遠州の小京都・森町「小國神社」で初詣と縁結び!心願成就ならココ!

遠州の小京都・森町「小國神社」で初詣と縁結び!心願成就ならココ!

更新日:2019/02/26 17:48

遠州の小京都といわれる静岡県周智郡森町(もりまち)。森町には、御神域が東京ドーム21個分もの広さを誇る小國(おくに)神社があり、恋愛や仕事など様々な縁結びにご利益があると評判です。お正月には初詣の参拝客で賑わい、桜、新緑、花菖蒲、紅葉と四季折々いつ訪れても美しい神社です。静岡県西部、遠州一円の守護神と崇拝され、徳川家康など数多くの名将も信仰してきました。古代の森ともいわれる小國神社をご紹介します。

1450年以上もの歴史ある神社

1450年以上もの歴史ある神社
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小國神社は古代の森ともいわれ、樹齢数百年の老杉などが数多く生い茂っています。一の鳥居をくぐり参道に進んでいくと、見上げるほどに大きくて幹の太い木々に囲まれ、一帯は静寂で荘厳な雰囲気。天気の良い日には木漏れ日が美しく、風が強く吹く日でも取り囲む木々が風をも遮ります。

御祭神は「大己貴命 (おおなむちのみこと)」で、一般的には大国様(だいこくさま)と呼ばれ親しまれています。神話「因幡の白うさぎ」で、うさぎを助けた心のやさしい神様です。縁結びの神様としても広く知られています。

事待池とは?

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古来より、小國神社は「許当麻知(ことまち)神社=願い事を待つ神社」、もしくは「事任(ことのまま)神社=願い事のままに叶う神社」ともいわれており、人々の願いを成就してきました。

参道を散策していくと、左手側に八王子社につながる赤い橋が印象的な池があります。こちらは、神社に参拝をして、ことのままに願い事が叶った人がお礼に鯉を放ったとされる「事待池(ことのまちいけ)」。現在でも鯉が悠々と泳いでいます。

赤い橋の手前に架かる橋は、森町の伝統工芸品である森山焼の陶器片を色鮮やかにちりばめ、比売神様への架け橋として平成25年4月に新装されたものです。特に、新緑、紅葉の時期には、神聖な雰囲気と共に風情ある風景を醸しだします。

幸せのご縁や人生再起のご利益にあやかろう

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心の優しいだいこくさまの御神宝は宝槌で、様々な願いを叶えたとされています。拝殿に向かって左側には大宝槌がお祀りされており、天然の欅でつくられ幸せのご縁を運ぶとされる宝槌のお守りを授かることもできます。

2015年8月に放送されたTBSの人気番組「マツコの知らない世界」の「お守りの世界」編では、447体のお守りに守られているという中津川昌弘さんが、小國神社の宝槌のお守りを出世に願う人にご利益があると紹介しています。

また、多くの名だたる武将からも信仰を受けてきましたが、浜松城を築き、天下統一を果たした徳川家康もその一人。

浜松城主時代での苦境を数々乗り越えたことが、後の天下統一につながったともいわれ、戦の前には開運祈願しに参拝したといわれています。苦境を乗り越えた後に大成した家康のように、人生再起を願う人々が家康が参拝の休息の際に腰を掛けたという「立ち上がり石」を目指し全国から参拝客が訪れます。(二の鳥居をくぐる手前の左側にあります)

縁結びの御神木「ひょうの木」

縁結びの御神木「ひょうの木」
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社務所の裏手には、「ひょうの木」と呼ばれる縁結びの木があります。長い間、この地では縁結びの御神木として信仰されていましたが、近年のパワースポットブームにより、更に多くの方がお参りに訪れるように。平成16年には、森町の天然記念物にも登録されました。この幹がうねって上に伸びている感じが、とてつもないパワーをもらえるような気がしませんか?

ひょうの木と縁結びの由来は、「葉にイチジク状の穴があいた虫こぶができ、風が吹くと『ヒョウ』と音がして、男神が女神を呼ぶ際の笛として使われた」と伝えられていることからのようです。幸運の葉は、運がいいと見つけられるかもしれません!ぜひ探してみて下さい。(現在、御神木を守るよう囲いがあります)

また、境内には「金銀石」という金運と良縁にご利益があるとされる石があり、石を撫で隣にある松も撫でると成就されるといういわれがあります。

神前結婚式も人気です!

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縁結びでも有名な小國神社は、神前結婚式も大人気。結婚式を行う方も多いので、境内では幸せそうな新郎新婦さんの姿を目にすることも。運が良ければ、白無垢姿の花嫁さんが宮川沿いに架かる赤い橋にたたずむ奥ゆかしい姿に出会え、きっとうっとりすることでしょう。

平成15年には、秋篠宮同妃両殿下が参拝。ご夫婦が仲良く、そして子宝にも恵まれている事から、神前結婚式では、お二人がお座りになった椅子を特別に使用して式を執り行う事もあるようです。

例年11月下旬〜12月上旬には、このように宮川沿いに約千本のもみじが色づき静岡県屈指の紅葉スポットに。新緑の時期も大変美しく、三脚をもったカメラマンの方々が朝早くから撮影しています。

四季折々の美しい姿も楽しもう

4月上旬には約千本の桜、5月下旬〜6月中旬には約40万本の花菖蒲、11月下旬〜12月上旬には約千本のもみじの紅葉と四季折々をの美しさをたっぷりと楽しむ事ができます。四季折々の自然に触れながら、縁結びの神、福の神として慕われている「だいこくさま」にお参りしに小國神社に訪れてみませんか?きっとたくさんのパワーを授かる事ができるでしょう。

※小國神社や花菖蒲の詳細については、ページ最後の関連MEMO欄よりご覧下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。

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