茨城「一言主神社」で「お宝」が見つかる?県一盛況の骨董市

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茨城「一言主神社」で「お宝」が見つかる?県一盛況の骨董市

茨城「一言主神社」で「お宝」が見つかる?県一盛況の骨董市

更新日:2014/11/05 10:13

井伊 たびをのプロフィール写真 井伊 たびを 社寺ナビゲーター、狛犬愛好家

茨城県常総市にある「一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)」は、西暦809年に創建。祭神の一言主神は、言行一致の神様とされ、何事も道理をわきまえ、良いことにつけ、良からぬことにつけ、よく聞き分けて人々の幸福のために直ちに御利益を授け、一言の願い事でも疎かにせず願いを叶えていただける。

毎月第三日曜日に100軒近くの出店で賑わう茨城県一盛大な骨董市が境内で催される。「お宝」を探しに出かけてみては?

「三竹山 一言主神社」さて、あなたの願い事は何?

「三竹山 一言主神社」さて、あなたの願い事は何?

写真:井伊 たびを

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第51代平城天皇の時代。 大同4年(西暦809年)陰暦11月13日。 今の社殿のある辺りにあやしき光が現れ、数夜の後に雪の中からタケノコが生じ、一本が三つに枝わかれした不思議な「三岐の竹(ミツマタのタケ)」となった。

あまりにも不思議なできごとなので村人達がお祓いをすると、「われは大和国葛城山(ヤマトノクニ カツラギサン)の東高宮の岡(タカミヤノオカ)にいる一言主大神(ヒトコトヌシノオオカミ)なり、今この国の人々を災いから救うためにここに来た。すなわちこの『三岐の竹』を私と思って末永くお祀りしなさい。」とのお告げ。

村人達は非常に驚いて、この辺りの人の出入りを禁じ、お社を建てた。それからこの所を「三竹山(ミタケサン)」と呼ぶようになった。

当社縁起によると大国主命(オオクニヌシノミコト)の御子神で「国譲り神話」で有名な事代主命(コトシロヌシノミコト)と同一神であるとされている。

一言主大神に関する伝承は、『古事記』『日本書紀』の雄略天皇の条にみることができる。 雄略天皇が葛城山に狩猟に行き、そこで「面貌容儀、天皇に相似」の一言主大神に出会い、一緒に狩りをされたと伝えられている。

そのなかで一言主大神は「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神」とおっしゃられたことから「託宣(タクセン)神」「言霊(コトダマ)の神」として古くから信仰されている。

また「一言願わば、良き事につけ、良からぬ事(心配事、病気、災難等)につけ、良く聞き分けて御利益を授けてくれる神」とされ、「万能神」としての信仰を広く集めている。

本殿は、市指定文化財

本殿は、市指定文化財

写真:井伊 たびを

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本殿は、一言主大神を篤く信仰していた下総国守谷城主相馬弾正胤広侯(平将門の後裔)の寄進によって長禄三年(西暦1459年)に再建された。

現存する社殿は、元禄13年(西暦1700年)正月13日遷営のときに大修理が行われたが、その間の修復・焼失等の記録は残されていない。

本殿の造りは一見社流造(いっけんしゃながれづくり)で、屋根は桧皮葺(ひわだぶき)風の銅板葺。身舎(もや)外壁の左右に「鳳凰と牡丹」、後側に「鶴と牡丹」の彫物、脇障子には「三岐の竹」の彫物がはめられている。

この本殿は、昭和59年(西暦1984年)市指定文化財に指定された。また、拝殿は一般の寄進により、慶応3年(西暦1867年)に竣工されている。

三岐の竹

三岐の竹

写真:井伊 たびを

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拝殿左わきには近年、崇敬者から奉納された三岐の竹が植えられている。

縁結び社

縁結び社

写真:井伊 たびを

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「縁結び社」の横にある(なぎの木)は葉が切れにくい事から縁結びの木と知られ、落ちている葉を持ち帰ると良縁が得られると言われている。

茨城県一の骨董市で「お宝」が見つかる!?

茨城県一の骨董市で「お宝」が見つかる!?

写真:井伊 たびを

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平成14年9月より、毎月第三日曜日に境内で開催される「骨董市」。現在では約90店の出店がある。この市は茨城県最大級の骨董市で、茨城県はもちろんのこと、埼玉、千葉、栃木、東京、群馬などの 業者が自慢の「骨董品」を並べている。「いい仕事してますネェ〜〜〜!」と唸るお気に入りの「お宝」を、あなたも見つけに出かけてみませんか?

骨董品、陶磁器、古着、古民具など多数出品されている。約250台の大駐車場があるが、出かけるのなら「満車」状態になる前の朝早い方がオススメだ。また、毎回来場者に必ず景品がもらえる「無料の抽選会」(PM 1時頃まで)も行われている。

開催時間:AM 7:00〜 PM 4:00
入場無料、雨天決行
連絡先:有限会社 堀ノ内産業 (0285-84-7121)

おわりに

茨城県常総市の「一言主神社」に行かれるのなら、茨城県一とも称される盛大な「骨董市」が催されている第三日曜日がオススメだ。

電車でなら「つくばエクスプレス(守谷駅中央西口)」よりタクシーで約20分、「関東鉄道・常総線・水海道駅」よりタクシーで約15分。だが、境内・境外に無料大駐車場があるので、できれば「車」での訪問がベターだ。常磐高速・谷和原ICからなら約15分。

是非押さえておきたいポイントとして、大国主命が祀られている「大黒社」や、縁起にまつわる三岐の竹が数本納められている「霊竹殿」。一言主神社鎮座地(大塚戸町)にある大塚戸古墳から発掘された「石棺」。さらに、ご本殿の真後ろにある杉の大樹「ご神木」などがある。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/10/19 訪問

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