写真:大宮 つる
地図を見る「国営ひたち海浜公園」は総面積350ha、現在約190haが開園している、とても広大で見どころの多い公園です。「みはらしの丘」で、ネモフィラは春、コキアは秋が見ごろとなるのですが、そちらだけ見て帰るのではもったいない……!
園内で自転車を借りると、園内をあますところなく楽しむことができます。
レンタルできる場所は、中央、西口、南口の3か所。南口は土日祝日のみとなります。3時間で、大人310円・小人210円(以降30分ごとに加算あり)。なお、自転車はご自身のものを無料で持ち込みも可能です。
徒歩、自転車のほかの移動手段としては、「シーサイドトレイン」もあります。こちらは、園内を約40分で1周を回り、10か所の停留所で1日乗り降りが自由にできるといったものです。1日周遊券は500円ですので、お好みで選ばれてもいいかもしれませんね。
自然を感じながら、サイクリングコースを走ります。のんびりとした豊かな時間。ところどころに駐輪場があるので、目的の場所に行きたい時は自転車を一旦停めます。
旧土肥家住宅の古民家(ひたちなか市指定有形文化財)を見学しながら、中に入ると嬉しい梅ジュースのサービス(無料)が!
古民家の近くにある売店付近のベンチでは、なにやら美味しそうにほおばっている方がたくさん。
コキアをイメージしたクランベリー風味のソフトクリームと、「常陸野ハニードーナツ」です。ハニードーナツは、約30センチの冷たいドーナツ!5分くらい経ってから食べるのが食べごろのようです。
「みはらしの丘」を見ながら、食べると格別です!
写真:大宮 つる
地図を見る写真:大宮 つる
地図を見る「みはらしの丘」には約3万2千株のコキアが植えられ、9月後半から10月後半くらいが紅葉の時期。観賞時期としては、7月中旬から愛でることができます。赤く色づく前のコキアも見てみたいですね。
10月後半ともなると、真っ赤に紅葉しているところと、色が抜け黄金色になっているところとのグラデーションとなっており、それもまた美しい。その美しさは、多くの人を魅了……。
黄金色に染まるコキアを見ていると、なにか思いつくものありますよね?
そう、ホウキです!
別名はホウキグサといわれています。その名のとおり、枯れたあとは、ホウキとして加工・利用できる植物なんだそうです。
「みはらしの丘」でコキアを観賞したあとは、「みはらし広場」で一休憩してもいいかもしれませんね。軽食の売店があり、お昼ごはんを食べている方がたくさんいらっしゃいます。
さて、サイクリングコースに戻ります。
「ひたち海浜公園」は、太平洋岸に位置しているので“砂丘”もあるのです。砂丘という厳しい自然条件のもと生きる海浜性植物が生息しています。海からの距離や高さが変化するにつれて、生息する植物が異なってくるそうですよ。
写真:大宮 つる
地図を見る「砂丘観察園路」から自転車を少し走らせると、「香りの谷」があります。谷間を利用したハーブガーデンで、約110種類のハーブが植えられています。
足をふみいれると良い香りがふんわり漂ってきます。深呼吸するとリラックスできますよ。また、葉っぱの手触りも楽しんでみてくださいね。
写真:大宮 つる
地図を見る自転車で巡る「国営ひたち海浜公園」の見どころをご紹介しましたが、いかがでしたか?
サイクリングコースは1周約11キロあるので、園内をぐるっと走ったあとは心地よい疲労感が得られます。今回本文中でご紹介したのは一部となりますが、このほかにも多くの見どころや、「プレジャーガーデン」といったアトラクションが楽しめる遊園地などもあります。
1回では楽しめきれないので、何度も足を運びたくなる公園ですよ。
トイレや売店が各所にあるので、お子さん連れでも安心して楽しめます!
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(2025/2/11更新)
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