ドイツ南部にあるフュッセンは、ロマンチック街道のハイライト、ノイシュヴァンシュタイン城の入り口となる町。日本からフュッセンへ行くには、まず飛行機でドイツのフランクフルトに飛び、そこからバスか列車を利用します。
フュッセン駅に降り立ったら、早速、レンタサイクルを借りてみましょう。駅周辺にはいくつかレンタサイクルを貸し出す店があり、身軽な旅行者でも困ることはありません。
次に地図を手に入れましょう。フュッセン周辺の地図を無料で手に入れたいのであれば、駅から100mほど東にいった十字路にあるインフォメーションセンターを訪れるといいでしょう。
より、詳しい地図が欲しい場合は、ドイツの本屋さんで手に入る「bikeline」シリーズがお勧めです。この本は防水加工されたサイクリングロード専門の地図で、フュッセンを含むロマンチック街道は、「bikeline Romantische Straße」に詳しく載っています。
(本文下MEMOに「bikeline Romantische Straße」のリンクがあります)
自転車と地図が揃ったら、さぁ、サイクリングに出発です!
フュッセンからノイシュヴァンシュタイン城があるシュヴァンガウの村へは自転車で5km。サイクリングロードの標識もあるので迷う事はありません。
自分の足で城に辿りつけば、観光バスに揺られる旅とは一味違った達成感を得られるはずです。
ノイシュヴァンシュタイン城を見学した後は、ぜひそのまま自転車でシュヴァンガウの村に向かって走りだしてください。城から村までは緩やかな下り。吹き抜ける心地よい風は、旅の疲れをきっと癒してくれるはずです。緑の草原につつまれた聖コロマン教会も必見ですよ!
フュッセン周辺のサイクリングロードは大変よく整備されていて、頻繁に看板も立っています。北に向かい、トラウヒガウ村を越えたあたりから道の様子は一変。時には、薄暗い森の中を、時には、牛や羊が闊歩する牧場の中を走ることになります。このような田舎道で、宝探しのように次の看板を探しながら走るのも、ちょっとした冒険気分が味わえて一興です。
もっと遠くへ、もっと長い距離のサイクリングを楽しみたい人には、電車の活用をお勧めします。ドイツでは自転車を電車にそのまま載せることができます。ランツベルク等、フュッセン近郊の町まで自転車で走って、そこから電車でフュッセンまで戻ってくるというプランも面白いかもしれません。
フュッセン周辺の魅力は、青々と続く草原と、その中に点在する小さな町や森。丘が多いため、展望も申し分なく、撮影スポットにも事欠きません。自転車で自由に走って、自分だけのお気に入りの風景をみつけてみませんか?
いかがでしたでしょうか?
フュッセン周辺は、サイクリングが盛んで、それを目的にやってくる観光客も少なくありません。サイクリングなんて初めて・・・・・・という人も、安心して自転車を楽しめる環境が整っています。緑あふれる初夏から初秋もいいですが、紅葉深まる晩秋、さらに冬になれば、うっすらと雪化粧した風景も魅力的です。
憧れのロマンチック街道で、気持ちのいい汗をかいてみませんか?
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