朝日岳登山のルートは『峠の茶屋駐車場』『峰の茶屋』『スリリングポイント』『朝日岳の肩』『朝日岳山頂』となります。
まずは峰の茶屋を目指しますが、那須の山々は基本的に火山であり、足元が火山岩の砂利でできています。これが足元を悪くしてしまい、なかなか負担が大きいのです。登山される方は最低でも運動靴は履いて下さいね。
30分も歩いていると遠くに峰の茶屋が見えてきます。ここは茶屋と言っても、『団子』も『お茶』もなく言ってみれば無人の避難小屋です。ここで一休みして朝日岳にアタック開始です。
峰の茶屋で少しの休憩を取ったら、朝日岳へ出発です。ここからは道も少しずつ険しくなるので、靴紐の確認や手袋を着用した方が良いかも知れません。
峰の茶屋から10分も歩くと『朝日岳山頂』が綺麗に見えてきます。秋から冬にかけては空気も綺麗なので、透き通った空の下で山頂が輝いているようにも見えます。
しかし、良く見てみるとなんとなく山が荒々しく見えますよね。そうこれからが朝日岳登山のスリリング体験の始まりなのです。
昔から『美しいものには棘(危険)がある』と言われていますが、それは登山においても言える話です。
朝日岳にもちょっと危険なスリリングポイントがあり、油断をすると大怪我をしてしまうこともあります。しかし、危険なポイントは景色も良く、山登りの醍醐味でもあることから人気も高いのです。
今回紹介するスリリングポイントの1番目は、『崖の横にある鎖場』です。ここは風も強く吹くポイントで、足を滑らせると崖から転落してしまう可能性もある場所です。
良く見てみると足場も斜めになっていて、ちょっと濡れるだけで滑ってしまいそうですね。遠くに南会津を望むこともでき、景色は最高ですが、夢中になると危険なポイントと言えます。
しっかりと鎖を持っていれば、女性でも安心して通ることができますので、挑戦してみて下さい。
尾根と言う言葉を聞いたことがありますか?尾根とは峰と峰とつなぐ稜線で、両方を崖に挟まれた道と考えて下さい。
朝日岳登山の途中には尾根っぽい場所が数箇所あります。これらは鎖でルートが示されていますが、両方が崖なので高所恐怖症の人は足がすくむかも知れませんね。
尾根沿いのルートは、遮断するものがないため景色も良く、遠くまで見晴らすこともできますので特に山の高さを意識することができます。
朝日岳登山では急な崖を上るポイントがあります。ここでは非常に体力を消耗するのですが、足の滑りには特に注意しなくてはいけません。滑ってしまうと下まで滑落してしまい、怪我ではすまないこともありますので、ゆっくりと確実に登ることを心掛けましょう。
朝日岳の山頂の真下にある、『朝日の肩』までもう少しのポイントでは、崖を数十メートル登る必要があります。火山性の山肌のもと、会津を見渡す景色は最高ですが、落石には十分注意が必要です。上を歩いている人の落石を受けると、滑落や怪我の原因になります。崖登りは前に意識を持つことが大切です。
山では危険な場所が見晴らしも良く、景色も綺麗だと良く言われます。朝日岳も同様に鎖が設置されている場所が、ベストビューポイントですね。
この記事を読んでちょっと危険と思われたかも知れませんが、実は子供や年配の方も問題なく登山を楽しんでいます。山で一番怖いのは油断であり、靴や服装などの準備はいい加減にしてはいけません。
ハイキング気分で那須ロープウェイに乗って、茶臼岳散策も楽しいのですが、ちょっと登山家気分で朝日岳スリリング体験は如何でしょうか?
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