大人になった今こそ訪れてみたい「広島平和記念公園」で平和を願う

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大人になった今こそ訪れてみたい「広島平和記念公園」で平和を願う

大人になった今こそ訪れてみたい「広島平和記念公園」で平和を願う

更新日:2014/02/24 10:26

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー

広島といえば、世界で初めて原子爆弾が落とされた地。
広島平和記念資料館も作られ、修学旅行の定番旅行先でもあります。
刻々と変化する社会状況の中、大人になった今こそ改めて訪れ、核のない平和について考えてみるのも良いかもしれません。

平和学習の地 広島

平和学習の地 広島

写真:結月 ここあ

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1945年8月6日午前8時15分、世界で初めて原子爆弾が広島に投下されました。
その日の天候や、広島に連合軍の捕虜収容所がなかったことなど、不運も重なりこの地が選ばれました。
写真の原爆ドーム近くの相生(あいおい)橋が投下目標地点。
世界的にも珍しいT字型の橋が目標として分かりやすかったためと言われています。

シンボルは、「原爆ドーム」

シンボルは、「原爆ドーム」

写真:結月 ここあ

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その当時原爆ドームは、広島県物産陳列館でした。
チェコ出身の建築家が設計したヨーロッパ風の建物。
洋風でモダンな建物だったと想像がつきます。

原爆投下とともにこの建物は、無残な姿になりました。

人類史上最初の原子爆弾の惨禍を伝えていく為にも、核兵器廃絶と平和を求める誓いのシンボルとして保存され、1996年12月世界遺産に登録されました。
修学旅行生や、外国の方々もたくさんお見えになっています。
世界の方々にも原爆の恐ろしさを知って欲しいですね。

平和共存の世界を願って「平和の鐘」を撞く

平和共存の世界を願って「平和の鐘」を撞く

写真:結月 ここあ

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この梵鐘・鐘堂は、鋳金工芸作家で人間国宝の故・香取正彦氏の作品で、すべての核兵器と戦争のない平和共存の世界を達成することをめざして作られました。
鐘の表面には、世界は一つであると、国境のない世界地図が浮き彫りにされています。
撞座(つきざ)は、原水爆禁止の願いをこめて原子力マーク、その反対側には、鐘を撞く人の己の心を写しだす鏡が入れられています。
日本の音風景100選 にも選定されていて、誰でも、鐘を撞くことができます。
心をうつような鐘の音が、公園内に響きます。

折鶴が溢れる「原爆の子の像」

折鶴が溢れる「原爆の子の像」

写真:結月 ここあ

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三脚のドーム型の台座の上に金色の折鶴を捧げ持つ、高さ9mの少女のブロンズ像。
これは被爆で亡くなった佐々木禎子さんという少女が関係しています。
禎子さんは、2歳の時に被爆しました。
幸いけがもなく10年を過ごしましたが、小学6年生の時に突然白血病と診断され8か月間の闘病生活の後、昭和30年10月25日に短い生涯を終えました。
禎子さんは、鶴を千羽折ると病気が治ると信じ、薬の包み紙や包装紙などで1300羽以上の鶴を折り続けたそうです。
この禎子さんの死をきっかけに「原爆で亡くなった子ども達の霊を慰め平和を祈念しよう」という運動が起こり、この像が完成しました。
その後この話は、悲劇の象徴として日本だけでなく海外でも広く語り継がれ、今もたくさんの折鶴が捧げられているのです。

この像の周囲には、屋根付きの折り鶴台もあり、修学旅行生などから捧げられた沢山の千羽鶴が納められています。

原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)

原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)

写真:結月 ここあ

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世界最初の原子爆弾によって壊滅した広島市を、平和都市として再建することを念願して設立されました。

石室には、原子爆弾に被爆し、亡くなられた方々の名前を記帳した原爆死没者名簿が納められています。
毎年、平和祈念式典の際に、書き加えられたものを奉納していきます。
平成24年には、28万959名 名簿冊数の数は102冊となりました。
たくさんの方が原爆によって亡くなられた地ですが、意外にも空気が明るいのは、皆さまの祈りの気持ちが届いているからかと、思いました。

このドームのような屋根の中から、平和の灯そして原爆ドームが直線上に見えます。
ここから犠牲者の冥福と平和を祈る方が後を絶ちません。

また広島平和記念資料館では、被爆前と被爆後の広島の様子などが展示されています。
以前は、衝撃だった原爆の惨状が、子供たちや学生たちに、あまりに刺激が強すぎたため、現在は、核兵器のない平和な社会を願う、平和学習の場となっています。

戦争の悲劇や原爆の惨状を語る人も少なくなってきました。
ご家族やご友人と、戦争や核について語り、この歴史を未来へと引き継いで行くのが重要かもしれません。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/11/12 訪問

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