アル・カポネも収監!「監獄島」アルカトラズ島(サンフランシスコ)

アル・カポネも収監!「監獄島」アルカトラズ島(サンフランシスコ)

更新日:2017/09/28 17:03

「ザ・ロック」、「監獄島」の名で知られ、アル・カポネも収監されていた刑務所の島「アルカトラズ島」。昔は灯台、軍事要塞、軍事監獄としても使われていましたが、今では、アメリカ合衆国国立公園局が運営するゴールデンゲート国立レクリエーション地域の歴史地区となっていて、一般観光客に公開されています。連邦刑務所の見学なんてなかなかできない体験、アメリカ人観光客にも人気のこの島へフェリーで渡ってみましょう。

チケットはネット予約がお勧め

チケットはネット予約がお勧め
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アルカトラズ島ツアーチケットは人気が高く、特にアメリカの休日や夏休み、週末は当日チケットをとるのが難しいので、予めネットでオンライン予約しておくほうが確実でしょう。ツアー料金には、島へ渡る往復のフェリー料金と、島でのオーディオガイド(ヘッドフォン型の音声ガイド)の料金が含まれています。
(本文下MEMOにオンライン予約のリンクがあります)

アルカトラズ行きのフェリーは、Pier33から出ています。観光地として有名なPier39のすぐ近く、歩いても行ける距離に位置しています。Fラインを使う場合はPier35と表示のある建物の前、「BAY & THE EMBERCADERO」駅で下車してください。

乗船場では予約時刻の30分くらい前から列が作られますので(英語がわからなくても時刻が書かれたサインが出るので分り易いです)順番に並んで搭乗。フェリーに乗り込み、さぁ出発です。

監獄島、アルカトラズ島

監獄島、アルカトラズ島
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アルカトラズ島が刑務所として選ばれたのは、脱走を困難にするその周りの激しい海流にあります。アルカトラズ島はサンフランシスコのいたるところから見ることができ、陸地までの距離はたった2.4kmですが、泳いで渡ることはほぼ不可能だそうです。フェリーは大きく揺れることはありませんが、約15分の船の旅、島に行くまでの囚人の気持ちを味わいながら島に向かうのも面白いかもしれません。船からは、サンフランシスコのランドマークとも言うべき二つの大きな橋、ゴールデンゲートブリッジ、サンフランシスコベイブリッジの眺望も楽しめます。

島では、ツアーガイドが説明するのではなく、このオーディオガイドを各自聞きながら見学する形になります。島に着いたらオーディオガイドを受け取ってください。オーディオガイドには日本語版もあり、食堂や実際の部屋の様子など、物語調で語られ臨場感あふれる説明です。

高台の上のセルハウス

高台の上のセルハウス
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サンフランシスコは坂の町ですが、ここアルカトラズもちょっとした坂の町。この島メインのセルハウスは坂をあがった高台の上にあります。

船を下りた観光客はそれぞれのペースで観光を進めることができます。行きの船の時間は指定されていますが、帰りの船は、それぞれが自由なペースで回り、好きな便に乗ってOKです。

いよいよセルハウスの見学

いよいよセルハウスの見学
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オーディオガイドを聞きながら、セル(独房)ハウスを見学します。セルのいくつかは、観光客が中に入れるように公開されていたり、あるいは、当時の囚人の入っている様子を人形などで表現したり、と、なかなかリアルに再現されています。

スプーンを使ってコンクリートを削り脱走経路を作った様子や、アル・カポネやマシンガン・ケリーを含む歴代の凶悪犯の顔写真なども展示されています。

アルカトラズらしいユニークなお土産

いかがでしたか?刑務所の見学なんて、なかなかできない経験だと思います。オーディオガイドを返した後に通るギフトショップには当時の囚人が使用していた食器トレイやスプーンのレプリカ(無骨なアルマイト製)など、ユニークなおみやげ物もあるので、旅の記念にいかがでしょうか

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/10/15 訪問

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