未知の大陸!南極「ユニオングレーシャー基地」に滞在しよう

未知の大陸!南極「ユニオングレーシャー基地」に滞在しよう

更新日:2014/11/06 15:37

文明の発達した現代、人類未踏の地なんて、もはや世界中のどこにも残っていない、と思っていらっしゃいませんか?

実はあるんです!
その殆どが誰も立ち入ったことがない、未知の領域である場所が。

98%を雪と氷に覆われ、平均標高が2,000mを超える、極限の地、南極大陸です。

今回は南極大陸の基地で過ごす、極上で極寒の旅行をご提案します。
秘境好きの貴方は、必見ですよ!

南極のツアーシーズンは日本の冬!

南極のツアーシーズンは日本の冬!
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どこかで聞いたことのあるこの大陸。そういえば、日本からも南極観測隊が行っていたような・・・・・・。「学者や技術者が行く場所で、とても気軽に旅行なんてできないんじゃ・・・」と思っていらっしゃる方も多いかもしれません。
しかし現在は、南極海へのクルーズツアーや、南極半島への上陸ツアー、更に南極大陸にある基地に滞在するツアーまで多く存在し、一般旅行者でも南極に行ける時代がやってきているのです。

日本と南極の季節は真逆。日本が冬を迎える頃、南極にはツアーシーズンである夏がやってきます。

大陸内部にはロシアの輸送機で直行!

大陸内部にはロシアの輸送機で直行!
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南極大陸で一般旅行者が滞在できるのは、アドベンチャー・ネットワーク・インターナショナル(ANI)という旅行会社が所有するユニオングレーシャーという基地。
ここに行くには、チリのプンタアレナスという町からANIが所有するロシアの輸送機「イリューシン」を使わなければなりません。
(本文下MEMOにANIのリンクがあります)

イリューシンは、輸送機だけあって乗り心地も超ワイルド。
簡単な手荷物検査を受けて、宇宙船のような固い椅子に座ったら、ド迫力の爆音とともに、飛行機が飛び立ちます。
専用のフライトモニターに、巨大な白い氷山が写り始めたら、もう、南極大陸が近い証拠です。

勿論、南極大陸に空港なんてありませんから、この飛行機は直接氷の上に着陸します。
ドドドーーッという巨大な衝撃とともに、地表に降り立ち、乗降口が宇宙船のようにプシューッと開けば、その先はもう、雪と氷の大地です。

雪と氷の大陸、南極を歩いてみよう!

雪と氷の大陸、南極を歩いてみよう!
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南極大陸についたら、早速、自分の足で歩いてみましょう。
地表が思った以上に、様々な表情をしていることに驚くはずです。

飛行機が降り立つ場所は、風が強く、青い氷が剥き出しになっており、まるでスケートリンクのようです。一方で、山のほうに歩いていけば、ふかふかのパウダースノーが貴方を迎えてくれるでしょう。そして、ずっと遠く地平線まで歩いていけば、南極海まで続く巨大な氷原に出会えるはずです。

意外に快適な基地の生活

意外に快適な基地の生活
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ユニオングレーシャー基地には、ガイドに加え、一流のコックや医師、通信士が滞在しています。しかも彼らは、誰もが南極での危機管理を会得したサバイバルのエキスパート。
気さくで明るいスタッフが多く、すぐに仲良くなれるでしょう。

「南極に滞在する」といえば、場所が場所だけに、相当過酷な生活をしなければならないのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここユニオングレーシャーは、その期待をいい意味で裏切ってくれるでしょう。
美味しくレパートリーに富んだ食事や、飲み放題のお酒にジュース。トイレも新しく、温水シャワーまであります。寒いんじゃないかという不安もあるかもしれませんが、心配いりません。多くのツアーでは衣服の貸し出しを行っていますし、基地の共有スペースには、なんとストーブまであるのです。

無限の冒険の可能性を秘めた、南極

無限の冒険の可能性を秘めた、南極
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ユニオングレーシャー基地滞在のプランでは、基地のスタッフの案内に従って、基地周辺の色々な場所を散策することができます。それだけでなく、準備と経験によっては、南極点までここから歩いていくことだってできるのです。

南極大陸は、日本の40倍弱の面積をもちながらも、その過酷な環境によって多くが未踏の地となっています。それはすなわち、無限の旅行がそこに存在する可能性を秘めているということなのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したのは、日本からの往復を含めて大体2週間、金額にして100万円〜200万円かかるプランです。時間とお金はかかりますが、一生に一度の思い出づくりには、十分すぎるほどの経験を得られるはずです。南極海のクルーズは20万円からと、比較的手軽な南極ツアーも多くあります。

かつては、一部の冒険家や学者しか行けなかった南極ですが、今では一般旅行者にも門戸が開かれました。まだメジャーな旅行先ではありませんが、それゆえに、秘境感は抜群です!
ぜひ、旅行の選択肢のひとつに、加えてみてはいかがでしょうか?

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掲載内容は執筆時点のものです。

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