ブラジル、カカオコーストにあるカカオ農園『プラ ヴィダ』でシンプルライフ体験!

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ブラジル、カカオコーストにあるカカオ農園『プラ ヴィダ』でシンプルライフ体験!

ブラジル、カカオコーストにあるカカオ農園『プラ ヴィダ』でシンプルライフ体験!

更新日:2014/11/11 14:21

wanderlust tomokoのプロフィール写真 wanderlust tomoko シヴァナンダ ヨガのインストラクター

ブラジルの北東部、サルヴァドールで有名なバイーア州には通称『カカオコースト』と呼ばれるエリアがあります。
名前の通り、カカオ農園やカカオの木がたくさん!収穫したカカオを使ってチョコレートを製造したり、宿泊施設を兼ねていたり、ボランティアを体験できるという農園もあるのです。
"Bean to Bar"(下記で説明しています)の更に先をいく、"Seed to Bar"の現場をのぞいてみませんか?!

電気も電話もインターネットもない、シンプルだけれど幸せになれる場所

電気も電話もインターネットもない、シンプルだけれど幸せになれる場所

写真:wanderlust tomoko

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サーフィンの大会も行われることで有名なブラジルの北東部バイーア州の『イタカレ』という小さな町から25キロ、バスで1時間30分の場所『アグア フリア』にあるカカオ農園『プラ ヴィダ(Pura Vida ポルトガル語でピュアライフのこと)』。ブラジル在住約9年のフランス人、アロルドとドイツ人のタデオが在住して農園を管理しています。

バイーア州の内陸部から大西洋に面している町『イタカレ』まで流れる620kmの長さの河、『コンタス河(Rio de Contas)』が目の前に流れています。農園へ行くのには、このコンタス河をカヌーで渡らないといけないのです。
農園には電気も電話もテレビもインターネットもない、トイレももちろん水洗ではありません。視界に入ってくるのは美しい自然とたくさんのカカオの木。聞こえてくるのは鳥のさえずりと滝の音。そして発酵過程のカカオ豆の香りが時折漂ってきます。

シンプルだけれど何故だか幸せを感じずにはいられないのです。太陽と共に目覚めて、日が沈んだらロウソクを点して楽器を弾いたりおしゃべりして、ご飯を食べて寝るだけ。便利な道具に囲まれているわけではないからこそ、自然と想像力が高まりアイデアが生まれてくる不思議な場所。

見逃していけないのは朝日が昇ったあとのほんの一瞬と、夜に空一杯に広がる満点の星の数々。もちろんお天気によって見え方は変わりますが、山にかかる霧とその上に広がる水色の空、そして太陽の光が反射して鏡のように雲を映し出す水面は、なんとも言えない不思議な景色です。一方夜は、無数の星がまたたいていて、眺めていると物思いにふけるのに最適な空間です。

太陽が昇っている間は目の前の河で泳いだり、カヌーに乗ったり、近くの滝まで歩いてみたり自然を満喫できますよ。

広大な敷地にはカカオやブラジル特産のアサイ、みたことのないようなフルーツまで!

広大な敷地にはカカオやブラジル特産のアサイ、みたことのないようなフルーツまで!

写真:wanderlust tomoko

ここの農園の特長は『パーマカルチャー(Permaculture)』と"Seed to Bar"。151ヘクタールもの広大な敷地のうち、51ヘクタールでカカオを栽培しています。

カカオ豆が板チョコになるまでの製造工程を"Bean to Bar" という言い方があります。Beanはカカオ豆、Barはチョコレートバー(板チョコ)のこと。チョコレートを製造している会社は、通常はカカオを仕入れるところから始まるのです。でもここではカカオを栽培してチョコレートまで製造しているので、農園の人いわく、"Seed to Bar"となるのです。

ここでは5種類以上のカカオに加えて、彼らも把握できていないほど多くの種類の果物や野菜を栽培しています。普段口にしている果物の木や野菜を観察してみるなんてなかなかできない経験ではないのでしょうか。
チョコレートはカカオというフルーツの種からできているということや、カカオの実は白く、この実を絞ったジュース、『ミエル ジ カカオ(Miel de Cacao)』、またカカオの実そのものは自然の甘みが溢れているという新しい発見も。

牛と鶏も飼育しているので絞り立てのミルクや生みたての卵を味わうこともできますよ。
もちろんここの農園で生産されるものは全てがオーガニックです。

こだわってつくられるカカオ関連商品はなんとしても試してみたい味!

こだわってつくられるカカオ関連商品はなんとしても試してみたい味!

写真:wanderlust tomoko

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ここの農園では年間約8〜10トンものカカオが生産されています。カカオの木を栽培し、収穫、発酵、洗浄、乾燥、焙煎、皮を剥き、粉砕、練って固めるという作業全てを行っています。


カカオを機械で細かくし、ブロック状にしたカカオ100%の固まりや、カカオニブに砂糖をまぶしたスイーツ、ブリンガデラと呼ばれるブラジルでよく食べられるあま〜いチョコレートを固めたスイーツなど生産しています。農園ではカカオニブそのものも購入できますよ。
ブランド名は、"Cacau Orgásmico"。カカオのフルーツで曼荼羅をイメージしたロゴが目印です。

収穫した中から品質のよいカカオを、発酵からチョコレートになるまでこだわりを持って製造しているので、出来上がった商品はカカオの味が強く濃くとっても美味しいのです。

丹念に作られるので大量生産は難しく、販売ルートにもこだわっているのですが、農園以外でも購入することは可能です。本文下のMEMO「オーナーのアロルドのホームページ」から確認できます!

カカオ農園に泊まってボランティア体験も

カカオ農園に泊まってボランティア体験も

写真:wanderlust tomoko

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長く滞在できる人は、カカオ農園でボランティア体験をしてみてはいかがでしょうか?
数泊の宿泊でももちろん訪れることはできますが、時にはのんびりと過ごしながら新しいことにチャレンジしてみるのも旅の醍醐味。ボランティアの期間は1週間〜もちろん気に入れば数ヶ月滞在も可能。

仕事は時期によって変わります。ボランティア用の宿泊施設のリフォームや建設を手伝ったり、壁をペインティングしたり、カカオ豆の発酵や洗浄に関わったり、野菜を植えたり、学べることは計り知れないほどたくさんあります。

運がよければ世界各国からのボランティアにも出会え、これもまた貴重な経験。共通言語は英語ですが、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語も使われています。

カカオがそこら中に!もちろんビーチも美しい、カカオ コースト

カカオ農園『プラ ヴィダ』を訪れるには近郊の町、『イタカレ』に滞在してみるのがおすすめ。小さな町なのに15以上ものビーチがあるのです。サーフィンスポットも多く、もちろん泳いだりのんびりしたりできるビーチもあります。どこも綺麗で、こじんまりとしている町で、ついつい長居してしまうとっても落ち着く場所です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/07−2014/09/21 訪問

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