ジャワ島・世界遺産ボロブドゥール遺跡 仏像の小指に触れて運気上昇?!

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ジャワ島・世界遺産ボロブドゥール遺跡 仏像の小指に触れて運気上昇?!

ジャワ島・世界遺産ボロブドゥール遺跡 仏像の小指に触れて運気上昇?!

更新日:2014/11/11 16:36

monkey.9のプロフィール写真 monkey.9 国内旅行業務取扱管理者

「死ぬまでに見たい27の絶景(2012年7月CNN調査)」でみごと第1位に選ばれた、インドネシアのジャワ島「ボロブドゥール遺跡サンライズ」。カンボジアの「アンコールワット」・ミャンマーの「バカン」と共に世界三大仏教遺跡の1つと称されています。

未だにその存在が寺院か、霊廟か、も解明されておらず「東南アジアで最も謎き遺跡」とされる建造物です。今回はその「謎」と「神秘」のポイントをご紹介します。

約千年の間、密林で火山灰に埋もれていた遺跡

約千年の間、密林で火山灰に埋もれていた遺跡

写真:monkey.9

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まずボロブドゥール遺跡を訪れるときの玄関口はインドネシアのジョグジャカルタ。ジャワ島中部に位置するジョグジャカルタは特別州の州都です。伝統的なジャワ美術の中心地として発展しており、「バティック」と呼ばれるろうけつ染め布地、影絵芝居、ラーマヤナバレエなど多くのインドネシア文化が集約されています。

ボロブドゥール遺跡は、8世紀〜9世紀にかけてこの地方を支配していた「シャイレーンドラ王朝」によって建造されたと言われています。メラピ山の大噴火で火山灰に埋もれ、その後、密林に姿を消し、地元民にも忘れられていた建造物が1814年イギリス人のラッフルズによって偶然発見され、その後、12年の歳月を経て遺跡の全体像が掘り起こされました。

遺跡の下の「隠された美しい基壇」

遺跡の下の「隠された美しい基壇」

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遺跡の大きさは、高さ約33メートル。最も下に一辺約120mの基壇があり、その上に5層の四角形壇、さらにその上に3層の円形壇があり、全体で9層の階段ピラミッド構造の高度な石造りになっています。遺跡は下段から上段にいくに連れ、「欲界ー色界ー無色界」を表現しており、これらを見ながら最上階に上っていくと、悟りの道が開けるとされています。

内部に小部屋のような空間を持たない事が際だった特徴とされていて、最下基壇から第4壇までは回廊になっており、その左右の壁は「釈迦誕生図」などの物語が見事なレリーフで埋め尽くされています。「仏教の百科事典」とも言われるレリーフは面数1,460、総延長5キロメートル、登場人物は1万人を越える超大作。描かれた物語は日本人になじみ深い説話がいくつもあるので、ガイドを付けて廻るとことで、より一層、美しい彫刻と、人生の教訓となる物語を楽しむことができます。

そして、四角形壇でのもう1つのみどころは、「隠された基壇」です。実は、現在の基壇の更に下に、古い基壇が隠されるように土に埋もれているのです!発掘調査により、埋もれた基壇には人間の「善行・悪行」についての説話が彫られていることが分かっていますが、そのレリーフは非常に立派なもので、「なぜこの基壇だけが隠されたのか?」「設計上の問題か?レリーフの表す説話に意味がるのか?」と、こちらも明確な理由は明らかになっていません。現在、その1部分を見学することができるので、「隠された基壇」の不思議に触れてみてはいかがでしょうか。

唯一、空洞のまま残された遺跡中央の最大仏塔

唯一、空洞のまま残された遺跡中央の最大仏塔

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四角形壇の回廊の見学を終えて、円形壇に到着すると階下に広がる遺跡公園内の濃い緑、背景の山々、無数のストゥーパ(仏塔)が視界に飛び込んできます。ストゥーパとは釈迦の遺骨や遺物などをおさめた塔の一種です。ボロブドゥールは世界最大級のストゥーパ(仏塔)遺跡でもあり、石のブロックを漆喰などの接着剤の類を一切用いることなく積まれていてます。

