写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る国見の森公園の入り口は国見山の麓にあります。麓には交流館があり、自然環境学習の展示、山の幸を使った料理体験ができる調理場、小さい子どもたちが遊べる木を使ったおもちゃの広場など、多目的施設となっています。
麓でもさまざまな遊びができますが、まずは山頂にある野外広場に向かいましょう。
山頂に行くには徒歩かミニモノレールの利用になります。山頂までは、ハイキングコースが整備されているのでとっても歩きやすいのですが、全長1.8km、約1時間の登りが続きます。ちょっとしんどいかなという方は無料のミニモノレールがおススメ。ゆっくりのんびり空の散歩をしながら18分で到着します。
事前予約は必要ありませんが、1時間に1本だけの運行で、定員オーバーになると乗れなくなりますので、予約をしたほうが時間を効率よく使えますよ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るミニモノレールを単に山頂に行くための交通手段と考えてはいけません!なんとスキーのジャンプ台と同じ38度の傾斜を登っていきます。傾斜を登っている間はまるでジェットコースター気分!ゆっくりのんびりゴトゴトと登って行きます。ジェットコースターとの違いは下降しないこと、体が傾かないこと。実は、傾斜を登っているときも水平を保つように設計されているんです。
フードがついた乗り物で、山を登るというとゴンドラのイメージがあるかと思いますが、このモノレールはゴンドラよりも森がすぐ近くにせまり、身近に感じることができてさらに快適!眼下を見下ろすと緑豊かな宍栗市内や中国道なども見渡せます!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るミニモノレールでも眼下を見下ろせましたが、さらに見渡したい!という方は山頂駅から徒歩10分で着く、山頂展望台へ。晴れた日には瀬戸内海まで見渡すことができます。
山頂駅周辺は約3000平米の広大な芝生広場が広がります。単に芝生が広がっているだけでなく、木で作られたさまざまな生き物が点在しています。イノシシの親子やキュートに座るカブトムシ、そして、なんと巨大なトンボも!トンボというと、♪夕焼け〜小焼けの赤とんぼ♪という歌を思い出すかと思いますが、作曲した三木氏は宍栗市の隣にあるたつの市出身!赤くはないですが、そんなところからトンボを設置したのかもしれませんね。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る行きはモノレールで、帰りはハイキングコースで帰るというのはいかがでしょうか。下りなので、1時間もかからずに下山することができます。道もしっかり整備されているので、普段はきなれたスニーカーで歩くことができます。
他にも1580年、羽柴秀吉軍により落城した「柏原城跡」などを通るハイキングコースや古墳時代中期の金山部古墳にいくコースなどいろいろありますので、本格的な山登りは難しいけど、歩きやすい森林散歩をしたいという方にはおススメです。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るもっと手軽に森林散歩をしたいという方には、麓の交流館から徒歩5分でいける比地の滝へ行ってみてはいかがでしょうか。
落差12mの苔むした岩の間を流れ落ちる滝は「旧暦の7月7日の夜明けになると、白いウナギが滝を登る」という伝説もあるそうです。ちょっとクネクネした感じがウナギが昇っているようにも見えるかも?
里山体験がメインの施設のため、食事がとれるレストランなどはありません。1日遊びたいという方はお弁当を持参してください。また、ごみ箱なども設置していないので、ごみはすべて持ち帰りましょう!
さまざまな里山体験ができる「国見の森公園」でめいっぱい自然を堪能してくださいね。
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(2023/12/7更新)
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