「ヒンダート温泉」は、カンチャナブリーのバスターミナルから、No.8203のバスで2時間30分ほど走った位置にあります。少し遠いですが、サイヨーク国立公園やエラワン国立公園の間の道を走り抜けるため、車窓には美しい山並みが広がります。タイの美しい自然を眺めていれば、飽きることないでしょう。
「ヒンダート」付近で降りたら、3差路を探してください。バスが走る幹線道路の脇道を歩くこと5分程度で「ヒンダート温泉」にたどりつけます。
*水着を持参しましょう。
*バス停には「ヒンダート温泉」などの記述はありませんので、車掌さんに「ヒンダート」と伝えておきましょう。
「ヒンダート温泉」は、第2次世界大戦中の1942年に、旧日本陸軍の兵士が掘り当てたという、日本人と関わりのある温泉です。
温泉入口すぐ、駐車場のすぐ側に入場券売場があります。ここで入場券を購入し、お土産屋さんやレストランを越えて川の側にある入場ゲートに向かいましょう。入場ゲートでは入場券は販売していません。
*温泉施設内への食料品の持ち込みは禁止されています。飲み物は持ち込みが可能です。食料品を持っている場合、入場ゲートで預けることになります。
入場ゲートを越えると橋があります。橋の上から下を眺めれば、温泉と川で楽しむ人々が目に入ることでしょう。更衣室で水着に着替えたら、早速温泉を楽しみましょう。
浴槽は全部で4つあります。3層に仕切られた温泉と、少し離れた位置に1つ。3層に仕切られた温泉の真ん中の浴槽が一番熱く、両脇は真ん中よりも数度ぬるい程度です。少し離れた浴槽が一番温度が低く、温泉プールのような温度です。日本人にはちょうどよい温度なのですが、どうやらタイ人には熱いようで、足湯を楽しむ人々が目立ちます。温泉の底に敷かれた砂利の間から、新鮮な温泉がプクプクと湧いています。
熱くなったら、すぐ側の川に飛び込んで熱さまし。温泉と川と交互に入浴して、タイの温泉をじっくりと味わってみてください。
泉質:単純鉄泉
適応症:筋肉痛、慢性関節痛、貧血、高血圧、動脈硬化など
タイと言えば忘れてならないのが、タイマッサージです。「ヒンダート温泉」にも、もちろんタイマッサージの施設が用意されています。温泉で温まった体を、ゆっくりとほぐしてもらえば、効果倍増。街中のタイマッサージ屋さんでは、味わえない至福のときを過ごせるでしょう。
温泉に入るのも、結構体力を使うもの。カンチャナブリーへの帰路も、2時間30分もあるのですから、ローカルフードで腹ごしらえをしておきましょう。
入場ゲートを出れば、駐車場に沿ってレストランやお土産屋さんが軒を連ねています。レストランでがっつり食事をしてもよいですし、軒下で焼かれるBBQや焼き芋、カットフルーツなどの軽食を食べてもよいでしょう。コーヒー豆から挽く本格的なコーヒーなど、いろいろと揃っています。
バンコク近郊の街カンチャナブリーからアクセスのよい「ヒンダート温泉」は、週末ともなると多くのタイ人でにぎわいます。また、カンチャナブリー1日観光ツアーにも組み込まれていることが多いため、多くの観光客も訪れる有名な温泉地です。ぜひ、旅の疲れを癒やしに訪れてみてください。日本の温泉文化とはまた違った異国の温泉文化を楽しめますよ!
■アクセス
バンコクより:南バスターミナル発 2〜3時間
カンチャナブリーより:バスNo.8203「ヒンダート(Hin Dat)」下車 約2時間30分(6時から18時半まで、30分間隔)
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(2024/9/18更新)
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