最上部の円壇中央には大きなストゥーパが置かれており、その周りを囲むように、釣り鐘型の小さなストゥーパ・全72基が3層構造で規則的に並んでいます。ストゥーパの切り窓からは、それぞれひとつづつの仏塔内部に“釈迦仏像”が1体づつ安置されているのが確認できます。

しかし、不思議なことに、天を目指すかのような中央の特大ストゥーパだけは、中央が空洞になっています。かつて「シャイレンドラ王朝の王の遺骨が入っていた」という説や、「あえて何も置かず空っぽにしており、ジャワ仏教の独自性が示された「空」の思想を強調している」とする説など、諸説あり、こちらもボロブドゥールの歴史をたどる面白みの1つとなっています。

人気のサンライズツアー

人気のサンライズツアー

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ボロブドゥールの見学コースで特におすすめしたいのが「サンライズツアー」。太陽が昇り始める時間はおおよそ6時。数分前から、密林に霧が立ちこめ、雲の切れ間から差す光が、霧をピンクに染め始めます。青味がかった空はパープルに変わり、雲が反射する光の色が言葉で表現することができない、神秘的な世界を作り出します。この幻想的な景色から、宗教を越えて、ボロブドゥールという場所の神聖さを肌で感じることができます。

刻々と変わりゆく情景を、無数に並ぶストゥーパに囲まれて眺める特別な時間は、一生の思い出になること間違いありません。そして、ストゥーパのうち、格子部分が壊れて仏像が姿を現しているところがいくつかあり、絶好の撮影ポイントとなっています。朝陽が昇る前に場所取りをお忘れなく!

女性は仏像の右足小指 男性は仏像の右手小指

女性は仏像の右足小指 男性は仏像の右手小指

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ボロブドゥールで外せないのは「仏像に触ると幸せになれる」と言われているストゥーパ。
『クント・ビモ』 と呼ばれている仏像が納められていて、ストゥーパの穴から手を伸ばし、「女性は仏像の右足小指、男性は仏像の右手小指に触れると願いがかない、幸せになれる。」といわれています。

実際、チャレンジしたところ、右足は容易でしたが、右手は難易度が高いと感じました。この仏塔の前だけは地元の人も、各国からの観光客も、たくさんの人が列を作って順番待ちをしています。歴史的な建造物のとしての他に、パワースポットとしても人気が定着していることが感じられます。

是非、ジャワ島で運気を掴むチャレンジをしてみてください!

最後に

興味深いことに、後々の調査で「ボロブドゥールの土台に使われていた土と、発見時に被っていたものの土質が同じ」ということが判明し「“完成とほぼ同時に埋められた”と推察される。」とう説が浮上してきました。現在この説を否定する要素も、肯定する要素もないため、「もしこの説が正しかったら、いったいそれは何のためっだたのか。」という謎が謎を呼ぶ状態となっています。

ボロブドゥール遺跡見学の玄関口「ジョグジャカルタ」はバリ島から飛行機で75分、インドネシアの首都ジャカルタからは同じく飛行機で65分の距離です。近くには、世界遺産の「プランバナン遺跡群」もあるので、合わせて見学する1日ツアーを組むこともできます。

ぜひ、ボロブドゥールを訪れて、世界で一番に選ばれた神秘の「サンライズ」と、今も解明されない「多くの謎」を実際に体験してみてはいかがでしょうか。

*所要時間*
成田・羽田 → ジャカルタ  7時間46分
ジャカルタ → ジョグジャカルタ 1時間05分

成田・羽田 → デンパサール 7時間15分
中部・関空
デンパサール → ジョグジャカルタ 1時間15分

掲載内容は執筆時点のものです。

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