京都国立博物館『平成知新館』開館!特別展覧会は朝イチで!

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京都国立博物館『平成知新館』開館!特別展覧会は朝イチで!

京都国立博物館『平成知新館』開館!特別展覧会は朝イチで!

更新日:2014/11/10 16:31

高橋 樂のプロフィール写真 高橋 樂 旅行ブロガー

京都国立博物館では、2014年9月、『平成知新館』がオープンしました。和とモダンが絶妙に溶け合い、シンプルで上品な建物です。京文化を堪能できる名品の数々を所蔵し、通常は常設展示が行われます。本館の特別展覧会とあわせて訪れてみてださい。特別展開催時のおススメコースは、朝イチに並んで本館特別展見学、昼食は館内レストラン、午後は平成知新館見学、夕方は向いの三十三間堂拝観です。充実した1日になりますよ。

明治古都館(本館)の特別展覧会見学のポイント

明治古都館(本館)の特別展覧会見学のポイント

写真:高橋 樂

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京都国立博物館の主な建物は、明治古都館(本館)と平成知新館です。主に平安〜江戸時代の京都の有形文化財を収集し、保管・展示と合わせて調査研究も行っています。

明治古都館(本館)は、1897年に開館。歴史の重みを感じる煉瓦造りで優雅な雰囲気の建物です。設計者は宮内省内匠寮技師・片山東熊(かたやまとうくま)博士。昭和44年、表門、札売場、袖塀とともに重要文化財に指定されました。

また、本館では、年に数回の特別展覧会が行われます。人気の特別展では、朝から晩までかなり混んでいます。
特に土日祝に行かれる方は、9:30開門より前に行って並んでおくことをおススメします。遠方の方は、向いにあるハイアットリージェンシー京都に泊まられると、朝イチも楽に行けますよ。

朝イチを逃せば、博物館前で3時間待ちなどという憂き目にあうこともあります。Twitterの各展覧会公式アカウントで混雑状況がわかりますので、行く前にぜひチェックしましょう。詳しくは、下記の公式HPをご覧ください。
また、館前には混雑時に並ぶ列のためのテントが張ってありますが、大混雑時には溢れてしまうので、帽子、飲み物、傘等必要に応じて準備しておかれるといいでしょう。

また、展示解説のイヤホンガイドを入口で借りることもおススメです(税込520円)。理解も深まりますし、館内での待ち時間も退屈せずに過ごせますのでいいですよ。また、本館内はそれほど広くありませんので、混雑していない時なら、約2時間前後でじっくり見学できます。

平成知新館オープン!

平成知新館オープン!

写真:高橋 樂

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平成知新館は、2014年9月13日にオープンしました。設計は、ニューヨーク近代美術館・新館、東京国立博物館・法隆寺宝物館、豊田市美術館などを手がけた世界的建築家、谷口吉生氏です。直線が印象的でスッキリと洗練された日本的な空間構成が特徴です。

こちらでは主に常設展示が行われています。京都国立博物館の収蔵品を中心に、仏像、彫刻、絵画、書、工芸等、主に京文化を堪能できる名品の数々が1〜3階まで展示されています。特別展覧会のチケットでこちらの展示も鑑賞することができます。

1階吹き抜けの広い展示スペースでは、主に仏像などの大型展示が行われています。暗めの照明の中、絶妙にライトアップされた仏像はとても幻想的で、一瞬にして幽玄の世界に誘われますよ。お寺で見る仏像とはひと味違った感じが新鮮です。他の展示室も広々しており、ゆっくり見学することができます。

また、この建物の外観は、夕方の姿もまた素敵です。広いガラス壁面と下の池に夕日と茜色の雲が映り込み、黄金色に輝きます。天気の良い日はぜひこの夕景をお楽しみください。

平成知新館のおススメの場所

平成知新館のおススメの場所

写真:高橋 樂

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平成知新館は、展示室以外の空間も広々と開放感に溢れ快適です。各所に設置された椅子に腰かけ、ゆっくり休憩をはさみながら見学できるのがいいですね。あまりに気持ち良すぎて、ついつい休憩が長くなってしまいそうです。

特に1階の廊下はおススメです。ここだけでもかなり広々として開放的なのですが、南側一面のガラス壁面は、まるで外と繋がっているかのよう。開放感はどこまでも広がります。ガラス壁面に入る縦格子には「和」を感じることができます。

