冬至に開催!岐阜の冬の風物詩「こよみのよぶね」を見に行こう!

冬至に開催!岐阜の冬の風物詩「こよみのよぶね」を見に行こう!

更新日:2014/11/06 16:06

一年で最も夜が長い冬至の日に、岐阜県岐阜市では「こよみのよぶね」が開催されます。暦を表す巨大数字の手作りあんどんを屋形船に乗せ、長良川に浮かべることで、一年を振り返るというイベント。岐阜市出身のアーティスト・日比野克彦さんの呼びかけで始まり、今年で9回目。2014年は、12月22日(月)に開催です。今回は、長良川に幻想的な風景が広がる「こよみのよぶね」をご紹介します。

こよみのよぶねを見に行こう!

こよみのよぶねを見に行こう!
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こよみのよぶねは、岐阜県岐阜市の長良橋近くの「鵜飼い観覧船乗り場」から「長良川プロムナード」周辺で見ることができます。長良川プロムナードとは、長良橋から東へ、岐阜グランドホテルまでの約1.3kmの遊歩道のことを呼びます。

こよみのよぶね専用の駐車場はないため、公共交通機関を利用すると良いでしょう。
JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から岐阜バスで約15分。長良橋で下車すると「鵜飼い観覧船乗り場」まで歩いてすぐですよ。

2014年の冬至は、12月22日(月)こよみのよぶねは、16時〜20時に開催されます。

鵜飼観覧船のりばで点灯開始!

鵜飼観覧船のりばで点灯開始!
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鵜飼観覧船のりばに並ぶあんどんは、暦を表す1月から12月までの12個の数字と、干支の合計13個。こよみのよぶねは、この大きなあんどんを屋形船に乗せ、長良川に浮かべ一年を振り返るイベントです。

あんどんは、毎年岐阜県内のボランティアの方達が製作するため、デザインが異なります。夕方の鵜飼観覧船のりばでは、間近で見ることができますよ。16時から点灯が始まり、あんどんは色や形にとてもこだわっているので、よく見てくださいね!

いよいよ長良川に進んでいく!

いよいよ長良川に進んでいく!
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17時30分頃から、船頭さんが船に乗り込み、干支船が先頭に1月の屋形船から順番に船出していきます。あっという間に夕方から夜になり、暦のあんどんは明るく、夕方より更にキレイに。長良橋から見ると、あんどんが橋をくぐっていくので進んでいくのがよく見えますよ!

長良川を流れていく、それぞれの暦の数字を見ながら12ヶ月を振り返ってみるといいですね!18時30分頃には、こよみのよぶねが金華山の下に集結します。

長良川に並び、こよみのよぶねのクライマックス

長良川に並び、こよみのよぶねのクライマックス
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長良川をゆっくり一周すると、19時頃から、金華山を背景に川面に一列に並び、いよいよクライマックス!長良川プロムナードの、旅館「鵜匠の家 すぎ山」のあたりから見ると、よく見えますよ。

金華山の上には、岐阜城。長良川には、こよみのよぶねの灯りが映りこみ、幻想的な風景が広がります。この風景は、一年でこの日しか見ることができません。お見逃しなく!

20時過ぎには、来年への思いをのせて、長良橋の下へ流れていき、こよみのよぶねが去って行きます。そして、鵜飼い観覧船乗り場に戻り、あかりを消して解体が始まります。骨組みから和紙を剥がし、思い出に和紙を持ち帰ることができますよ。この作業は当日参加ができますので、記念にいかがでしょうか。

おわりに

こよみのよぶねは12月末の開催で、夕方から夜のため冷え込みます。温かい服装でお出かけください!長良川沿いには、長良川温泉がありますので、こよみのよぶねの日は宿泊をして、イベントが終わってから、のんびり温泉につかると体が温まりますよ。

冬至の夜は、こよみのよぶねを見て、一年を振り返り、来年に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。ぜひ、こよみのよぶねに足を運んでみてください!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/22 訪問

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