先に赤く染まった紅葉が見えるはずなので、目印にするとよいでしょう。
本来、観光寺院ではないため、拝観料はかかりませんが、入り口から中門に行くと、志納の竹筒があるので入れてくださいね。
中門から中に入ると、釈迦座像と紅葉のコントラストにうっとり。こじんまりとした庭園にある苔には、赤や黄色の落ち葉が彩を添え、庭園一体が紅葉に染まっています。
あまりガイドブックなどにも紹介されていないので、訪れる人もまばら。金戒光明寺紅葉エリアの超穴場スポットです!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る真如堂は、比叡山延暦寺を本山とする平安時代中期に創建された天台宗の寺院。正式名称は真正極楽寺真如堂です。
京都でも美しい紅葉が楽しめるとして有名な真如堂は、入り口の優美な朱色の門から真っ赤に燃える紅葉を見ることができます。どこからどこまでが門で、紅葉かわからないほどの赤一色!
境内の紅葉にも期待が膨らみますね。さあ、正式名称にある「極楽」の世界に足を踏み入れましょう。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る山門をくぐると、すぐに広がる絶景!坂道の石畳の上に降りかかる赤や黄金色のイチョウの美しさに思わず足を止めてしまうほど。まさに紅葉のトンネルです。
その先に見えるのが国の重要文化財に指定されている三重塔。紅葉越しの三重塔は、豪華絢爛!四方八方どの位置からカメラを構えても美しすぎる姿を見せてくれます。また、三重塔の周辺は苔に覆われているので、苔と散りもみじのコントラストも見応えがあります。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る三重塔と同じく国の重要文化財に指定されている本堂の回りを彩る紅葉も圧巻!
ここでは、JR東海「そうだ 京都、行こう!」のポスターになった写真を撮ることができます。
本堂の奥まで歩き、手前に本堂、そして奥に三重塔をいれたらポスターと同じ構図に。ポスター写真を撮ろうと思ったら、広角レンズや望遠レンズなど特別なレンズが必要になることが多いですが、真如堂はスマートフォンでもポスターと同じ画が撮れます。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!
真如堂の奥からポスターと同じ画で撮影をしたら、さらにその奥の道から白川通りに抜け、法然院や銀閣寺がある哲学の道に歩いていくこともできます。
白川通りという看板が出ているので、看板に沿って歩いてみてくださいね。
体力に余裕があったらぜひ歩いて行ってみてください!
この記事を書いたナビゲーター
浮き草 ゆきんこ
浮き草のごとくあっちこっちふ〜らふ〜らと旅するライターです。ニュージーランドで添乗員として働いていたとき、世界中を旅するバックパッカーたちに遭遇!突然、バックパッカーに憧れ、世界半周旅行へ。一人でふら…
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