写真:しの
地図を見る新ご当地グルメ「苫小牧ホッキ炙りめし」は苫小牧の地場産ホッキを生で3個使用します。
まずはこのホッキ3個の盛り付けを目で堪能しましょう。
この3個にはそれぞれ「刺身」「直炙り」「貝焼き」と書かれてあるので、それぞれに従って食べて下さい。
尚、それぞれソースやタレなども付いているので、初めて食べる時に、食べ方がわからない方はお店の方に教わって下さい。この食べ方にも「苫小牧炙りホッキめし」の真髄が隠されていると言っても過言ではありません。
何故ならば、この炙りホッキめしは北海道初の「ファイヤーご当地グルメ」(火を使って提供するご当地料理)。生でも十分美味しいホッキをあえて贅沢に炙るのには理由もあり、それぞれに適したソースやタレがあるからです。
3個のホッキのうち、刺身以外の2個については「直炙り」「貝焼き」を飛騨コンロを使用して食べるスタイルはどのお店も共通していますが、これらに合うタレやソースはそれぞれお店独自のもの。和食・洋食・中華のお店がそれぞれしのぎを削ったレシピを提供していますので食べ比べも楽しいです。
「やっぱり生でも食べたい」の気持ちを満たす刺身もあるのでご堪能あれ。
尚、写真の料理を提供している「Cafe&Dining Angera」では、刺身は自家製割り醤油と自家製三升漬け、直炙りはゆず風味自家製ダレ、貝焼きにはバーニャガウダ風のホッキ貝のむき汁ベールのタレとバターが添えられています。
写真:しの
地図を見るでは実際に炙ってみましょう。
「苫小牧炙りホッキめし」のルールでは「直炙り」は飛騨コンロの左側の網で炙り、直炙り用のタレをつけて頂きます。
一方「貝焼き」は「直炙り」の逆側に貝焼き用のタレをかけ、そこにホッキをインして焼いて食べます。
ホッキは火を通し過ぎると固くなるのでさっと炙るのが正解。ふんわりとしたジューシーなホッキをご堪能下さい。また貝焼きは過熱しすぎると貝が割れる可能性がありますのでご注意下さい。
写真:しの
地図を見る副菜にも気が抜けません。
地場産ホッキ貝を使用した「ホッキの副菜」と「各店自慢の副菜」の2つの副菜と、地場食材を使った各店オリジナルの香の物も添えることも必須条件となっています。
これらは季節に応じて変化させることも可能とされているため、同じお店でもその時々によって違うホッキ料理を楽しむこともできます。
写真のお店ではサクッとした食感で万人にうける揚げ物と、ねっとりとした深い美味しさの和え物の副菜でした。他にもサラダなどを提供するお店もあります。
写真:しの
地図を見る「ホッキ炙りめし」と聞いてご飯ものが登場するイメージが湧くかと思います。
確かに、「苫小牧炙りホッキめし」にはご飯ものが存在します。
ルールとしては北海道産のお米を使い、地場産のホッキを使った「ホッキめし」であること。またご飯は180グラム以上であることです。
貝の入ったご飯は場合によって磯臭かったり、貝が固くなってしまっている残念なタイプもありますが、ホッキは大変ご飯に合うので、ホッキの旨みがぎゅっと凝縮した「ホッキめし」は見逃せません。
写真:しの
地図を見る地場産のホッキの汁物をつけることも条件になっています。
これも店のオリジナルが楽しめ、また、炙ったホッキを入れると格別の旨みが広がります。
最後には地場産の食材を使ったデザートも提供されます。たくさんの料理が提供されるので、デザートを忘れがちですが、デザートも「苫小牧炙りホッキめし」の一部なのでお忘れなく!
通常の「ご当地グルメ」と言えば単品で手軽なイメージです。
しかしこの「苫小牧炙りホッキめし」は一線を画し、名産品のホッキの魅力を伝えるべく、様々な調理方法で提供されるのが魅力。
あなたもホッキにハマるはず。
ホッキを中心に苫小牧の美味しさを凝縮した「苫小牧炙りホッキめし」を食べに苫小牧へgo!
■写真の料理を提供しているお店の基本情報■
店名:Cafe&Dining Angera
住所:北海道苫小牧市明野新町2-23-32
電話番号:0144-57-5768
*ホッキが産卵期を迎える5〜6月は禁猟期間となるため、「苫小牧ホッキ炙りめし」の提供はありません。
また、昼しか提供のないお店などもある為、事前予約をおすすめします。
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(2024/12/14更新)
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