抜け道で穴場! 錦秋の京都御苑で古代色を楽しむ。

抜け道で穴場! 錦秋の京都御苑で古代色を楽しむ。

更新日:2013/03/01 16:31

京都御苑はニューヨークのセントラルパークのよう。通りが碁盤の目のように交錯する京都市内のほぼ中心にあって、豊かな自然が楽しめる憩いの場です。そして、蛤御門から寺町通りへ出て四条河原町へ・・・など抜け道でもあります。春の桜が有名ですが、実は紅葉も見逃せません。広いので、人気のお寺のような混雑から逃れ、ゆっくり鑑賞できます。穴場の京都御苑で美しい色を探してみませんか?



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「刈安色」の葉が降り積もる銀杏の木は秋のシンボル。

「刈安色」の葉が降り積もる銀杏の木は秋のシンボル。

東西700m、南北1300mに広がり65ヘクタールの面積を有する京都御苑には京都御所、大宮御所、仙洞御所の3つの御所があります。春と秋に一般公開される京都御所以外の見学は申し込み制。御所内に入らなくても、春の桜も秋の紅葉も、御苑内を歩いて十分楽しめます。
京都御苑の紅葉のシンボルはこの大きな銀杏の木。こんな色を古代色では「狩安色」と呼びます。日本の古代色と照らし合わせて紅葉を鑑賞してみると、色の世界がふくらみますよ。

絵巻物に描かれるような渋い「柑子色」の優雅な枝ぶり。

絵巻物に描かれるような渋い「柑子色」の優雅な枝ぶり。

枝振りが美しく、歩く人が自然に惹き付けられていました。1本の木の中で美しい色のグラデーションが楽しめます。

さわやかな「萌黄色」に染まる木。

さわやかな「萌黄色」に染まる木。

わさわさと揺れる葉。萌黄色がなんともさわやかで目を奪われます。洋風の名前だとライムグリーンになるのでしょうか・・・。

鮮やかな「紅緋」と「金茶」がわさわさと葉を揺らす姿。

鮮やかな「紅緋」と「金茶」がわさわさと葉を揺らす姿。

一番紅葉らしい紅葉でしょうか? とても華やかです。京都御苑は、東京遷都までは貴族の家が軒を連ねていた地域でした。今出川御門の近くには、冷泉院家があり、特別公開されることがあります。今は苑内に運動場もテニスコートもあります。

「雀茶」のしたたり落ちるような葉の重なり。

「雀茶」のしたたり落ちるような葉の重なり。

大人の色。今年は枝が地面すれすれまで下がって、染めた葉を間近で見られる枝が目立ちました。古代色でたどる紅葉巡りはいかがでしたか?  
広い京都御苑では木々の間がゆったりとられているので、1本1本の形が明確になり、枝ぶりや色具合の個性が際立ちます。京都御所の周囲の広い砂利道を歩きながら近寄ってみたり、離れてみたり、本当に余裕を持って紅葉が鑑賞できます。春の桜も同様です。
また、苑内には9つある御門のどこからでも、いつでも出入り可能。御苑を中心に位置づけて、東西南北に向かって街歩きをしてみるのも楽しいかもしれません。そう、ニューヨークのセントラルパークのように、街中の喧騒から逃れたくなったら公園で休み、また街へ出かけて行く。観光にも強弱が必要。京都では京都御苑が格好のリセットの場になります。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2012/11/29 訪問

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