まず園内に入って皆さんを一番に迎えてくれるのは・・・
こんなに小さなフクロウ。
「お洒落なフクロウの置物だな」と微動だにしないこのフクロウを見て、きっと誰ひとりとして本物だとは思わないでしょう!
それくらいフクロウは動かない生き物なのです。
まるで息さえしていないかのような姿が本来の姿と知ってしまったら、この後園内で行われる猛禽類のショーのフクロウの姿に驚くことでしょう。
ただケージの中の鳥を見るのではなく、鳥たちが自由に羽ばたいている姿を間近で見られたり、手に乗せて触れ合えることも富士花鳥園の大きな魅力です。
鳥をペットとして飼ったことのない方や、触れ合ったことのないお子さんにとって、鳥がこんなにも感情表現豊かで、コミュニケーション能力に優れ、愛情深い生き物だと知ることができるのはきっと貴重な経験になるはずです。
見たこともない位、どこまでも続くベコニアのカーテン。
園内に入った途端に目に飛び込んでくる、天井から吊るされたこぼれそうな程沢山のカラフルなベコニアに、南国に紛れ込んだような気分になってしまいます。
富士花鳥園は全天候型の空調ハウスになっていて、全体が大きなビニールで覆われているような作りになっています。
このハウスの中にいる限りは、雨が降っても大丈夫。
ベゴニア類1300品種、フクシア750品種の溢れるような花達に包まれながらショーを見たり、食事を楽しんだりすることができます。
沢山取り囲むように並んでいる鉢植えのベコニアは、なんと富士花鳥園で交配されたオリジナルのベコニア!
名前だけは聞いたことがあっても、実際にベコニアを見たことがなかった方は、大ぶりで華やかで見事な咲きっぷりに心を奪われることでしょう。
一年のどの季節に行っても、1200株のベコニアが満開なのも富士花鳥園の魅力ですね!
そしてこのベコニアのカーテンの下で楽しむ食事も期待して欲しいポイント!
特にB級グルメの祭典「B-1グランプリ」で優勝したことのあるご当地グルメ 「富士宮やきそば」 は、すぐに売り切れてしまうので、絶対に食べたい方は早めの昼食がオススメです。
こちらは古代インカで「女王様の耳飾り」と呼ばれたというアンデスの名花、「フクシア」です。
まるでイヤリングのように垂れ下がって咲くことからそのように呼ばれたのでしょう。
それぞれの花の形や色を良く見てみると、まるで女の子がドレスを着て踊っているみたいです!
数千種類もあるフクシアですが、日本のような高温多湿には弱いという欠点があります。
でも富士花鳥園では、アメリカ・英国・ドイツ・オランダなどから最新の名花、700品種を揃え、そのうち200品種を園内で見ることができますよ。
豊富な花色と形に、見ているだけで心が躍るようです。
花には、一重・半八重・八重・そしてトリフィラタイプ (細い筒状の花をつけるもの)などがあり、大きさも長さも色も実に様々。
一日かけても200種全てを見極めることは難しそうですが、時にはゆっくりと可憐な花を眺めて、あなたのお気に入りの「女王の耳飾り」を選んでみてはいかがでしょうか?!
まるでクチバシをオレンジの絵の具に突っ込んでしまたかのような、色鮮やかな美しいクチバシの大きな鳥、皆さんはどこかで見たことがありますか?
熱帯の島から飛び出してきたかのような、日本ではまず街中で見かけることのできないこちらの鳥は「オオハシ」です!
中央アメリカから南アメリカの熱帯雨林に生息しているそうで、
富士花鳥園では、オオハシの中でも一番大きな「オニオオハシ」に会えますよ!
オニオオハシはその名の通り「大きなクチバシ」という意味があり、このクチバシで求愛をしたり、体温調節をするための放熱器として役立っているそうです。
果物やペレットのエサを指に乗せたりつまんだりして、口元に差し出してみると・・・器用に大きなクチバシを使って食べてくれますよ!
好奇心旺盛で愛らしいオニオオハシと触れ合える滅多にない機会です。
ぬいぐるみみたいに可愛いくて愛嬌たっぷりなオニオオハシの不思議な魅力にハマってしまうかも?!
園内の大きなケージ、ロリキートランディングにも是非足を運んで。
一際騒がしく飛び回っている元気でカラフルなインコ達。
ホロホロ鳥やヨウム、ナナイロメキシコインコなど8種類80羽のインコ達が手を伸ばすとこんな風に慣れた様子で乗ってくれます。
こちらはオオハナインコのオスのもんたくん。
こんなに大きなインコでクチバシも大きめなので、手に乗ってくるのがちょっと怖いと感じるお子さんもいるかもしれませんが、大丈夫!
初めて会う人に心を許し、信頼して全体重を乗せてきてくれる愛らしい鳥たち。
ずっしりとした重みと暖かさ感じると、恐怖心は消え、和やかで幸せな気持ちになります。
おやつをあげれば頭や肩に賑やかにとまって楽しませてくれますよ。
思わずこぼれてしまう心からの笑顔は、どんな人でもシャッターチャンスですね!
そうそう、インコ達にに紛れて小さめのフクロウ達もいるので、是非見つけてみてくださいね!
いかがでしたか?!
都会では味わえない鳥と花に囲まれる一日。
富士の美味しい空気を味わいながら、世界で2番目に大きいエミューに餌をあげてみたり、ハリスホークの駆け抜ける風を肌で感じて、水面に浮かぶ大きなベコニアを思わずすくってみたり・・・。
気持ち良い屋外庭園で散策を楽しみながら、カモやコクチョウ達と触れ合ったり、元気よく泳ぐペンギンを撫でたり・・・。
まだまだご紹介しきれなかった沢山の鳥と花に溢れていますので、是非その目で確かめてみてくださいね!
五感をフルに使って花と鳥の美しさを存分に味わえる「富士花鳥園」。
動物園とも植物園とも違う、花と鳥の楽園での一日は、園内に咲き乱れる花のように訪れた人の心をきっと幸せで満たしてくれることでしょう。
お子様連れの方には、中々触れ合えない沢山の鳥と触れ合うことができるのでとてもオススメです!
また、写真が趣味の方にも園内は沢山の撮影スポットで溢れているので、じっくりゆっくり好きなアングルで思う存分写真を楽しんでいただけます。
今週末、早速お気に入りのカメラを持って、出かけてみませんか?
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(2024/10/5更新)
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