古刹・絶景から南房総グルメまで堪能〜千葉・那古船形を巡る〜

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古刹・絶景から南房総グルメまで堪能〜千葉・那古船形を巡る〜

古刹・絶景から南房総グルメまで堪能〜千葉・那古船形を巡る〜

更新日:2014/11/11 14:23

村松 佐保のプロフィール写真 村松 佐保 WEBライター

那古船形(なこふなかた)という駅名をご存じですか。JR内房線・館山駅の隣にあり、門前町の那古(なご)地区と、古くからの漁師町である船形地区の間に位置します。館山湾と山々に囲まれた、古刹が点在する風情溢れる町並みが自慢です。今回は那古船形駅を起点に1キロほどのところにある3つのスポット、大福寺と那古寺(なごじ)、そして南房総道楽園をご案内いたします。ウォーキングにも、ドライブにもおすすめです!

山の絶壁に張りつくように建つ!崖観音 船形山「大福寺」

山の絶壁に張りつくように建つ!崖観音 船形山「大福寺」

写真:村松 佐保

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「大福寺」に向かって足を進めているときに目に飛び込んで来る、切り立つ崖に張りつくように建つ観音堂の姿には目を見張ります。山肌や木々に鮮やかに映える朱色がとても印象的です。

真言宗智山派に属する大福寺は、観音堂が断崖の中段に飛び出すように建てられていることから、崖観音と呼ばれ親しまれています。ご本尊は、船形山の崖面中段に浮彫りにした磨崖仏(まがいぶつ/自然の岩壁や露岩などに造立された仏像)の十一面観世音です。県内最古の磨崖仏で、昭和45年に館山市の有形文化財に指定されています。717年に行基が地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して彫刻したと言われています。

那古船形駅までのアクセスは東京方面からの場合、JR内房線か、房総特急列車で館山まで行き、バスを使うこともできます。駅から大福寺までは、案内板標識を目安に歩けます!

詳細は、下記[MEMO] 崖観音 船形山 大福寺 をご覧ください。

眼下に広がる鏡ヶ浦(館山湾)が素晴らしい!

眼下に広がる鏡ヶ浦(館山湾)が素晴らしい!

写真:村松 佐保

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参拝の階段を上がると正面にご本堂が鎮座しています。前に植えられた一対の大きなソテツの木が見事です。脇に建つ無病息災延命長寿の延命地蔵尊や、全国を遍歴して修業した遊行僧 木喰(もくじき)の碑などを通り過ぎると、崖観音堂へと階段が続きます。幾重もの山肌の地層を見ながら登る先に、素晴らしい景色が待っています。

日本百景に選定されている館山湾は、北、東、南の三方を陸に囲まれているため、春から秋にかけては鏡のように穏やかというところから、別名「鏡ヶ浦」と呼ばれています。冬になると西風が吹いて荒れることもあります。

眼下に広がる眺望を是非満喫してください! 晴れた日には遠く伊豆大島まで望むことができます。崖に突き出すように建てられていますので、高いところがあまり得意でない人は、手すりから下を覗きこめないかもしれません。かなり迫力があります!

坂東三十三観音霊場 第33番 結願寺「那古寺」

坂東三十三観音霊場 第33番 結願寺「那古寺」

写真:村松 佐保

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坂東三十三観音霊場 第33番(結願寺)である「那古寺(なごじ)」は、別称「那古観音」と呼ばれています。奈良時代に建立された歴史のある寺で、行基が元正天皇の病を治すため、海中から得た香木で千手観音菩薩像を刻み祈願したところ、病気が治りそのお礼に建てられたのが那古寺の始まりと言われています。

ご本尊は千手観世音菩薩。境内には重要文化財の銅造千手観音立像 、千葉県指定有形文化財の那古寺多宝塔や木造阿弥陀如来坐像など多くの文化財が所蔵されています。

初詣に始まり、節分会、夏祭りなど様々な年中行事がありますが、中でもお釈迦様の誕生を祝う花祭り(降誕会 4月8日)には多くの参拝客で賑わいます。境内にある針塚では針供養も行われます。また、8月9日に行われる、四万六千日(しまんろくせんにち)の功徳日と呼ばれる縁日に参拝すると、百日分、千日分の参拝に相当するご利益が得られると言われています。

詳細は、下記[MEMO] タテヤマ 神社仏閣 那古寺 をご覧ください。

鏡ヶ浦を独りじめ!「潮音台展望台」からの絶景

鏡ヶ浦を独りじめ!「潮音台展望台」からの絶景

写真:村松 佐保

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ご本堂の裏手に急な階段が見えます。登ろうかどうしようか? と悩むかもしれませんが…。是非登ってみてください! 少し息が切れるかもしれませんが、壮大な景観が迎えてくれます。

那古寺観音堂の裏山は、昔から絶景の地として知られています。多くの文人墨客に愛され、詩歌にも詠まれています。潮音台(ちょうおんだい)と呼ばれる展望台に着いて鏡ヶ浦一帯の景色を目にした時は、疲れも吹き飛んでいることと思います。

唯聴かず 鏡が浦を行く船に ものも云ふべき 潮音の台 (与謝野晶子)

潮音台には二つの小さな積石塚がひっそりと建っています。和泉式部(いずみしきぶ)と、その娘の小式部内侍(こしきぶないし)の墓と言われています。

那古寺を訪れたら、潮音台からの景色に魅せられてください!

食と笑いのテーマパーク「南房総道楽園」

食と笑いのテーマパーク「南房総道楽園」

写真:村松 佐保

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「南房総道楽園」には、房総を丸ごと味わえる食事処や、通常よりも半日早く店頭に並ぶ地魚や持ち帰り寿司などの買い物を楽しめる生鮮市場、道楽園のオリジナル商品や、南房総の特産品からお子さま向けグッズまで多数取り揃えてある物産店などがあり、ご家族連れで楽しめます。

また一年を通じて温暖な南房総ならではの色とりどりの花々が咲き乱れる花市場や、富浦いちご狩りセンター(12月中旬〜5月中旬の営業)でのいちご狩りを楽しむこともできます。

さらにおもしろいのが、歌と笑いの劇場「ものまね赤尻文化会館」が併設されていることです。ものまね、マジック、歌謡、お笑いなどの芸人が週替わりで登場します。

食べて、買って、笑える南房総道楽園で、楽しい旅のひとときをお過ごしください。写真は、園内にある「ばんごや本店」の海鮮丼。このボリュームで780円(税抜き)!

詳細は、下記[MEMO] 南房総道楽園 をご覧ください。

最後に

海と山が一体となった町、那古船形の散策はいかがでしたでしょうか。どのスポットも駅から近く訪れやすいところばかりです。森林浴に癒されながら古刹を巡り、眼下に広がる景色を楽しみ、さらに新鮮な食も味わえる、そんな素敵な町で一日を過ごしてみませんか!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/10/27 訪問

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