写真:おしみ ゆかり
地図を見る国立駅からバスで10分。南武線谷保駅から徒歩3分の場所にある谷保天満宮は東日本最古の天満宮で、亀戸天神、湯島天神と並んで関東三天神と呼ばれて居ます。正式には「やぼてんまぐう」と読み、「野暮天」の語源になったという説も。御祭神は菅原道真公。903年(延喜3年)に道真の死を受けて、三男の道武が像を刻み、今の府中市辺りに廟を建てて祀ったのが谷保天満宮の創建とされています。1000年以上もの歴史ある天満宮なのです。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る鳥居を潜り境内に入ると、1000年の歴史の重みなのか、がらりと空気が変わります。そして、つやつやの羽を持つ鶏がお出迎えしてくれます。でも、天神様の使いは牛のはず。なぜ鶏が放し飼いになっているのでしょう。これは、30年ぐらい前、例大祭で使う獅子頭の毛(鳥の羽根)が足りなくなったが、なんの羽か解らなくなったため、色々な鳥を飼い始めたのがきっかけだとか。今では谷保天満宮と云えば鶏、と云うぐらい名物の1つとなっています。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る菅原道真公の花は梅。谷保天満宮には350本の梅があり、時期になると見事な花を咲かせます。3月上旬には梅祭りも開催され、沢山の花見客で賑います。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る初穂料1,000円。菅原道真公の花である梅がデザインされており、下はピンク、上は青い空をイメージする水色が施されたパステル調で本当に綺麗で美しい御朱印帳となっています。栞付きです。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る谷保天満宮に行ったら、外せないのが「つぼやきいも」!ゆるい文字とイラストが書かれた大きな壷で焼かれる焼き芋はホクホクアツアツで美味しいですよ。※冬季のみの営業
冒頭でも触れましたが、近頃急増しているといわれる御朱印ガール。確かにかわいい御朱印帳を見ると集めたくなりますし、それをきっかけに神社に参拝に行くようになるのはとても素晴らしい事です。ですが、御朱印を集めることがメインになってしまっては意味がありません。御朱印を戴くのは、参拝してから。マナーを守って、楽しく御朱印を集めましょう。
谷保天満宮では、11月には鷽替え神事、9月には例大祭など季節ごとに魅力的な行事が行われて居ます。御朱印帳目的で参拝に行った人も、また行きたくなること間違いなし!是非、足を運んでみてくださいね。
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この記事を書いたナビゲーター
おしみ ゆかり
仏像やこけしなどの伝統工芸品、郷土玩具など、その土地でずっと守られているものに魅力を感じ、その土地を訪れるのが大好きで良く旅に出ます。旅先で出会った、美味しいものや可愛いものなども、紹介していければと…
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