手前の池は、現代の堀のようなイメージでしょうか、水を湛える様はどこまでも静謐です。さらに目の先には、華やかに舞い上がる噴水と、ロダンの「考える人」。そして、さらに遠くには京都タワーが見えます。柔らかい陽光に包まれて、疲れた足を癒すのも良し、哲学的思索にふけるも良し、本当に居心地の良い場所です。雨の日も、池の水面の数限りない丸模様を見ているだけで癒されますよ。

また、3階の展示室脇の小さなラウンジも素敵です。
目に入るのは一面の竹。全面ガラス窓の向こうには、竹が風に身を任せ、絶え間なく葉を揺らしています。無音だからなおのこと、葉のすれ合う音、爽やかな青い匂いを感じてみたくなるもの。いつしか想像の翼はさらに広がり、うっかり時間を忘れそうになります。
疲れたら、ここで目と頭と足の疲れをリセットして、また見学に戻るのもいいですね。

館内のカフェ・レストラン・ミュージアムショップ

館内のカフェ・レストラン・ミュージアムショップ

写真:高橋 樂

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お昼のランチは、博物館敷地内のカフェやレストランはいかがですか?

南門の隣に、京都の老舗カフェ『からふね屋』があります。全面ガラス張りで見通し抜群!本館や平成知新館を眺めつつ、軽食・デザートを楽しめます。軽食は800円前後から。とろ〜り美味しいオムライスがおススメですよ。気候が良ければ外のテラスで食事するのも気持ちいいです。パフェはなんと『32種類』もあり、こちらもお店のイチオシです。

また、平成知新館一階西側には『The Muses (ザ・ミューゼス)』というレストランがあります。こちらは向いのハイアットリージェンシー京都直営のホテルレストランです。シンプルで洗練された空間は、平成知新館と同じ、建築家・谷口吉生氏のデザインによるものです。広く張り出したテラスを挟み、戸外の緑と室内が一体化し、大変心地よい場所です。
京都の食材を使ったビストロは本格的な食事から軽食、京都の地酒、地ビール、またホテルのスイーツなども揃っており、ハイアットのホスピタリティを感じることができます。

食後は、博物館の庭を散策するのもいいですね。本館正面には、大きな噴水とロダンの彫像「考える人」もあり見応えがあります。また、南門付近のミュージアムショップ「京都便利堂」も素敵なお店です。館内で買い忘れたグッズや美術書、京都らしいハイセンスなお土産も買うことができますよ。

向かいの三十三間堂にも寄ってみよう

向かいの三十三間堂にも寄ってみよう

写真:高橋 樂

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じっくり京都国立博物館を堪能した後は、向いにある『三十三間堂』に寄るのもいいですよ。

平安後期、後白河上皇が平清盛に命じて完成しました。2012年の大河ドラマ『平清盛』でも描かれていましたね。正式名称は蓮華王院本堂です。その後、100年足らずで焼失しましたが、すぐに本堂(三十三間堂)のみが再建されました。その後、数々の歴史のうねりをくぐり今に至ります。

本尊は、 高さ3m、中央に坐しておられる国宝・千手観音坐像です。温雅な表情に心が洗われます。その脇を固めるのは千体の千手観音立像(重要文化財)。前後10列の階段上に整然と並ぶ等身大の1000体の観音像は壮観です。1000体の中、創建当時の像は124体。他は鎌倉時代に再興されました。約500体には作者名が残っています。それぞれ少しずつお顔が違うので、必ずどこかに「会いたいあの人」に似た像があると言われています。

■開門時間・拝観料
年中無休
8時〜17時(11月16日〜3月は9時〜16時)
受付終了は30分前
(冬季は15:30受付終了とかなり早いですのでご注意ください)
拝観料:600円

まとめ

京都国立博物館は、2014年平成知新館もオープンし、特別展覧会も大人気で大変盛り上がっています。京文化を堪能できる数々の名品の数々もさることながら、本館と新館の建築も素晴らしく、見ごたえ十分の博物館です。また、向かいには1000体観音像が圧巻の三十三間堂もあり、是非寄られることをおススメします。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/10/19 訪問

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