世界で初めてインスタントラーメンとカップ麺を発明したのは、日清食品の創業者・安藤百福氏です。彼の業績をたたえて1999年にオープンしたのが「インスタントラーメン発明記念館」でした。
建物の前には、大きなカップヌードルの上に立ってチキンラーメンを右手にもつ安藤百福像が設置されています。
建物は二階建て。一階には、現在までに発売されたインスタントラーメンが壁にずらりと並べられており、限定ものなど「あ、こんなのあった!」と懐かしい気持ちになるものも。また、安藤百福氏が自宅の裏に作ったという小屋を再現してあり、こんな粗末な小屋で今や世界で販売されているチキンラーメンが生まれたのだと思うと感動しますね。さらに予約なしでマイ・カップヌードルが作れるコーナーがあり、麺や具を選び、自分でパッケージをデザインすることができます。
そして二階がチキンラーメンファクトリー。ここでは実際にチキンラーメンを作れるのですが、こちらは予約制です。
チキンラーメンファクトリーは予約制で、インターネットと電話で受付しています。
しかしながらこの予約をとるのがかなり難しい!3ヶ月先まで予約を受け付けているのですが、土日は希望が殺到するのですぐに予約がいっぱいになってしまいます。予約は体験希望日の3ヶ月前の同日10時から受付スタートなので、その日の朝一に電話もしくはネットで予約しましょう。(たまに団体がキャンセルすることがあり、運がよければ空きがでることもあるので、ちょくちょくチェックしてみるのもいいかもしれません。)
また、体験はペアで行われるため、予約も2名以上。小学生以上であることがルールで、小学1〜3年生は中学生以上とペアになることが必須です。
1つ気をつけたいのが、最終回の場合、体験が終わる時間が閉館時間と同じなので終わった後に館内を巡ることはできません。最終回を予約するときは、早めに来て先に館内を巡ったりお土産を買っておくことをおすすめします。
体験は90分。10人ずつぐらいのグループに分かれ、それぞれのグループにスタッフが一名ついて手助けをしてくれます。
まずは粉と調味料を混ぜて生地を作るところから。生地が完成したら製麺機にいれて10回ほど生地を伸ばしたら、麺を熟成させるためしばらく時間をおきます。その間に、パッケージに自由にイラストや文字を描きましょう。
熟成後、再び製麺機に生地をいれ今度は薄く薄く伸ばしていきます。それを麺状にすれば、チキンラーメンの麺の元がほぼ完成。それを蒸した後に味付けをし、最後はスタッフが油で揚げて乾燥させれば完成です!
揚げた麺を、自分が描いたイラスト入りのパッケージにいれて封をしてもらえば、世界にたった1つのチキンラーメンの出来上がり!!
通常のチキンラーメンもお土産としてもらえるので、味比べをしてみるのも面白いですよ。
ちなみに自分で作ったチキンラーメンは、通常のものより少し賞味期限が短いので早めに食べてしまいましょう。
チキンラーメンといえば、ひよこちゃん。インスタントラーメン発明記念館ではグッズも販売されています。
ちなみにテニスの錦織選手は日清食品所属ですが、彼が試合の時にひよこちゃんバッグを使っている様子がTVで流れて話題になったことがありました。ただ、残念ながら、あのバッグは非売品だそうです。
ひよこちゃんグッズのみならず、北海道限定袋麺セットや限定カップヌードルセットも販売されており、お土産にもぴったりなので要チェックですよ!
予約は非常に難しいですが、やはり生地づくりから体験できるチキンラーメンファクトリーはいい思い出にもなるはず!
食べ物を誰かと一緒につくる楽しみをぜひ味わってみませんか。
・インスタントラーメン発明記念館
住所/大阪府池田市満寿美(ますみ)町 8-25
開館時間/9時30分〜16時(入館は15時30分まで)
休館日/火曜日(祝日の場合は翌日が休館)、年末年始
入館料/無料
※2014年12月24日(水)〜2015年1月31日(土)の期間は工事のために全館休館になりますのでご注意ください。詳細は下記MEMOをご覧ください。
・チキンラーメンファクトリー
[体験料]
小学生 300円(税込)
大人(中学生以上)500円(税込)
※体験者全員に「ひよこちゃんバンダナ」のおみやげ付き
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(2024/10/16更新)
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