ヴェニスは、街並みや人々が醸し出すその独特で自由な空気感で、訪れる人々を魅了します。ビーチ沿いには、数々の土産屋が軒を並べ、アーティストが自作の絵画やオブジェを販売し、ミュージシャンやパフォーマーが好き好きに音を鳴らし、有名な野外のジム「マッスルビーチ」では男女問わずワークアウトに没頭します。
また、ヴェニスは昼と晩では表情をガラッと変える街でもあります。日没後は昼間の人通りはほとんどなくなり、決して安全な街ではなくなります。ときどき、ホームレスの人々やドラッグを勧めてくる商人もいるので、晩に一人で出歩くことは極力避けてください。
ヴェニスへはメトロ、またはバスを利用して行けますが、少し時間がかかります。車で行けば大幅に時間短縮が出来ますが、道幅はそれほど広くないため渋滞に巻き込まれる可能性もあります。[例:ロサンゼルス・ユニオン・ステーション(Los Angeles Union Station)からの、所要時間は、メトロで約1時間30分。車で約30分。]
ビーチからほど近いストリート「アボット・キニー(Abbot Kinney)」には、カラフルでかわいらしいおうちや、お洒落なレンガ造りの建物が並びます。これらはほとんどが、雑貨店や洋服店。ちょっとお高めなお店も多いですが、せっかく来たので是非マイペースに楽しんでください。もしかしたら、あなただけのとっておきのアイテムに出会えるかもしれません。
このストリートを歩いていると、美しい壁面アートに出会えます。それも、女性の顔、男性の顔、動物、植物などのグラフィックが多数。壁面だけでなく、室内のアートギャラリーもこのストリート上にありますので、アートが好きな方にはたまらないでしょう。
ヴェニスの街の中で、ひときわ目を引くこの壁面グラフィック。“ヴィーナスの誕生”をオマージュしたかのような、青色が美しいアートを持つ建物は、実はホステルなんです。「セイムサン・ヴェニス・ビーチ”(Samesun Venice Beach)」は、世界中から訪れたバックパッカーと出会える場所。外出のしづらい晩、もし、手持ち無沙汰な時間があれば、ラウンジへふらりと立ち寄ってみてください。バックパッカー達と旅の話で盛り上がるのも、また旅の醍醐味。運が良ければ、ホテルのマスターが近くのパブまで飲みに連れて行ってくれるかもしれません。
カリフォルニアの地を踏んだならば、外せないのがビーチです。和気藹々とした、自由奔放な雰囲気のヴェニスビーチにも、壁面アートは発見できます。写真を撮るもよし、スケッチするもよし、色とりどりのグラフィックを、好きなように楽しみましょう。
ビーチ沿いに出店しているアーティスト達の作品を見てまわったり、カフェで好きなドリンクをテイクアウトしてひと息つくのもオススメの過ごし方ですよ。
今回は、カリフォルニア、ヴェニスの街で壁面アートをめぐる旅をご紹介いたしましたが、いかがでしたか。気取らず、急がず、好きなように歩き、好きなように楽しむ、イメージは自由なバックパッカーの旅。街の所々に咲く花の色や、カラフルな家屋の色、そして壁面アートの色をマイペースに楽しんで、この街のラフな空気感に溶け込んでみませんか。
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(2024/9/10更新)
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